#キャンプ場#公園#海辺etc. 自由で開放的なオープンエアウエディング
キャンプ場や公共施設など屋外でのウエディングをする人がじわじわ増えてきています。空間も過ごし方もとびきり自由なオープンエアで行うウエディングは、ふたりの思いがあふれてとても個性豊か!そんな魅力あふれる6事例をたっぷりお届けします。
#キャンプ場
Case1. misakiさん・shogoさん
なぜオープンエアウエディング?
自然、そして外で遊ぶことが大好きで、開放感のある空の下で結婚式を挙げたいなと思いました。(misakiさん)
ゲストみんなに楽しんでほしくて、軽トラックやキャンプ用カートでの入場、風に心地よく揺れる布のガーランド装飾など、屋外ならではの演出やアイテムをたくさん取り入れた。
そして、もう一つ大切にしたのは、人にも地球環境にも優しい“エシカル”なウエディングであること。地元の食材を生かしたビーガン料理でフードマイレージを下げたり、再利用できる箸やエシカルな引出物、何年も保存できるドライフラワーの装花までこだわり抜くことで、統一された見事な世界観に!
デザートをつり下げた流木のツリーは、熊本県の水害で流れてきたもの。ボランティア活動をしたふたりならではの装飾は、未来への希望を抱かせるシンボルに。
実現してみてどうだった?
アウトドアウエディングに参加するのが初めての方ばかりだったので、外での開放感や装飾、演出など驚かれるものばかりだったようです。「もう一回、結婚式をしてほしい」「こういう場をつくってくれてありがとう!」とたくさんの温かい言葉を頂きました。コロナ下の結婚式、正直対策や準備が大変でしたが、挙げて良かったという思いでいっぱいです。(misakiさん)
【プログラム】
※終始屋外で過ごす一日
16:00 人前式スタート
16:20 集合写真・プロフィールビデオ
17:00 パーティスタート
18:20 再入場
19:25 お開き
オープンエアウエディングDATA
【テーマ】
地球とヒトが笑顔に、Happyの連鎖になる結婚式
【挙式時期】
2021年5月
【手配方法】
SNSでフォローしていたキャンパーがアウトドアウエディングを行っており、そのときのプランナーに依頼
【天候対策】
雨天時でも大丈夫なように、屋根のある施設を備えたキャンプ場を選んだ
Case2. まゆみさん・しようさん
なぜオープンエアウエディング?
自然を満喫することが好きで、私たちにとってキャンプは、アウトドア、カメラ、料理、スポーツ、ファッション、音楽……etc.何でも楽しめる“遊びの総合商社”。その魅力を大切なゲストにも味わってほしいと思いました。(まゆみさん)
ゲストにキャンプを好きになってもらうことをテーマに掲げ、1泊2日のお泊まりウエディングを企画。そしてプランナーやイベント会社を入れず、ふたりや仲間で全て手作りすることに!
普段愛用している道具を取り入れ、自分たちで設営も行ったので、思い入れもひとしお。装飾は自ら山に拾いに行った栗や松ぼっくりがメイン。
新婦の衣裳はオーガニックコットン素材。ゲストのドレスコードもホワイトに指定して、ラジオ体操や二人三脚、組み体操など大運動会を実施。青空の下で一体感を満喫した。
二次会は場所を変えて、たき火を囲み、ゲストからの出し物大会。グループごとに宿泊用のコテージを用意したので、カヌー遊びなど1泊2日をゆったり楽しんでもらった。
実現してみてどうだった?
実は、「山奥まで来てもらい、しかも泊まりで迷惑を掛けないか」など、とても不安でした。終えてみると「修学旅行みたいな気分」「普段よりディープな話ができた」「実際にキャンプを始めてみた」など嬉しい感想ばかり。そして、仲間の協力に繋がりを強く実感。人生最強の思い出になりました!(まゆみさん)
【プログラム】
※終始屋外で過ごす一日
11:00 設営
14:00 ゲスト到着→コテージへ
15:00 パーティスタート
17:30 お開き
19:30 二次会スタート
23:00 二次会お開き
翌日
11:00 チェックアウト
オープンエアウエディングDATA
【テーマ】
1泊2日のハッピーキャンプウエディング
【時期】
2018年10月
【手配方法】
キャンプ場に交渉し、企画も運営も自分たちで
【天候対策】
雨天や強風のときは、同じキャンプ場内の屋根付きで全面ガラス張りの空間を利用する予定に
#植物園
Case3. 萌さん
なぜオープンエアウエディング?
私たちの共通の趣味がキャンプなのでアウトドアウエディングに憧れていました。
ちょうど大阪の緑いっぱいの長居植物園内の屋外カフェで、テントを張ってウエディングができることを知り、イメージにピッタリだったので即決しました。(萌さん)
ポップで個性的なウエディングドレスに負けないカラフルな空間づくりにこだわって、映画の中のサーカスシーンを参考に装飾。
色とりどりの風船を持って入場したり、野菜やフルーツを使ったアーティスティックな装花を取り入れたり。見上げてもお花があるように、フラワーガーランドを飾り、メイン席はビンテージ感のある仕上がりにして、とびきりセンスフルな空間に。
ラグを敷いてクッションや椅子をおいたチルスペースと卓球台やビッグジェンガなどを置いたトイスペースをセットし、伸び伸び自由な時間をゲストと満喫。ムービーは流せなかったので、プロフィールブックの内容を充実させたのもこだわり。
実現してみてどうだった?
「雰囲気や装飾がおしゃれで海外みたいだった!」とゲストにも好評。秋晴れの中、好きを全部詰め込んだ空間で、大好きな人たちと伸び伸びと自由に動き回ったりお話ししたり。本当にハッピーで一生の思い出になりました。(萌さん)
【プログラム】
※終始屋外で過ごす一日
13:30 入場&ダズンフラワーセレモニー
14:30 新婦ヘアチェンジ
16:20 お開き
オープンエアウエディングDATA
【テーマ】
映画のフィナーレのサーカスシーンのようなカラフルでハッピーなウエディング
【時期】
2020年10月
【手配方法】
アウトドアウエディングを手掛ける会場に依頼。ヘアメイクや衣裳、フォトグラファーなどは、別途自分たちで手配
【天候対策】
雨天時でも対応できる大きなテントを用意してもらった
#海辺のリゾート
Case4. moeさん
なぜオープンエアウエディング?
石垣島で挙式をすることはずっと前から決めており、せっかく家族を連れて行くなら、石垣島の大自然をダイレクトに感じられるロケーションでやりたい!と思いました。(萌さん)
石垣島のプライベートリゾートで行った家族だけの結婚式は、海を望む広場の大きな木の下で誓う挙式からスタート。証明書には家族全員に署名してもらい、開放感と温かみに満ちた雰囲気。
パーティはトワイライトの空の色の変化を楽しみながら、島野菜をふんだんに取り入れた料理に舌鼓。シルバーグレーとピンクをテーマカラーに、装花や衣裳、ペーパーアイテムを用意したのもこだわり。
屋外でプロフィールビデオを楽しんだり、ランタンにメッセージを書いて空へ放ったり、リラックスした忘れられない時間を堪能した。
実現してみてどうだった?
吹き抜ける海風や鳥のさえずり、大自然を直に感じる結婚式は本当に最高でした!どこを撮っても写真映え。特にランタンセレモニーで彼の父が書いた「みな家族」という言葉が印象的。両家が一つになったような気がして感動しました。(moeさん)
【プログラム】
※挙式、パーティのセレモニーや演出の一部を屋外で
15:30 ウエルカムタイム
15:55 挙式スタート
16:35 屋内ラウンジでパーティスタート
18:20 屋外ラウンジでプロフィールビデオ、
ランタンセレモニー
18:55 お開き
オープンエアウエディングDATA
【テーマ】
家族だけのintimateな時間
【時期】
2021年2月
【手配方法】
SNSでウエディング実例を見て素敵だと思ったプランニング会社に依頼
【天候対策】
屋外での挙式やセレモニーについては、雨天時はガーデンにあった大きなテントを利用予定にしていた
#邸宅のガーデン
Case5. Yusukeさん ・Annaさん
なぜオープンエアウエディング?
私たちはもともとキャンプが好きで、結婚式にもその要素を取り入れたいと思っていました。ゲストにも、自然を感じながら肩の力を抜いて参加していただきたいという思いがありました。そのイメージに、緑豊かでおしゃれな鎌倉の古き良き邸宅は理想的な場所でした。(Yusukeさん)
鎌倉のゲストハウスの広い庭園が舞台。愛用のテントをはじめ車やキャンプグッズを飾ってゲストをお迎え。緑豊かな空間になじむ、ドライフラワーの装花やブーケ、新婦兄作のナチュラルなウエルカムボードを飾った空間もふたりらしさ満載!
まずは、お手製のウエルカムドリンクでおもてなし。座席もフリースタイルの人前式ではサンドセレモニーなどを行い、和やかなスタートに。ペットもOKだったので親族の愛犬も参列し、ケーキのファーストバイトやデザートタイムには、ゲストもふたりも、自由に語り合う時間を満喫。一日貸し切りだったので、青空の下、ゆったり自然体で過ごせた。
実現してみてどうだった?
庭園を使うことで自由度が増し、準備中も含めとても楽しい時間になりました。多くのゲストに「ふたりらしい結婚式」と言っていただけてとても嬉しかったです。ゲストとたくさん交流できたこと、素敵な写真を残せたのも、思い出になりました
【プログラム】
※ウエルカムタイムと挙式、パーティの一部を屋外で
11:30 ウエルカムタイム
12:00 ガーデンで挙式スタート
13:00 パーティスタート
ガーデンでファーストバイト、
デザートビュッフェ
16:00 お開き
オープンエアウエディングDATA
【テーマ】
自然の中でアットホームな結婚式
【時期】
2019年11月
【手配方法】
鎌倉のウエディングを扱っているプランニング会社を検索し、直接依頼
【天候対策】
雨天時は屋内施設へ変更する旨、あらかじめプランナーと相談
Case6. @fu_mm_piiiさん
なぜオープンエアウエディング?
もともと、友人も招待して沖縄でビーチウエディングをする予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止。親族のみのウエディングに変更しました。そんな中でも印象に残る式にしたくて、異国情緒あふれるガーデンウエディングを選びました。(@fu_mm_piiiさん)
ゲストハウスのガーデンで行った家族だけの挙式は、木漏れ日の中でリラックスしつつ、心に残る温かなものに。
特にこだわったのは、ベージュやブラウンなどの落ち着いた色合いや、自然が好きだったのであえてカラフルなものは入れず、装飾から衣裳までトーンを統一したボヘミアンな空間づくり。中でもお気に入りは、マクラメタペストリーとドライの装花で彩ったガゼボ。背景の緑と相まって、外国のようなムードに。
屋内のパーティ空間も、パンパスグラスやドライフラワー、ビンテージアイテムで同様の雰囲気をつくり上げた。
実現してみてどうだった?
親族のみのアットホームな雰囲気で、理想通りのウエディングができてとても満足しています。両家の家族からも「ふたりらしくてとっても素敵」「海外の挙式みたい!」など嬉しい言葉をたくさん頂きました。(@fu_mm_piiiさん)
【プログラム】
挙式を屋外で
12:30 ガーデンで撮影
13:30 挙式スタート
14:00 屋内でパーティスタート
16:00 お開き
【オープンエアウエディングDATA】
【テーマ】
ナチュラルボヘミアン
【時期】
2020年10月
【手配方法】
少人数ウエディング専門のプランナーを探し、直接依頼
【天候対策】
雨天時は館内のチャペルで行う予定に
From 編集部
身も心も開放されて、グッと距離が縮まる時間
今回ご紹介した事例の皆さんは、素晴らしいロケーションの中だからこそ、気持ちも体もリラックスして、ゲストと心から触れ合えたことに大満足の様子。オープンエアウエディングにはそんな魅力があるようです。あなたも次に続いてみませんか?
構成・文/小松ななえ D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2021年9月時点のものです
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