【夫実家へ初帰省】お年賀、宿泊etc.押さえておきたいマナー&親の本音を解説!
結婚したら、夫婦として夫の実家を訪れる機会は必ずやってくるもの。中でも初めて迎える年末年始の帰省は、どのように振る舞えばいいのか悩んでしまいますよね。今回は夫の実家へ帰省やごあいさつする際の迷いや疑問を、夫側の親104人がスパッとジャッジ。知っておきたい年末年始のマナーも載っているので、ぜひ参考にしてみてください。
お悩み1「年始あいさつのために帰省する際は、短時間の滞在でも大丈夫?」
結婚後、妻として初めて迎える夫の実家への帰省。親にしっかりと年始のごあいさつはしたいけれど、どこまで気にすればいいの?と迷う花嫁さんも多いはず。
同郷カップルのトモミさんの場合は、それぞれの実家に泊まるつもりだったので玄関先であいさつを済ませ、手土産を渡しておいとますることに……。
彼親の約8割は「短時間での滞在でも問題ない」と回答しているけれど、本当にそれで大丈夫?リアルな声にも耳を傾けてみよう。
親たちのリアルVoice!
「短時間の滞在でいい」
たとえ短い時間でも顔を見せてくれたことが嬉しい。(息子夫婦と中距離住まい/50代女性・未来のバァバさん)
「短時間の滞在でいい」
ゆっくりはしてほしいけど、息子夫婦の都合もあるので時間の許す範囲で良いと思う。(息子夫婦と遠距離住まい/60代女性・のんちゃんさん)
「短時間の滞在でいい」
元気な様子が分かれば短時間でも問題なし。あまり長すぎても気を使ってしまいそうです。(息子夫婦と遠距離住まい/50代女性・アロエさん)
「できるだけ長く滞在してほしい」
せっかく帰省したのだから、ゆっくりしていってほしいのが本音です。(息子夫婦と中距離住まい/50代女性・えみぴょんさん)
「できるだけ長く滞在してほしい」
滞在中は息子のお嫁さんをいろいろな場所に案内したいから、長く滞在してほしい。(息子夫婦と遠距離住まい/60代男性・ショウさん)
「できるだけ長く滞在してほしい」
遠くから来るのだから、たまには夜遅くまでおしゃべりできたら嬉しい。(息子夫婦と遠距離住まい/60代女性・ゆきやなぎさん)
ごあいさつと近況報告ができれば、滞在時間は気にしなくてもOK
多くの親が短時間での滞在でも構わないと回答する中、「せっかく帰省したのだからゆっくりしてほしい」という声があるのも事実。なかなか会えないからこそ、この機会にお互いの距離を縮めたいという親の本音も知っておきたい。すでに年末年始は日帰りと決めている人も、今後の帰省の頻度を上げたり、テレビ電話で顔を見ながら話すなど、こちらから積極的にコミュニケーションを図れば大丈夫。「会えないけれど、いつも気に掛けている」と親に伝えることも忘れずに。
お悩み2
「年末年始に帰省する際、宿泊は近隣のホテルでも問題ない?」
年末年始、義理の実家への宿泊を伴う帰省は気を使うもの。部屋に余裕がなかったり、親族が集まったりしている場合はなおさら。とはいえ実家があるのに「ホテルに泊まる」と言うと彼の親の機嫌を損ねるかもしれないし……。
先輩花嫁のえまさんも、ちょうど夫の姉妹も家族連れで帰省するため、「私たちまで泊まっても大丈夫かな?」と遠慮して、ホテルへの宿泊を検討したそう。
夫の親の本音は「宿泊施設でいい」「実家に泊まってほしい」が約半々という結果に。理由を詳しくみてみよう。
親たちのリアルVoice!
「宿泊施設でいい」
夫の実家へ帰省はお嫁さんも気を使うだろうから、ホテルに泊まっても気になりません。(息子夫婦と中距離住まい/50代女性・イルカさん)
「宿泊施設でいい」
家に泊まらなくても全く問題なし。私自身も夫の実家に泊まったことはありません。(息子夫婦と遠距離住まい/50代女性・ドナルドさん)
「宿泊施設でいい」
泊まることは元々想定していません。迎える側も、寝具を用意したりお風呂を磨き上げたりするのが結構大変です。(息子夫婦と中距離住まい/60代女性・ままさん)
「実家に泊まってほしい」
遠方に住んでいることもあり、滅多に会えないので、できれば泊まってほしい。(息子夫婦と遠距離住まい/60代女性・のんちゃんさん)
「実家に泊まってほしい」
実家があるのにホテルへ泊まるなんて他人行儀すぎると感じてしまいます。(息子夫婦と遠距離住まい/50代女性・AKE3さん)
「実家に泊まってほしい」
宿泊代がもったいない。部屋も空いているので、泊まってほしい。(息子夫婦と中距離住まい/60代男性・ともけいさん)
親の考え方にもよるけれど、半数以上はホテル泊を容認
宿泊施設を利用してもOKと答えた人の多くは、「お互いに気を使うから」とコメントしている。特に母親にその傾向が強く、父親からは「本人たちの希望を尊重する」という声が目立った。一方、家に泊まってほしい親からは「宿泊代がもったいない」「一緒に過ごしたい」との声が。帰省=実家に泊まるのが当然と考える親に対しては、遠慮せず素直に従ってもよさそう。迷ったときには親がどちらのタイプなのかを夫に聞いてみるのが一番!
お悩み3
「帰省できない場合、どんな方法であいさつするのが望ましい?」
ふたりの実家が遠方同士だと、どちらか一方にしか帰省できないケースも多く、そんな場合に悩んでしまうのが「訪問できない側」へのごあいさつ。
先輩花嫁のmizukiさんも、どちらの実家から先に帰省すればいいのか悩んだ一人。彼女の場合は実家同士がそこまで離れていなかったため、午前中と午後に分けて日帰りで訪問することができたけれど、物理的に難しい場合は、どんな方法であいさつをするのがベターなの?
親たちのリアルVoice!
「直接会えたとき」
ごあいさつが義務のようになると、お互いに疲れてしまうから、次に会うときでも構いません。(息子夫婦と中距離住まい/50代女性・未来のバァバさん)
「直接会えたとき」
ふたりの仕事の都合などもあるだろうし、ベストなタイミングで来てくれたら問題なし。(息子夫婦と遠距離住まい/40代女性・pekoさん)
「電話」
声が聞けたら嬉しいし、安心するので、電話してほしい。(息子夫婦と遠距離住まい/50代女性・アロエさん)
「電話」
映像で見られるテレビ電話ならなお良い。元気な様子が分かるから。(息子夫婦と中距離住まい/60代男性・ともけいさん)
「メールやSNSツール」
忙しいと思うので、時間があるときに近況を知られせてくれたら、それで十分です。(息子夫婦と中距離住まい/50代女性・ぽこるさん)
「メールやSNSツール」
できれば顔を見て話したいので、パソコンでのオンライン帰省が希望です。(息子夫婦と遠距離住まい/60代女性・のんちゃんさん)
「年賀状」
年始のあいさつは年賀状でやり取りできればいい。メールだと少し素っ気なく感じる。(息子夫婦と近距離住まい/60代男性・マー君さん)
「年賀状」
近況報告を添えた年賀状が欲しいです。(息子夫婦と中距離住まい/40代女性・ダイアモンドさん)
無理をせず、状況に応じたあいさつの仕方をふたりで相談しよう
帰省できないときのあいさつの手段としては、電話やメール・SNSを望む親が過半数。中でもテレビ電話やオンラインでのやり取りを求める人が多く、顔を見ながら会話ができると嬉しいと感じているよう。とはいえネットやモバイルを使いこなせる親ばかりではないので、難しい場合は電話をするだけでもOK。相手に応じたツールを考えてみて。ちなみに年賀状のみでのごあいさつは、よそよそしいので避けた方が無難かも。
お悩み4
「どのようなものを手土産にもらうと嬉しい?」
マナーの本などにはよく「手土産は日持ちのするものを」と書いてあるけれど、実際のところ、相手の親から本当に喜んでもらえる手土産ってどんなもの?
chm_wdさんの場合は、「会話のきっかけになれば」と、地元の銘菓を持っていきたいと考えていたけれど、店の名物でもある豆大福や草餅といった半生菓子は賞味期限が短いのでマナー違反かも?と悩んでしまったそう。実際のところ、どんなものを手土産にもらうと嬉しいのか、親の本音をみてみよう。
親たちのリアルVoice!
「洋菓子」
日持ちがするし、みんなで一緒に食べられるから。(息子夫婦と中距離住まい/50代女性・へむへむさん)
「洋菓子」
コーヒーが好きなので、それに合う洋菓子だと嬉しい。(息子夫婦と遠距離住まい/60代男性・とんさん)
「息子夫婦が住んでいる土地の名産品」
その土地ならではの珍しいものだと嬉しいし、楽しみ。さらにふたりの生活が垣間見えるようだから。(息子夫婦と中距離住まい/60代男性・まみたさん)
「息子夫婦が住んでいる土地の名産品」
名産品をきっかけにして、みんなの会話が弾みそう。(息子夫婦と遠距離住まい/60代女性・ばばさん)
「お酒類」
手土産に持ってきれくれたお酒で、息子夫婦と飲み明かせたら最高!(息子夫婦と中距離住まい/60代男性・仁平さん)
「お酒類」
夫婦で毎日晩酌をしているので、お酒類が嬉しいです。(息子夫婦と近距離住まい/60代女性・haruさん)
「和菓子」
できれば日持ちもして、好物のせんべいやおかきが嬉しいです。(息子夫婦と中距離住まい/60代男性・ともけいさん)
注目すべきは「その土地の名産品」。迷ったらコレ!
一番人気の手土産は万人受けする焼き菓子。「ふたりが住む地元の名産品」と答えた人も多かった。手土産に迷ったchm_wdさんも、やはりおいしい地元銘菓を味わってほしくて半生菓子を持参。ちょうど親戚も集まっていて、30個用意していた和菓子は取り合いになるほどの人気だったのだとか。「マナーに縛られすぎず、人数や状況に応じて判断することが大切だと思いました」とchm_wdさん。また、親の好物が分かっている場合は、あれこれ迷わずそちらを持っていくと確実に喜んでもらえる。
お悩み5
「持参するお年賀の金額はいくら位のものが最適?」
お年賀をはじめとした手土産って、みんないくら位のものを選んでいる?ある程度きちんとしたものを持参したいけれど、あまり高すぎるのも気を使わせそうだし……。
「普段あまり金額を意識したことはなく、大体5000円以内かなぁと思ってはいるのですが」とika_wd1204さん。結婚後初めて迎えた年末年始の帰省時は、お義父さんの誕生日が近いということもあり、手土産とバースデープレゼントを兼ねてふたりで1万円ほどの品を渡したそう。
親たちは1000円~3000円未満を5割強が望んでいるけど、その理由は?
親たちのリアルVoice!
「1000円未満」
手ぶらでいいよと息子には言っています。お嫁さんは気を使ってくれますが、仲の良いふたりを見るだけで十分です。(息子夫婦と遠距離住まい/60代女性・あずきさん)
「1000円未満」
元気な顔を見せてくれるだけで嬉しいので、金額は問いません。(息子夫婦と中距離住まい/50代女性・アッコちゃんさん)
「1000円~3000円未満」
あまり高額でない方がこちらも気が楽。気持ちだけでも十分嬉しいものです。(息子夫婦と中距離住まい/60代女性・のんちゃんさん)
「1000円~3000円未満」
自分が渡す場合でも、これくらいならと考えられる金額が3000円未満。(息子夫婦と中距離住まい/50代女性・未来のバァバさん)
「1000円~3000円未満」
父の日や母の日にもプレゼントが届くので、年賀は気持ちで構いません。(息子夫婦と中距離住まい/60代女性・ままさん)
「3000円~5000円未満」
ちょっと高価かなと思う位の手土産が嬉しい。(息子夫婦と中距離住まい/60代男性・アキバさん)
「3000円~5000円未満」
もらって嬉しい手土産の相場だと、このくらいするかな。(息子夫婦と中距離住まい/60代男性・ワタミさん)
「3000円未満」が8割強。高額でなくても問題なし!
実は「手土産を心待ちにしている!」というコメントはほとんどなく、多くの彼親たちは気持ちだけで十分だと考えている。その「気持ち」がどの程度の金額なのかはアンケートの数字の通り。ちなみに最も多かった金額帯は1000円~3000円未満。親にとってはふたりが顔を見せてくれることが何よりのお土産なので、頑張って高価な品を選ばなくても大丈夫。心を込めて選んだものなら、金額に関わらず喜んでくれること間違いなし。
お悩み6
「年末年始の帰省の際、お年賀は誰の分まで用意する?」
帰省先の家族が義父母だけなら問題ないけれど、同居する他の家族がいたり、滞在中に親戚の人たちとも会うとなると、誰と誰に渡さなくちゃいけないのか判断に悩むところ。
実は、先輩花嫁からも判断ミスを後悔する声が。「義父母宅を訪れた後、義祖母の家に移動して新年会が行われましたが、お年賀といえば祖父母に渡したお菓子だけ。合流した義弟の奥さんから、焼き菓子の詰め合わせを個別に頂きましたが、こちらは何も用意していなかったので焦りました」と@ebimaru_weddingさん。
調査では「親の分まで」が51%で一番多かったけれど、果たして誰の分まで用意するのがいいの?
親たちのリアルVoice!
「親の分まで」
実家の親だけでいいのでは?親戚の手土産まで考えていたら帰省がおっくうになると思います。(息子夫婦と中距離住まい/50代女性・ドナルドさん)
「親の分まで」
親の分だけで十分。もしくは実家に1つでも大丈夫です(息子夫婦と遠距離住まい/50代女性・みんとさん)
「親+祖父母の分まで」
同居する祖父母は孫からのお土産をとても喜ぶので、ぜひ持って来て。(息子夫婦と中距離住まい/60代男性・そら豆さん)
「親+祖父母の分まで」
近くに祖父母も住んでいるので、手土産を持って顔を見せに寄ると喜んでくれると思います。(息子夫婦と遠距離住まい/50代女性・アロエさん)
「親+兄弟姉妹の分まで」
親と同居している次男の分があれば十分です。(息子夫婦と中距離住まい/60代男性・パン屋さん)
「親+兄弟姉妹の分まで」
年始には息子の姉夫婦も来ることが分かっているので、そちらの分も用意してくれると嬉しいです。(息子夫婦と中距離住まい/60代男性・ともけいさん)
「親+親戚の分まで」
年末年始は親戚が寄り集まる習慣があるので、できればみんなの分を用意してほしい。(息子夫婦と遠距離住まい/60代男性・ワタミさん)
年末年始に顔を合わせる人を確認しておくと安心
帰省中はお世話になるのだから、ごあいさつがてらお年賀は持参するのがマナー。同居・近居の祖父母やきょうだいにも個別に渡すと喜んでもらえる。なお、親戚の分まで必要と考える親は少ないけれど、お付き合いの深さは家庭によって異なるので、迷ったら夫の親に相談してみて。ただ、アンケート結果によると「用意しなくていい」と回答した親が4割強も。基本的に会う予定のある人にはできるだけ渡すつもりで考え、事前に確認しておこう。
お悩み7
「大掃除やおせちの準備など、お手伝いはどうすればいい?」
悩みがちなお手伝いの振る舞い。料理や掃除などはそれぞれの家庭で勝手が違う部分もあり、どこまで踏み込んでいいのか迷う部分も。
年末に夫の実家へ初めてのお泊りしたonly_6_weddingさんの場合、「お手伝いしなきゃと思い、義母に声を掛けるものの、その都度『ゆっくりしていてね』と言われるので、実際にやったのは食事の上げ下げ程度でした。本当にそれでよかったのか、今でも少し不安が残っています。」と言います。
夫の親に聞いたところ「何もしなくていい」が約6割という結果に。妻にどうしてほしいと思っているのか、親の本音をみてみよう。
親たちのリアルVoice!
「何もしなくていい」
お客さんだと思っているので、のんびり過ごして。(息子夫婦と中距離住まい/50代女性・イルカさん)
「何もしなくていい」
たまの帰省なのに、疲れることをして負担に感じてほしくないから。(息子夫婦と遠距離住まい/50代女性・カーグランマさん)
「何もしなくていい」
自分のペースで行いたいから特に必要なし。お嫁さんはあくまでも息子の妻で、お手伝い要員ではないので。(息子夫婦と遠距離住まい/50代女性・ドナルドさん)
「必要なときに声を掛けたら手伝ってほしい」
することが何もないのも嫌だと思うので、手伝ってほしいときに声を掛けたいと思います。(息子夫婦と中距離住まい/60代女性・のんちゃんさん)
「必要なときに声を掛けたら手伝ってほしい」
おせちは注文することにしているし、手が掛かることはあまりないので、必要な時だけで大丈夫です。(息子夫婦と遠距離住まい/60代女性・ひなともさん)
「必要なときに声を掛けたら手伝ってほしい」
遠いところから来てくれるのだから、お皿を運ぶお手伝い程度で十分。(息子夫婦と遠距離住まい/50代女性・4人の母さん)
「積極的に手伝ってほしい」
早く家庭の味を覚えた方がいいと思うから。(息子夫婦と近距離住まい/60代男性・ひらまっちさん)
「積極的に手伝ってほしい」
ふたりでおしゃべりしながらおせちの準備をすると楽しそう。(息子夫婦と近距離住まい/60代女性・フリージアさん)
なんと!「積極的なお手伝い」を求める親はごくわずか
「帰省したときくらいゆっくりして」と、優しいコメントを寄せてくれた彼親が大半。結果を受けてホッとひと安心と言いたいところだけど、もちろん何もせずにテレビを見たりスマホを触っているだけだと機嫌を損ねる恐れがあるので、「何かお手伝いすることはありませんか?」とこちらから声を掛けることも忘れずに。「今後も長く付き合っていくので、お嫁さんになってくれて良かったと思ってもらえるよう、さりげないお手伝いをしたいと思います」とonly_6_weddingさん。
知っておきたい!
年末年始のごあいさつマナーQ&A
年末年始の帰省は、普段よりきちんとした服装の方がいいの?
【清潔で上品な服装を心掛けて】
かしこまる必要はないけれど、親御さんに対してだけでなく、帰省中はご近所の方と会うこともあります。第一印象が良いと好感を持ってもらえ、いい評価を頂けるので家族も嬉しくなると思いますよ。くれぐれも派手な印象やだらしない印象を与える服は避けましょう。(マナー講師・岩下さん)
お年賀はいつまでに渡せばいい?
【親しい親族の場合は三が日までに渡すのが一般的】
伺えない場合は「松の内」である1月7日までに。期間は地域によって異なるので確認しましょう。渡す際には旧年中にお世話になったお礼を伝えるとともに、新年のごあいさつなど心を込めた言葉を添えるとベストですね。(マナー講師・岩下さん)
喪中の際、年始のごあいさつはどうすればいい?
【言い回しに工夫したあいさつをしましょう】
「おめでとう」という言葉を使わなければ問題ないので、「新しい年になりました。本年もよろしくお願いいたします」というように、言い回しを変えてみてはいかがでしょう。(マナー講師・岩下さん)
初対面のめいっ子、おいっ子へのお年玉はいくら位が最適?
【包む金額は、お小遣いの1カ月分が目安】
初対面だからたくさんあげたいという気持ちも分かりますが、ここはグッと抑えて。お年玉は毎年続きます。ポチ袋に凝るなど、子どもでも美しい・嬉しいと感じるものをセレクトすれば、金額に関係なく喜んでくれますよ。(マナー講師・岩下さん)
その土地ならではの風習に、どこまで合わせればいい?
【極力合わせましょう】
「郷に入っては郷に従え」ということわざの通り、相手側の風習に合わせることで自分も楽になるので。そして、ぜひその状況を楽しんでください。知らなかったことを覚えるいい機会です。周囲になじみ、楽しんでいるあなたの姿を見ることで、彼の親も嬉しい気持ちになるはずです。(マナー講師・岩下さん)
From 編集部
頑張りすぎず、まずは仲良くなることを心掛けて
彼の親たちの本音、どのように感じましたか?年末年始とはいえ昔と違ってしきたりに縛られる感じでもないし、親にとっては息子やお嫁さんがはるばる来てくれるだけで嬉しいもの。ごあいさつや手土産のマナーなど最低限守るべきマナーはあるけれど、あまり気構えずリラックスして臨みましょう。
取材・文/南 慈子 イラスト/徳丸ゆう D/mashroom design 監修/岩下宣子 構成/間宮 愛(編集部)
※記事内のデータならびにコメントは2021年9月に息子を持つ親104人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2021年10月時点のものです
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