「そのマナー、OK?」ミサキ&ケンタの結婚準備vol.10「ゲストへの配慮できてる?」
結婚式まで1カ月を切り、ミサキとケンタはゲストへのお礼を検討中。お車代や宿泊の手配など、式が近づくにつれ細かな作業が増えていき……。当日、みんなに気持ちよく参加してもらうための気遣いを、ふたりと一緒に予習しよう!
【登場人物】
西野 美咲
女子校育ちの29歳。英語力を生かして、商社で貿易事務をしている。父、母、妹と横浜で実家暮らし。片付けや料理は大の苦手。ハッキリした性格で天真らんまんが取り柄だが、気遣いやマナーは不得意分野。
吉田 健太
山形県出身の29歳。仕事は、ビールメーカーの営業職。大学時代は奨学金を借りて、バイトを掛け持ちしていた。イタリアンレストランで働いていたので、料理は得意。実家のサクランボ農家は兄が継いでいる。
お礼、お車代、着付けや宿泊の手配etc.
ゲストへの配慮って難しい!
結婚式準備の総仕上げとして大事なのが、ゲスト一人一人への対応。その中でもお車代は、人によっては大きな出費になるので特に気遣いが必要です。ミサキのように式直前になって検討するのは、やや遅い印象……。できれば招待する時点で伝えておくのがベターですが、気付いた時点から丁寧に対応してリカバリーを。宿泊や着付けなどは、万が一予約できていないとゲストに迷惑がかかるので、要注意。
これ、大丈夫だったかな……
【お礼の渡し方でモヤモヤ】
受付をしてくれた人の席にお礼の品を置いておきました。でも本人たちから何も言われなかったので、なんとなく渡し方がよくなかったのかな……と心配に。結局聞かずじまいで、モヤモヤしています。(ももさん)
【お車代リスト作っておけば……】
お車代を渡してもらおうと、受付に名前の書いた封筒を預けました。受付ではきちんと渡してくれたのですが、後から思うと誰に渡すかがすぐにわかるリストを作っておいた方が便利だったかもと、後悔しました。(みずきさん)
【どんなホテルか調べなかった……】
遠方からのゲストにはホテルを予約しました。でもどんな部屋なのかまでは確認せず。後から部屋がボロボロだったと聞いて、しまったと思いました。(ゆかりーのさん)
【お礼・お車代のマナー】
感謝の気持ちを伝えるために、抜け漏れ注意!
受付や余興、テーブルスピーチなど、当日仕事を頼んでいる人には、心のこもったギフトをお礼にお渡しして。
主賓や乾杯の発声をお願いする人には、「お車代」という名目で感謝を表します。これはお礼の意味なので、たとえ交通費がかかっていなかったとしてもお渡しするのがマナー。
遠方のゲストには、できれば招待状を発送する際に「お車代を出すかどうか」「いくら出すか」を伝える方が親切。
▼お礼・お車代のマナーがわかる記事はコチラ
From 編集部
結婚式準備の最終仕上げに“ゲストの気持ち”を点検!
結婚式の直前は、いろいろな確認や準備があって、自分たちのことでいっぱいになりがち。でも一番大事なのは、当日来てくれるゲストの気持ち。全員が気持ちよく出席してもらえるような状況になっているか、今一度考えてみよう。
構成・文/稲垣幸子 イラスト/愛内あいる
※記事内のコメントは2021年10月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー29人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2022年1月時点のものです
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