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お金・常識
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30代以上の花嫁が本気のアドバイス「結婚式これだけはケチっちゃダメ!」

30代、40代で結婚式を挙げるなら、社会人経験を積んだ大人ならではの風格を感じる結婚式にしたいところ。実際に大人な花嫁たちは、結婚式でどこにお金を使っているのでしょうか。先輩花嫁たちが「これだけはけちっちゃいけない」アイテムを本音で教えてくれました。

※費用に関しては、ご本人のお話に基づいて編集しており、時期や内容によって変わることがあります。

30代以上の先輩花嫁194人にお金のかけどころを大調査!

結婚式これだけはけちっちゃダメ!ランキング発表

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結婚式を挙げたとき、30代以上だった先輩花嫁さんに、結婚式で「これだけはお金をかけるべき」と思うものを3つまで選んでもらったところ、1位はゲストのための「料理」、続いて一生の思い出に残る「衣裳・衣裳小物」、「写真・アルバム・ビデオ」という結果に。なぜ大人花嫁は、これらをけちってはいけないのでしょう。1位から7位まで、アイテム別に解説します。

1位 料理(133票)

おもてなしの要だからこそ料理の質は落とせない

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実に69%の花嫁が「料理はけちっちゃダメ」という結論に。なんといっても料理はおもてなしの要だから、と捉える人がほとんど。さらに、大人花嫁の結婚式では、ゲストの年齢層も高め。つまり結婚式への出席経験値もそれなりにある人が多いので、他の結婚式と比較して安っぽく見えるのは避けたい、という本音もあるようです。実はこの調査のランキング外を見てみると、「演出・余興」をかけどころに選んだ人は3%とごくわずか! ここから、大人花嫁は、結婚式で演出や余興にお金や時間をかけるより、ゲストにゆったりと上質な料理を楽しんでもらいたい、という傾向があることが見えてきます。

大人花嫁の「料理」へのこだわり、見せて!

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「料理にこだわった方が満足してもらえると思うから」と約2万5000円のコースを選んだのは、なぽさん(写真左)。
miyabiさん(写真中)は1万8000円のコースに。「ゲストへのおもてなしのためにはお金を削らずおいしいものを提供することがおすすめ」とアドバイス。
千佳さん(写真右)は、試食ありの見学会に行き、客層も考慮しながらコースの内容を一品一品選んだそう。「最後にお茶漬けを出すなどこだわった」コースで大人のおもてなしを実現しました。

大人花嫁の「かけどころ」体験談

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友人の中では遅い方の結婚だったので、ゲストも結婚式に慣れているはず!と思い、料理は妥協せず、一番高いコースを選びました。試食もして、味とボリュームを確認しておいたので、たくさん食べる男性のゲストにも満足してもらえたようです。(まなみさん)

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なんだかんだ結婚式で思い出に残るのは料理がおいしかったことだったりする。花婿・花嫁の退出時や、話し掛けに行けないときなど、ゲストにとっては、料理を食べている時間が圧倒的に多いので。(かみこっぷさん)

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結婚式に招待されたときの料理のグレードなどが、後々友人間で話されることもあるため削れない。(maaaさん)

2位 衣裳・衣裳小物(86票)

輝く自分の笑顔のために、衣裳は絶対妥協NG!!

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ウエディングドレスや着物、アクセサリー・シューズ・ブライダルインナーといった衣裳小物は、44%の得票を集めて第2位にランクイン。なんといっても結婚式の主役は花嫁。自分自身の最上級の笑顔のためにも衣裳は絶対に妥協しちゃダメ、という強い信念を感じる回答が多く寄せられました。大人花嫁に似合うシルエットの一着にこだわった花嫁も多いよう。憧れていたアクセサリーを思い切って購入した花嫁も。

大人花嫁の「衣裳・衣裳小物」へのこだわり、見せて!

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「どうしても着たいドレスがあったので、プラン料金にプラスした。憧れのティアラも4万円で購入した」というのは田村茜さん(写真左)。
あつさん(写真中)は、後ろ姿の美しさが際立つドレスでレンタル代は42万円。「ドレスは金額ではなく納得いくものを選ぶべき!金額で諦めると後であっちにしておけばよかったと後悔しそう。一生の思い出になるから気に入ったのを着た方が良い」とアドバイス。
赤いカラードレスを選んだのは@um_327___さん(写真右)。レンタル代は45万円。「初めは比較的初回見積りに近い金額のドレスを決めていましたが、延期を機に選び直しました。今思うと延期前のドレスは妥協点も多く、値段は上がりましたが運命の一着に出会えてよかったです。選び抜いたドレスへの愛着は今も忘れません」。

大人花嫁の「かけどころ」体験談

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せっかく一生に一度なので、自分が着たいイメージのドレスをオーダーしました。結果、イメージ通りの衣裳になったのでオーダーで大正解。しかも借りるよりもお得に、17万円で収まったので大満足です。(りこさん)

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単に可愛いものが似合わない場合も出てくる30代。憧れだけでなく似合うドレスを着ている友人を見て素敵!と感じたので自分も素材やラインにこだわりました。(タイコさん)

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当初アクセサリー類(ティアラ、ネックレス、イヤリング)はビーズで作る予定でした。が、本物のパールを見てしまうと輝きが全然違ったため、後悔しないために妥協をせずにお金をかけました。(Eiriさん)

3位 写真・アルバム・ビデオ(72票)

撮り直しがきかないからこそ、記録映像はプロに頼みたい

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記念写真にスナップ写真、DVD撮影に演出にもなるエンドムービーなど、結婚式の映像記録は種類も豊富。先輩花嫁たちが口をそろえるのが、「撮り直しがきかない」からこそ、プロに頼んでおくべき、というアドバイス。また、後から見返すことの多いものだからこそ、削りどころにするのは禁物、との声も。こだわりがないからと、友人・知人に動画や写真をお願いした結果、編集作業が大変でいまだアルバムやDVDが作れないというのもよくある話。スナップ撮影は納品される写真枚数によって値段も変わってくるので、欲しい枚数をよく考えて選んでおきたいものです。

大人花嫁の「写真・アルバム・ビデオ」へのこだわり、見せて!

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「ビデオやアルバムは、もう二度と撮れないもの。撮って出しのエンドロールを頼んだり、フォトグラファーを指名しました。フォトグラファーの指定で5万円、アルバム22万円、ビデオは42万円でした」とMarikoさん(写真左)。
「写真は手元に残るので、写真やアルバムには妥協しませんでした。かかった金額は30万円。お金をかけてきちんと撮ってもらった方が、後々人に見せたりもできるのでいいと思います」と北野 奈歩さん(写真中)。
「動画と写真は別物。しっかり残したかった」というゆきゆきさん(写真右)はフォトグラファーを式場以外で依頼し3万円、動画撮影スタッフには一日撮影をお願いし、5万円かかったそう。

大人花嫁の「かけどころ」体験談

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トータルで26万円かかりました。エンドロールムービーにメッセージを流すことができ、チャペルムービーも流して、親に感謝の気持ちを伝えることができました。親は感動して泣いていました。(Minnieさん)

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せっかくお金をかけたのに後からちゃんと見直せないなんてもったいない。自分たちが主役の式なのに、自分たちがどんなふうに写って、退席していた時間に何があって、などはプロの手を借りて記録に残しておくべき。(牧部歩美さん)

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インスタグラムで見つけたフォトグラファーに依頼。本来は会場のフォトグラファー以外は持ち込み不可だったが、契約の際にOKをもらった。35万円だった。(ちまさん)

4位 挙式会場(45票)
5位 披露宴会場(31票)

挙げたい会場で挙げるのが一番

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4位と5位に、挙式会場と披露宴会場がランクイン。チャペルや神社など挙式スタイルにこだわりのあるふたりには譲れないところ。また披露宴会場もふたりがゲストと多くの時間を過ごす場所なだけに、理想的な雰囲気の会場なら何としても押さえておくべき、という声が多く寄せられました。加えて、大人花嫁が重視していたのは、ゲストが心地よく過ごせるかどうかということです。スタッフのケアが行き届いているか、ゲストが使用するスペースの広さや雰囲気など、会場選びの際によく確認しておきましょう。

大人花嫁の「挙式会場」「披露宴会場」へのこだわり、見せて!

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メイン卓をブランコにしたのは須藤彩香さん(写真左)「ソファや普通の椅子もありましたが、ブランコを見た時にこれは他の会場ではあまりなく面白いなと思い決めました。金額は10万円です。新郎新婦だけでなく、ゲストも楽しむことができました!」。
A子さん(写真中)は地元神社を選択。「やりたいところでやるのが一番だと思います。私は地元神社で挙げたかったので、比較的他の神社よりもリーズナブルでしたが、一番やりたいところでできて、満足しています。神社に初穂料7万円納めました」。
最後にyunyanさん(写真右)は「自分たちの選んだ会場は相場よりも高いと聞いていましたが、どストライクだったので高くても妥協したくありませんでした。披露宴会場は最もゲストの方が長くいて印象に残るところです。自分たちの色が出せるポイントなので妥協はしない方が良いです」と大満足だったよう。

大人花嫁の「かけどころ」体験談

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特段お金が高かったわけではないが、なるべく有名でそこそこちゃんとしているホテルを選んだ。最近話題のきれいな会場は、素敵だけどスタッフが若く、サービスの質に不安があったので。(坂井友紀さん)

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会場をお気に入りにしないと気分が上がらないと思い、予算オーバーですが第1希望にした。やりたいところでやるのが結果、満足だと思うので、会場を妥協せずに選ぶといいと思います。(西川周さん)

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参列者に喜んでもらうのが一番。挙式会場は、結婚式の顔となるところ。いい会場で、サービスや気遣い、おもてなしの心の行き届いたスタッフに参列者をもてなしてほしい。(ようちゃんさん)

6位 ギフト(25票)
7位 ドリンク(23票)

セレクトにセンスが問われるギフトとドリンク

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6位はギフト。引出物選びはセンスが問われるもの。さらにゲストによっては、おおよその金額に見当が付く人もいるため、30代・40代の花嫁としては、あまり値段を下げて失礼になるのは避けたいところです。7位にランクインしたのはドリンク。結婚式のおもてなしといえば、料理に注意がいきがちですが、ドリンクにさまざまな選択肢があると、料理はよりおいしくいただける上、会話も弾むもの。お酒を好む方、ノンアルコールのものを選ばれる方など、ゲストの顔触れを思い浮かべ、細やかな気配りをすると喜ばれます。

大人花嫁の「ギフト」「ドリンク」へのこだわり、見せて!

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形が美しく、珍しい日本伝統のあめ細工をギフトにしたのは中向柚香さん(写真左)。「ゲストにとって、引出物はお金をいくらかけているかがわかりやすく見えるものなので、あまりけちらない方がいいと思います」とアドバイス。
青色がきれいなカクテルを供したのはりぃさん(写真右)。「飲み放題でカクテル付き、乾杯酒がシャンパンで、オリジナルカクテルが作れる7000円のコースにしました。オリジナルカクテルは写真映え抜群で、多くのゲストが持って写真を撮ってくれたので嬉しかったです」

大人花嫁の「かけどころ」体験談

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引出物は、持って帰ったときに少ないなって感じることやけちだなって思われることも多いと思うので、なるべく良いものを選びました。実際、自分の出席した結婚式で、タオルとお菓子だけだったことがあり、そう感じたことがあったため。(Tさん)

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お酒を飲めない人が多かったので、ノンアルコールカクテルを充実させることにお金を使った。(ふみさん)

<関連記事>式スタイル・料理etc.「大人婚」を叶えるには?

From 編集部

ゲストへの感謝の気持ちを込めて、おもてなしの結婚式に

20代の頃よりは、お金に余裕があると見られる30代・40代のカップル。後でゲストからけちられたな、と思われることがないようにしたいもの。多くの花嫁が料理に気を使っていたのは納得の結果といえます。お料理がおいしければ雰囲気は和やかになり、足を運んでくださった方々へのお礼の気持ちも伝わります。おもてなしを万全にしつつ、自分自身のための贅沢も忘れずに、衣裳や写真にもこだわって、笑顔咲く結婚式を挙げてくださいね。

構成・文/河内千春 イラスト/湯浅 望
※記事内のデータならびにコメントは2021年7月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー91人が回答したアンケート、および過去3年以内に結婚式を挙げた当時30~40代の女性103人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2021年9月時点のものです

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