彼とTRY!親あいさつで「聞かれそうな質問」どう答える?【回答例付き】
相手の親へ結婚のあいさつ、緊張しますよね。親から聞かれる質問に、ちゃんと答えられるかを心配する人も多いはず。そこで今回は、実際に先輩花嫁たちが“高確率”で聞かれた質問をPick up。ぜひ、彼と一緒に結婚あいさつのシミュレーションをしてみてくださいね。
まずは基本の質問をチェック!
親が知りたいことは山ほどありますが、基本的な情報として聞かれやすいのが下記です。事前に相手経由で親に伝えていたとしても、「本人から直接聞きたい」と質問する親は多いもの。スムーズに答えられるよう、また、内容がふたりで食い違っていないよう、事前に話し合って準備しておきましょう。
定番の質問
■自己紹介
・出身地(地元)
・家族構成
・仕事・勤務先
・学歴
■結婚について
・婚姻届提出の時期
・結婚後の住まい
Let’s シミュレーション!
質問1
【ここがPOINT!】
出会い方に限らず、出会った時期、場所、自分がときめいた気持ちをきちんと言葉にすると、親は嬉しい。時期や場所などふたりの話が食い違わないように、事前に擦り合わせておこう。
質問2
【ここがPOINT!】
自分の子どもを褒められて嫌な親はいない。いいなと思うところを照れずに伝えよう。ただし、「かっこいい」「可愛い」「高身長」など見た目ばかりを押し出し過ぎると、親は不安になるので注意。ピュアな気持ちで相手の内面や、存在自体が好きなことが伝わる言葉を選ぼう。結婚しても家族を大切にするニュアンスを含めるのも◎。
質問3
【ここがPOINT!】
うそをつくと後々の信頼関係にも関わるので、現状を正直に伝えよう。大事なのはやる気を全面に出して、ポジティブに伝えること。相手を思う気持ちがわかったり、ふたりで協力し合う様子が想像できる言い方をすれば、親にも安心してもらえるはず。
質問4
【ここがPOINT!】
A:自分が忙しいことで、相手に家事負担をかけたり、さみしい思いをさせていることへの申し訳なさや感謝の言葉があると温かい人柄が伝わる。仕事が早い日は家事もきちんと分担していること、改善を心掛けていることがわかれば親は安心する。
B:自分も忙しいのに、それ以上に相手を思いやり心配している言葉を掛けることで、愛情の深さが伝わる。ふたりが協力しながら前向きに頑張っている様子がわかると親も嬉しい。
質問5
【ここがPOINT!】
相手の親も賛成し、喜んでくれていることをポジティブに伝えよう。「反対されている」など、相手の親を心配させるようなことはあいさつ時に言うのは避けて。
質問6
【ここがPOINT!】
決まっていなくても大丈夫。ふたりで勝手に決めるより、あいさつ時に希望を聞かれた方が、親は頼りにされているようで嬉しいし、援助などの相談もしやすくなる。
質問7
【ここがPOINT!】
子どもについて聞く=親が孫の誕生を楽しみにしているということ。もし内心では「まだ先でいい」と思っていても、「授かったら嬉しい」こと、「親にすぐ報告したい」ことを伝えよう。
質問8
【ここがPOINT!】
「本当にそうで、困るんですよね」などと、親の言うことを認めて、一緒にネガティブなことを言うのはNG。短所をポジティブな言葉に変換して、そこが好きなのだと伝えれば、愛が伝わって親は嬉しい。
質問9
【ここがPOINT!】
聞かれたときに返事に困った様子を見せると親は心配に。自分が相手のことをどんなに好きで大切に思っているか、間髪入れず、堂々と答えられるようにしておこう。
From 編集部
相手を好きで大切に思う気持ちを素直に親に伝えよう
親として心配なことはいろいろあるけれど、一番気になるのは結婚相手の気持ち。結婚相手がわが子を心から好きで大切に思ってくれていること、結婚してふたりで頑張っていく覚悟があることがわかれば、親は嬉しいし安心してくれるはず。自分が親だったら、子どもの結婚相手にどんなことを言ってもらえば嬉しいか、想像しながら、どう答えるか考えよう。みんなが笑顔になれる親あいさつが叶いますように♪
岩下宣子さん マナーデザイナー
現代礼法研究所主宰。NPO法人マナー教育サポート協会理事長。「マナーとは相手を思いやること、お互いが心豊かに気持ちよく過ごせること」を信条に、時代の流れに合った分かりやすく愛のあるアドバイスでおなじみ。企業をはじめ、学校・商工会議所・公共団体などで、マナー指導や講演などを行うかたわら、マナーに関する本の執筆や監修も行う。
取材・文/笠原恭子 イラスト/ユリコフ・カワヒロ D/ロンディーネ 構成/紺矢里菜(編集部)
※掲載されている情報は2021年10月時点のものです
- 親あいさつ
- 結婚決まりたて
- 常識・マナー
- 安心したい
- 頑張りたい
- 楽しく読む