出席できなかったゲストにも!結婚式写真&動画のおすすめ共有アイデア5
長引くコロナ下で結婚式に呼びたくても、参列したくてもできないゲストが増えています。そんなゲストに向けて、ふたりのお披露目&結婚報告として、式で撮った写真や動画を共有しませんか?卒花さんが選んだ共有アイデアから、5つのおすすめをご紹介します♪「結婚式、無事に挙げられたよ!」「良かったね、おめでとう!」そんな会話のきっかけになればうれしいです。
アイデア1<結婚報告フォトブック>
式のハイライトをまとめたミニアルバム。カジュアルだけどしっかり式写真を
まずは結婚式当日の写真データをまとめた、ミニアルバム「フォトブック」を。結婚報告はがきであれば数枚しか載せられない写真も、フォトブックなら20枚前後入れられるから、当日の様子をしっかり感じてもらいたい人にぴったり。
“ミニアルバム”ということもあり、A4サイズより小さめのサイズ感のものが多いフォトブック。「手元に残るものできちんと報告をしたい」「でもアルバムだとしっかりし過ぎかも……?」などと感じがちな、親族や親しい友人などへのセミフォーマルな結婚報告に選ばれているよう。テンプレートに当てはめるだけ、モバイルでもオーダー可能など、制作の手軽さも魅力的!
準備、共有してみてどうだった?
形に残るものをプレゼントしたかったので、前撮り写真と式当日の写真をまとめてフォトブックを。両家の親に送ったところ、喜んで親戚にも見せてくれているみたい。(36歳/埼玉県)
一生の思い出に残るものだと思ったので、親戚や家族には式の写真をフォトブックやフォトフレームにして送りました。参列できなかった親族からは「親戚が揃っている写真は貴重だね」と好評でした。(29歳/岡山県)
アイデア2<結婚報告手紙>
「結婚報告はがき」に写真を追加。はがき以上、ブック未満のごあいさつに
従来であれば、式や前撮りの写真を使った「結婚報告はがき」でお知らせしていた内容。気軽に会うことができない状況だからこそ、式の写真を盛り込んだり、別に添えたりして、この機会に心のこもった手紙をしたためてバージョンアップを図ってみては?
はがきと異なるのは「封書なので中身が見えない点」。そして「小さなはがきサイズに縛られず、写真をたくさん入れられる点」。結婚の報告とともに、面と向かっては恥ずかしくて言えないような素直な気持ちを伝える絶好のチャンスにも!写真の枚数は厳選した数枚でもOKだから、はがき以上、フォトブック未満の写真共有にもぴったり。
準備、共有してみてどうだった?
結婚式の写真を載せた手紙を送りました。以前、友人から同様の内容のものをもらったことがあって、そのときとてもうれしかったから。(33歳/栃木県)
暑中見舞いと結婚報告を兼ねた手紙を用意。参列者、参列者以外の2パターンに分けてデザインを発注。見せ方を変えることで、会えない人にも喜んでもらえたのでよかった。(30歳/埼玉県)
アイデア3<結婚報告動画>
結婚報告はがきの動画バージョン。気軽に見やすいダイジェスト版で
文章や写真といった方法に加えて、最近注目されているのが映像を使った結婚報告。動画だから式の様子や雰囲気がダイレクトに伝わるし、感謝のメッセージを自然に盛り込めるのも選ばれている理由のよう。
自作するならプロフィール映像と同じような方法で、式写真を動画にコンパクトにまとめてみても。当日のムービー撮影をプロに依頼した場合は、その依頼先が頼りになる存在。式の最初から最後までをフルでまとめた記録用動画とは別に、式のハイライトシーンだけのダイジェスト版をオーダーしておけば、気軽に見やすく、そのまま共有しやすい動画を手間なく用意することができる。送る相手に合わせてDVDにしたり、スマホ用にデータのURLをシェアしたりなど、共有方法が選びやすいのもうれしい。
準備、共有してみてどうだった?
「コロナ下でやむを得ず参列できないけれど、式を何かしらの形で早く見たい」との声が。そこで会場から購入した、当日のダイジェスト動画のURLを共有することに。「きれいだね。動画で見ることができてすごくうれしかったし、幸せそうな姿を見られて泣いた」と喜んでもらえて、こちらこそと涙。(30歳/千葉県)
本来であれば参列予定で、式を楽しんでほしいと思っていた人たちがたくさん……。そこで、後日開いた親戚の集まりに結婚式のDVDを持参しました。即席上映会でも、まるで映画を見ているよう。みんなで見るのはとっても盛り上がって楽しかったです。(28歳/鹿児島県)
結婚報告動画はグループ単位での「ミニ上映会」で共有しても!
家族単位や個別での共有の他に、少人数での集まりなどで「ミニ上映会」を開いて見てもらうというのも手。親族の集まりやふたりの新居お披露目などと合わせるのもOK。生活圏が同じグループごとに開催すれば、感染対策もしやすいかも。またふたりの解説を聞きながら見てもらえるというメリットも。
アイデア4<式後プロフィールブック>
式写真を加えてアップデート。ふたりの略歴と式の様子がダブルで伝わる
結婚式アイテムとしてすっかりおなじみの「プロフィールブック」。披露宴の待ち時間などにゲストが楽しめるよう、ふたりのプロフィールやメニューなどをまとめたものだけど、せっかくパワーを掛けて用意するなら式後の共有にも役立てたい。
従来の構成に、見てほしかった式当日の式の様子や花嫁姿などの写真をプラスすれば、立ち会ってもらえなかった人とも思い出を共有できる。
準備、共有してみてどうだった?
本当は披露宴で配るつもりだったプロフィールブック。コロナの影響で親族のみの挙式&披露宴になり、招待できなくなったゲストに向けて、式の写真を加えて更新しました。ご祝儀をくださったのに参列が叶わなかった親族にも、内祝いに添える形でお渡しできたのがよかったです。(35歳/新潟県)
遠方で参列できなかった親友に頑張って手作りしたものを見てもらいたくて、引菓子やオリジナルトートバッグといっしょにプロフィールブックを郵送しました。さらに結婚式の写真をSNSのアルバムに載せて共有。当日の写真もあわせて見てもらえて、式の雰囲気も味わってもらえました。(32歳/北海道)
家族や親族などには「顔合わせのしおり」を更新してもGOOD!
式後の結婚報告に使えるベースは他にも。例えば両家の顔合わせ食事会用に作成したしおり。ふたりや家族の紹介などはそのままに、顔合わせ時や結婚式当日の写真をプラスしてアレンジすれば、労力は少なめでボリューム満点の仕上がりに。パートナーの家族のことも伝えておきたい、家族や親族など、身内向けに使えるアイデア。
アイデア5<式後プロフィール動画>
プロフィール動画に式の様子をプラス。ふたりのことも式もしっかり伝わる
披露宴の中座中に投影されることの多い「プロフィール映像」。それに結婚式当日の映像を加えたアレンジ版。「新郎&新婦のプロフィール」→「ふたりのなれそめ」に、「結婚式当日」をプラスした3部に再構成を。
式前に準備した成果を生かせるのは「式後プロフィールブック」と同じだけど、映像なら写真と動画、両方使えてより表情豊かな仕上がりに。ふたりのことを知っておいてもらいたい、身近な人向けの共有アイデア。
準備、共有してみてどうだった?
コロナで友人ゲストが全員参列できなくなってしまい……。当日の様子を少しでも見てもらいたくて、披露宴で使用したプロフィール動画と挙式当日のダイジェスト映像をミックスしたものを用意。SNSで直接送ったり、投稿したりして少しでもたくさんの友人が見られるようにしました。「本当に参列したかったのに叶わず残念だったけど、映像や写真が見られてよかった」という友人の言葉に報われる思いでした。(28歳/京都府)
式に参列できなかったゲストがたくさん。そこで、式の動画を共有し、少しでも楽しい気持ちになってくれたらと考えたのがこれでした。結婚式当日用に自作したオープニング映像とプロフィール映像を、そのまま動画共有アプリにて親族を中心に共有。何年たってもみんなで見返せる大切な思い出の一つになりよかったです。(30歳/秋田県)
From 編集部
共有のバリエーションはさまざま。相手や伝えたい内容別でアレンジを!
招待できなかった、参列できなかったゲストへの結婚報告も兼ねた式の写真や動画の共有。紹介した5つのアイデアはどれも特別感たっぷりで、大切な人たちへのひと手間かかった報告にもなるし、ふたりからの感謝の気持ちもしっかり伝えられるものばかり。送りたい相手や伝えたい内容に合わせて、いくつかのアイデアをアレンジするのも◎。
また意外と活用されるタイミングが少ない、式の写真や動画の活用方法としても。もちろん、式に参列してくれたゲストと思い出をシェアするのも楽しい!
取材・文/水野康子 イラスト/南 夏希 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のデータおよびコメントは2021年7月に既婚女性103人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2021年9月時点のものです
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