「そのマナー、OK?」ミサキ&ケンタの結婚準備vol.8「席次とギフトが決まらない!」
結婚式の準備もそろそろ大詰め。週末、ミサキとケンタはゲストの席次決めに奮闘中!会場との打ち合わせでは、決めていた引出物にまさかの黄色信号?! ゲストのことを思うばかりに右往左往するふたりと一緒に、結婚式まで突っ走ろう!
【登場人物】
西野 美咲
女子校育ちの29歳。英語力を生かして、商社で貿易事務をしている。父、母、妹と横浜で実家暮らし。片付けや料理は大の苦手。ハッキリした性格で天真らんまんが取りえだが、気遣いやマナーは不得意分野。
吉田 健太
山形県出身の29歳。仕事は、ビールメーカーの営業職。大学時代は奨学金を借りて、バイトを掛け持ちしていた。イタリアンレストランで働いていたので、料理は得意。実家のサクランボ農家は兄が継いでいる。
席次決めは難解パズルのよう! 引出物は即決と思ったけれど……
席次はゲスト一人一人の立場に応じて決めていくものの、それぞれの健康状態や人間関係などが複雑に絡み合い、すんなりと決まることはまれ。ミサキとケンタのように、夜な夜なふたりで話し合って、納得できる席次を完成させて。
また結婚式は慶事なので、引出物などのギフトに選ばない方がよいアイテムがあります。一見マナーに欠けるアイテムとは思わない物でも、実はNGということも。気に入ったギフトが見つかったら、問題ないか確認を。
席次とギフト、気になってます
【配慮した席次、失礼だった?】
大学の先輩と職場の同期の人がそれぞれ妊婦さんだったので、2人を扉の近くの席にしました。結果として、大学の後輩の人たちの方が高砂席に近い上座になってしまったので、本人や他のゲストが不自然だと感じなかったかなと、少し気になりました……。(あさみさん)
【カタログ式ギフトの中身が……】
ゲストの荷物が増えるのは申し訳ないと考えて、カードタイプのカタログ式ギフトを選びました。金額だけ見て決めてしまい、チョイスできるアイテムの種類がゲストに合っていなかったかもと、後で不安になりました。(Kさん)
【ご祝儀に見合わなかったかも】
親族のゲストには同じ金額の引出物をお渡ししました。ご祝儀を開けたら、予想以上に大きな額を頂いていて、「あの引出物では見合わなかったかも……」と申し訳ない気持ちになりました。(Lioさん)
【席次&ギフトのマナー】
プランナーや親にもチェックしてもらおう
親族の席次は親にヒアリングして、仲が悪い人を別の卓にするなど配慮を。友人同士の関係がわからないときは、さりげなく当人にヒアリングするのがベター。
結婚式のギフトは、ナイフなど“切れる”ものや、“歯が欠ける”ことがあるくし、踏み付ける靴下など、マナー違反になるものがあるので注意を。迷ったときは、プランナーさんに聞いてみるのが正解。何事も自分たちだけで決めないことが、リスクヘッジに。
▼席次&ギフトのマナーがわかる記事はこちら
From 編集部
ゲストのことを思って決めたことを伝えよう
席次やギフトを決めるときには、ゲストのことを思って決めるのが◎。妊婦さんだからあえて扉の近くにしたのなら、本人にその思いを伝えれば、丁寧なもてなしになります。また思い入れのあるギフトなら、それを選んだ理由をひと言スピーチで伝えればOK。マナーがネックで悩んだときは、ゲストにちゃんと伝えることでクリアして。
構成・文/稲垣幸子 イラスト/愛内あいる
※記事内のコメントは2021年7月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー36人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2021年11月時点のものです
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