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お金・常識
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見積りからUPしやすい項目ランキング!金額が上がる理由を探ってみた

結婚式の費用は、最初にもらう見積りよりも高くなりがちって聞くけれど……実際のところ、アップしやすいのはどんな項目?アップする理由って?と疑問に思うプレ花嫁さんも多いはず。そこで、結婚式を終えた先輩花嫁にアンケート。見積りからアップした人が多い5項目について、その理由を探ってみました。

UPしがち第1位【料理】(65.2%がUP)

理由:初回見積りの内容では物足りずグレードアップする人が多いから

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当初の見積りから、実際にかかった費用がアップした項目について調査したところ、最も多いのは「料理」。なんと65.2%もの人が「料理」で費用がアップしたと回答しました。

「料理」の費用がアップしやすい理由として最も多いのが、当初の見積りでは料理の内容に満足できず、グレードアップや追加・変更をするから。また、料理の費用は単価×人数で決まるので、予定より人数が増えたことで費用がアップしたという人も多いようです。

私たちが見積りからUPした理由

a

【グレードアップで2万5000円UP】
魚料理をオマールエビに変更してグレードアップして、1人2300円×11名分で約2万5000円アップ。さらにパンの食べ放題も追加しました(なりさん)

b

【オプション追加で42万円UP】
コースのグレードアップに加え、デザートビュッフェを追加したら1人7000円×60名分で42万円アップしました(さぁさん)

c

【人数追加で80万円UP】
1人1万5000円→1万9000円になり、さらに人数が30名近く増えたことで、80万円ほどアップしました(ゆきさん)

【料理】の費用UPを抑えるポイント

どんな内容・グレードの料理で見積りが算出されているかをチェック。明らかにこのままの料理では出せないと思うような内容なら、あらかじめ追加・変更分を反映した見積りをもらって検討しましょう。ゲストとしての参加経験が豊富な親などの意見を聞くのもオススメです。

UPしがち第2位【衣裳】(62.4%がUP)

理由:「着たいドレスを諦めたくない!」こだわりが強い人が多いから

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見積りから費用がアップした項目で、次に多いのは「衣裳」。こちらも62.4%と多くの人がアップしたと回答しました。

「衣裳」の費用がアップしやすい理由として多く挙げられるのが、基本プランの中では着たい衣裳や小物が見つからず、プラン外から選んだり、購入して持ち込んだりする人が多いから。また、見積りには1着分しか含まれていなかったけれど、やっぱりもう1着……と衣裳が増えるケースもあるようです。

私たちが見積りからUPした理由

a

【プラン外から選んで20万円UP】
プラン内だと20万円までのドレスしか選べなかったけれど、とても素敵なシルクのドレスが30万円で、そちらを着ることにしたから。彼のタキシードも10万円アップして、20万円の予算オーバーに(machicoさん)

b

【購入することにして50万円UP】
どうしても着たいドレスがあり、レンタルではなく、購入したから(A.Sさん)

c

【カラードレス追加で40万円UP】
カラードレスを追加することになったから。さらにウエディングドレスもグレードアップすることにして40万円アップしました(さぁさん)

【衣裳】の費用UPを抑えるポイント

見積りの衣裳の金額が基本プランで計算されているなら、その中でお気に入りの衣裳を見つけられそうか、選択肢は豊富か、着たい衣裳の数が含まれているかなどをチェック。衣裳の選択肢が少ない、お色直しをしたいのに1着しか含まれていない、などの場合は、プラン外から選ぶ・追加するとどれくらいアップしそうなのか、会場に確認しましょう。

UPしがち第3位【写真・ビデオ】(50.1%がUP)

理由:ビデオ撮影、アルバム代……初回見積りに入っていない項目も多いから

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「写真・ビデオ」も見積りから費用がアップしやすい項目。50.1%と過半数の人が後からアップしたと回答しています。

これらの費用がアップしやすい理由は、ビデオ撮影やアルバム代、焼き増し代など、初回の見積りに入っていない項目が多いから。料理や衣裳などと違い、頼まなくても結婚式が成立するため、見積りには最小限のものしか入っていないけれど、新郎新婦や親としては「記念に」と追加したくなる要素がたくさんあるからなんです。

私たちが見積りからUPした理由

a

【ビデオの追加で15万円UP】
その日一日の記録ビデオ撮影を追加。初回の見積り時にはそのようなものがあるとは知らず、打ち合わせのときに知らされて、高かったけど撮ってほしかったので迷わず追加しました(I.Kさん)

b

【フォトグラファー指名と動画の追加で12万3000円UP】
こだわった写真をたくさん撮ってほしくて、もともと入っていた挙式後のスタジオ撮影をやめ、フォトグラファーを指名して2万5000円アップ。さらに初回見積りになかったビデオ撮影も一生の記念として残したかったので追加し、9万8000円アップ(popoさん)

c

【アルバムなどの追加で15万円UP】
キャンペーンでお得だと言われ、アルバムを両家分追加発注したら10万円アップとなりました。さらにフォトグラファーの手配で5万円追加となりました(あんなさん)

【写真・ビデオ】の費用UPを抑えるポイント

写真・ビデオは最小限の内容で見積りが算出されていることが多いもの。初回の見積り時に、ほかにどんなプランがあるのかを確認することで、後からのアップを抑えられます。その時点で選べなければ、人気のあるプランを会場に聞いてみるのもオススメです。

UPしがち第4位【装花】(43.0%がUP)

理由:フェアで見た華やかな装花のイメージに近づけたくなる人が多いから

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「装花」も43.0%と半数近い人が初回見積りからアップしたと回答している項目です。

装花の費用がアップしやすい理由は、これも見積りがごく基本的なプランで計算されているから。ブライダルフェアで見たような豪華な会場のイメージに近づけるには、かなりグレードアップしなければならないケースがほとんどだからです。また、1卓数千円のグレードアップでも、テーブル数が多いと数万円のアップにつながることも多いようです。

私たちが見積りからUPした理由

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【プラン外の装花に変更して3万円UP】
プラン内に収まるように選んでいましたが、和装にもオーシャンビューな会場にも合いそうで、好みにも合う装花があったので、3万円追加して変更しました(I.Kさん)

b

【使う材料を増やして50万円UP】
見たことのないような結婚式にしたくて、木やキャンドル、お花をたくさん使って晩さん会スタイルにしたら、1卓当たり12万円、合計50万円ほど追加に。冬で選べる木が少なかったのも金額アップの要因(コジさん)

c

【ボリュームアップで1万6000円UP】ゲスト卓の装花が初回見積りのプランでは物足りず、ボリュームアップ。2000円×8卓で1万6000円アップに(yucoさん)

【装花】の費用UPを抑えるポイント

装花も、見積りに入っているのはごく基本的なプランのことがほとんど。ブライダルフェアなどで見た装花が気に入ったなら、その場合はいくらくらいになるのかを聞いてみましょう。また、多くの人が選ぶのはどれくらいのグレードかも聞いておくと参考になります。

UPしがち第5位【ドリンク】(34.0%がUP)

理由:プランに含まれる内容では満足できないと後から気付く人が多いから

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「ドリンク」の費用が初回見積りからアップしたと回答した人は34.0%。料理や衣裳ほどではないですが、それでも3割以上の人がアップしています。

ドリンクの費用がアップしやすい理由は、料理と同様、見積りに入っているプランのままでは内容に満足できないという人が多いから。基本プランをグレードアップしたり、選べるドリンクの種類を増やしたり、オプションを追加することでどんどんアップします。

私たちが見積りからUPした理由

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【グレードアップして7万円UP】
基本プランの飲み放題を予定していましたが、せっかく日本酒がおいしい土地柄だから!と1つグレードをアップし、日本酒を飲めるようにしたところ、7万円アップに(U.Sさん)

b

【オプション追加で3万円UP】
見積りにウエルカムドリンクが含まれておらず、追加したら見積りより3万円アップ。しかも絶対に飲めない新郎新婦の分も費用がかかるのにはびっくりしました(ぷーさん)

c

【種類を増やして10万円UP】
女性ゲストが多かったので、カクテルなどの種類を増やすことに。2000円×50名分で10万円アップしました(R.Gさん)

【ドリンク】の費用UPを抑えるポイント

ドリンクも見積りに入っているプランの内容をしっかりチェック。例えば飲み放題プランなら、よく飲まれる人気のドリンクが入っているか、女性が多いならカクテルなども選べるかなど、ゲストの顔ぶれに合わせて選ぶことも大切です。

まだある!UPしやすいこの項目に注意!

5位までにランクインしなかった項目でも、例えば引出物を後からグレードアップした、演出で使うアイテムが見積りに入っていなかった、などというケースが他にもたくさん。どんなケースがあるのか、先輩花嫁の口コミを紹介します。

私たちが見積りからUPした理由

a

【引出物をグレードアップして3万円UP】
ご祝儀を多めにいただく親戚などには、少し高めの引出物を用意することにして3万円追加に(ichi5hanさん)

b

【引菓子を追加して4万円UP】
見積りの時点では引菓子の金額が入っておらず、追加したら4万円アップ(rinさん)

c

【両家に渡すブーケ代で3万円UP】
両家への花束贈呈の演出で使うブーケ代が初回の見積りに入っていなくて、後から3万円アップしました(M.Oさん)

From 編集部

見積りは「最小限」ではなく「人気のプラン」で計算を

先輩たちが見積りからアップした理由を探ってみたところ、「基本のプランでは満足できなかった」というものがほとんど。料理も衣裳もすべて「最小限いくらから」で計算すると、打ち合わせのたびに希望が増えて加算されてしまいます。

見積りの際、自分たちの希望がはっきりしていなければ「料理はどのグレードが人気ですか?」「装花はどれくらいになるケースが多いですか?」などと聞いてみましょう。

見積りからの大幅アップを防いで、大満足の結婚式を!

構成・文/前川ミチコ イラスト/佐々木千絵
※掲載されている情報は2021年10月時点のものです
※記事内のデータとコメントは、「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」(全国推計値)および2021年8月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー87人が回答したアンケートによるものです。

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