ゼクシィ PRODUCED BY RECRUIT

 

ゼクシィ最新号をチェック!

  1. 結婚情報ゼクシィTOP
  2. ゼクシィ WEB MAGAZINE
  3. 結婚式・挙式全般
  4. 結婚式全般
  5. DIYやゲスト招待でまさか…!?結婚式直前に起こる“あるある”トラブル
コラム・連載
Share on>

DIYやゲスト招待でまさか…!?結婚式直前に起こる“あるある”トラブル

結婚式の準備は進んでいますか?準備万端で結婚式を迎えたいあなたにおすすめなのがこちらの記事。
DIY関連やゲスト招待など、結婚式1カ月前~当日までの間に花嫁に降りかかった「“あるある”トラブル」を卒花196人に調査。その中から厳選した8つのトラブルをご紹介します。それぞれのトラブルが起こったときの対応例や事前の心持ちなど、ウエディングプロデューサー澤さんにアドバイスを頂きました。

【DIY“あるある”トラブル】

作成したアイテムの文字の間違いを発見!

作成した席札とリストで文字の間違いを発見している花嫁

席札やプロフィールブック、メニュー表などのペーパーアイテムは、ふたりらしさを出したいと考える多くの花嫁がDIYに挑戦しています。ペーパーアイテムに掲載したゲストお名前のミストラブルや、無事に印刷できたと思っていたアイテムが実は斜めに印刷されていた・文字がかすれていたなどの印刷トラブルも“あるある”です。

卒花の“あるある”トラブル

卒花

●席次表の新郎の名前に間違い!

DIYした席次表に新郎の名前の漢字間違いが発覚(笑)。「さすがに新郎の名前はやばいよね」と話し合い、ギリギリでしたが再発注しました。急ぎの印刷だったので価格も最初のときよりUP……。ゲストの名前は間違いがないように何度も確認していましたがここは盲点でした。(むーさん/挙式1週間前発覚)

卒花

●メニューの料理名に間違い!

席次表をDIY。その中に披露宴の料理メニューも印刷したのですが、メインの料理名が間違っていることが発覚。会場プランナーさんに指摘してもらったのですが、直前で印刷し直すこともできず、当日のアナウンスで訂正してもらいました。(ちまさん/挙式3日前発覚)

DIYアイテムは必ず複数の目で確認して

DIYアイテムの間違いやミスのトラブルを防ぐためには、チェックの目を増やすことがポイント。新郎新婦で二重、三重チェックはもちろんのこと、印刷前にプランナーにも見てもらうことを頭に入れておきましょう。
例えば席札や席次表は、返信はがきの名前の表記と照らし合わせること。印刷前であればデータを修正すれば解決できます。
印刷後に印刷ズレなどが発覚した場合も、席札やプロフィールブック用の台紙など紙の素材を多めに用意しておくこと&早めに印刷して完成物を必ず事前に複数の目で確認しておくことで防げます。

「修正シールで間違いの箇所のみ変更して対応することもできます。当日持ち込んだ席札に名前の間違いがありましたが、予備の台紙を会場に持ち込んでいたので結婚式前の控室で手書きで名前を記入することで間に合ったケースもありました」(澤さん)

DIYしたムービーが映らない!

結婚式のオープニングムービーやプロフィールムービー。お気に入りの写真を使って自宅PCやスマートフォンを使ってDIYする人もいるでしょう。DIYしたムービー関連のトラブルとして挙がってきたのは、“完成したはいいけれど、いざ会場に持ち込んだら映らない”というもの。中には、コロナ下ならではの「延期前の日時のロゴを入れたまま、オープニングムービーを作ってしまっていた」なんていうトラブルも……。

卒花の“あるある”トラブル

卒花

●会場の機械で再生できない!

ムービーを自分たちで作成しましたたが、会場の機械でなかなかうまく再生できず、DVDへの出力方法を何パターンか試してやっと再生できるようになりました。(さーやさん/挙式5日前発覚)

卒花

●作成したデータをDVDに書き込めない!

オープニングムービーを自作したが、市販のDVDに適切な画面比率で書き込みができなかったり音が出なかったりでトラブル続出。(ゆさん/挙式1週間前発覚)

作成前に、作り方や会場の再生機器の確認を

直前に作成し、思ったより時間がかかったり、うまくDVDに落とせなかったりと自作ムービー関係のトラブルは多いので、余裕を持って作り始めると安心です。制作前に作り方や会場の再生機器についてプランナーに確認してから作成しましょう。
また、本番用のDVDを作る前にサンプルDVDを作って会場で再生できるかの確認も忘れずに。DIYしたムービーは、会場のスクリーンで再生して、文字切れやスクリーンの大きさとマッチしているかもチェックしましょう。

「自作したDVDでどうしても再生できない場合は、作成したPCを会場に持ち込んで機器に接続して上映できるケースもあります。
PCで作成している際には気にならなくても、実際に会場のスクリーンで映してみると文字量が多かったり、文字の移り変わりが早く感じることがあり、当日までに修正された新郎新婦もいました」(澤さん)

【演出“あるある”トラブル】

余興を頼んでいた人が急に欠席することに!

余興を頼んでいたバンドメンバーが当日欠席で困っている新郎新婦

ゲストへのおもてなしとして用意した余興。打ち合わせや準備を着々と進めていたけれど、直前になって「依頼してた人が急に欠席となり、余興はどうなる?」なんてことも……。「あいさつを頼んでいた職場の上司が、新型コロナウイルスの影響で欠席してしまうことに!」などの“あるある”トラブルには、どのように対応すればよいのでしょうか。

卒花の“あるある”トラブル

卒花

●余興のリーダーが来ない!

余興を頼んでいたグループのリーダーの人が、披露宴開始30分前になっても来ませんでした。当日の欠席連絡もなし。楽器演奏の前に、音出しの合図をしてもらうはずでしたが、他の人も流れを知っていたので代わりにやってくれました。(mueさん/挙式当日発覚)

卒花

●演出を依頼した友人が欠席に!

友人の手紙の朗読を頼んでいた人の妊娠が発覚して、コロナ下ということもあり急きょ欠席となってしまい焦りました。(花さん/挙式2週間前発覚)

その状況でできるベストな対応をプランナーと検討して

直前のご欠席連絡、しかも余興に影響するとなればショックは大きいかもしれませんが、その状況でできるベストな対応をプランナーと考えて進めていきましょう。
あいさつやスピーチする方の欠席は代役を立てられない場合、演出自体を削ることもあります。乾杯の発声は、代役を立てたり、直前で代わりの方が見つからない場合は、新郎新婦や司会者が行うことも可能です。

「直前の欠席はどうしてもあり得ます。欠席となった場合は代わりの方にお願いするのか、その進行はなしにするのか、事前にある程度考えておくと安心です。もし当日に発覚しても、披露宴の進行変更はいかようにも対応可能。落ち着いてプランナーに相談しましょう。主賓の祝辞を行う予定であった上司が欠席となってしまいましたが、お手紙を書いてくださっていたので、司会者が代読したケースもあります」(澤さん)

あれ?プランナーさんと打ち合わせしたときのイメージと違う!

装花や装飾などの演出も、念入りにプランナーさんと打ち合わせを進めてきたのに、いざ実物を見たら「あれ?イメージと違う」ということもあるようです。
「ウエルカムスペースの装飾の配置を細かく打ち合わせしたはずなのに、異なる配置になっていた」や、「ドアをオープンさせるタイミングを秒数で指定したのに、指定と異なったことで、入場演出がイメージと違ってしまった」という声もありました。

卒花の“あるある”トラブル

卒花

●ケーキのサイズがイメージと違う!

ウエディングパーティでケーキカット用のリボンケーキを頼んでいたのですが、実物はあまりにも小さいサイズになることが発覚。ゲスト40名が食べるには足りず、急遽会場側でケーキバイキングを用意して対応しました。また、リボンのデザインもイメージと違う仕上がりになったので、直前に別途外注することになりました。(愛菜さん/挙式1週間前発覚)

卒花

●装花の雰囲気がイメージと違う!

結婚式当日、打ち合わせの段階でお願いしていたイメージの装花と全く違う雰囲気になっていた。(しもぴさん/挙式当日発覚)

依頼した各担当とは資料の共有の徹底を

装花や演出にまつわるものは資料の共有の徹底が大切。口頭だけではどうしても忘れてしまう可能性もあるので、形に残すことを意識して。例えば、装飾関係は打ち合わせ後に、イメージや装花などをまとめた資料をもらうようにしましょう。ウエディングケーキなども希望イメージを写真でパティシエに共有することで、イメージの相違を防げます。
また、プランナーとの最終打ち合わせで今一度内容の確認をしっかりと。
演出に関するトラブルは、事前に分かれば修正など対処が可能なものもあります。フローリストやパティシエをはじめ、各担当へしっかり依頼内容を確認しましょう。

「新郎新婦とプランナーの認識が同じなら、たとえ手配したものと完成品のイメージが異なっていても、事前にプランナーが気付くことができます。プランナーとの最終打ち合わせでの擦り合わせが肝です」(澤さん)

【ゲスト“あるある”トラブル】

ゲストの急な欠席・追加対応にアタフタ

急なゲストの出席や欠席の返信にアタフタしている新婦

コロナ下ということもあり、ゲストの急な欠席は十分想定されます。また「〇〇も披露宴に連れていっていい?」など、ゲストからの急なお願いも断りにくいですよね。中には、「1カ月ほど前から1週間前までコロナの感染状況に合わせて何度もゲストに出欠確認を行い、その都度、席次や料理の数やテーブル数、装花の変更をした」という方も。

卒花の“あるある”トラブル

卒花

●祖母から急に出席したいと連絡が!

コロナ下で出席を見合わせる予定だった祖母から2週間前にやっぱり出席したいと連絡があり、嬉しかったものの、さまざまな手配でバタバタした。(くーさん/挙式2週間前に発覚)

卒花

●欠席や出席の連絡がバラバラと!

事前確認で欠席と聞いていたゲストから出席、出席と聞いていたゲストから欠席の連絡がバラバラとあり、急きょ席次を挙式直前に決め直すことになりバタバタしました。(タイコさん/挙式1カ月前発覚)

常にプランナーと連携を取って対応を進めて

ゲストの出欠の変動は直前に起こりがち。プランナーと連携を取って手配を進めていきましょう。
あらかじめ出欠が変動しそうな人がいる場合は、会場への最終人数報告前に、個別に出欠を再確認するのもおすすめです。
急な欠席は残念でありますが、気持ちよく対応することで、新郎新婦とゲストとの今後の関係も良好に。大切な縁が切れないように対応しましょう。急な出席の連絡も、手配が間に合えば問題ないので、プランナーにすぐ相談を。

「出席の返信を頂いていない方が、急きょ披露宴にいらっしゃったこともあります。新郎新婦に相談して席を急いで作り、新婦さま用のお料理をゲストの方にお出ししたこともあります」(澤さん)

出欠の返信がいつまでも来ない……

余裕を持って送った招待状への返信。締め切りを過ぎても返信がなかなか来ないと落ち着きませんよね。
返信をいつまで待てばいいか、催促しても良いか迷いがちです。中には「ギリギリまで返信を待ったのに、欠席連絡でがっかりした……」という花嫁も。

卒花の“あるある”トラブル

卒花

●出欠連絡がいつまでも来ない!

招待状の締め切り後なのにゲスト2名から出欠連絡が来ませんでした。コロナのことで参加を悩んでいるのかもしれないと催促するのにも気を使いました。(S.Sさん/挙式3週間前に発覚)

卒花

●連絡のない上司に催促しにくい!

職場上司からの出欠の返事がなく困った。上司なので、なかなか締め切り日が近づいても催促しにくかった。(ふうさん/挙式1カ月前発覚)

「手配の関係上、この日までに返信を……」とやんわり伝えて

設定した返信締め切り日に、連絡がない場合は催促をして問題ありません。その場合、「手配の関係上、こちらの日にちまでにご返信ください……」とやんわりと伝えてみて。メールだと見られない可能性もあるので、電話がベターです。
コロナ下なので、「このような時期ですので、出欠はご遠慮なくご判断ください」とひと言添えると、出欠連絡をもらいやすくなります。
また結果論ですが、料理や引出物の手配などは少ないより多く用意している方が安心に繋がります。欠席となった場合は負担は増えてしまいますが、安心を買っているとして良しと考えるのも◎。

「返信がないゲストが多かったので、出欠の返信締め切りを挙式の2週間前に再設定したこともあります。新郎新婦は、電話が通じない方へは、LINEやショートメールを用いて確認されていました」(澤さん)

緊急事態宣言が出てしまった……

せっかく準備をしてきたのに、度重なる緊急事態宣言……。多くの新郎新婦が急きょ出された緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令により苦労されているかと思います。正解がないため、どのように判断すれば良いのか迷いますよね。先輩花嫁も結婚式延期やゲストへの対応について同じような悩みを抱えていました。

卒花の“あるある”トラブル

卒花

●延期か否かの決定を迫られた!

装花、料理の最終確定の打ち合わせ30分前に、式を行う地域と外部の地域の往来自粛……。一度式を延期していたので、再延期するかどうかをその打ち合わせ内で決めてほしいと会場の人に言われて困りました。(ssさん/挙式2週間前発覚)

卒花

●招待ゲストの選別やコロナ対策に迷った!

誰を呼んで誰の招待をやめるのか迷った。挙式、披露宴のコロナ対策をどうしたらいいか、何を用意したらいいか困った。(みぃちゃんさん/挙式1カ月前発覚)

情報を整理し、解決の選択肢をつくっておくと安心

急な宣言による対応での疲弊を最低限にするため、ある程度想定して進めていきましょう。宣言や発令が出たら、ゲストはどうするか。延期やキャンセルとなった場合にかかる費用を会場に確認して情報を整理し、どの状況になっても解決できる選択肢をつくっておくと安心です。
ふたりでは判断できないことも多いので、発令内容を見極め、まずは親御さんに相談するのが良いでしょう。
このようなご時世なので、さまざまな変更もゲストは納得してくれます。ゲストに安心してもらうためも、会場のコロナ対策をしっかりして、事前にゲストに伝えておくと◎。

「アルコール提供ができなく、急きょノンアルコールカクテルなどの追加対応で、ゲストに喜んでいただいたケースも。ゲストの安心のために、コロナ対策は招待状で伝える以外に、結婚式1カ月前にゲストへメールで対策一覧を送ることで、安心して式にお越しいただいた新郎新婦もいました」(澤さん)

【衣裳“あるある”トラブル】

フィッティングもしてピッタリのハズだったのに……

ダイエットを頑張りすぎてしまって最終フィッティング後なのにドレスがぶかぶかなことに気づいた新婦

美しい花嫁姿を目指してダイエットなどキレイを磨くことに力を入れている人もいるでしょう。ただ、くれぐれも頑張りすぎには注意です!せっかくフィッティングしてドレスをピッタリに合わせたのに、式直前に「あれ?もしかしてドレス少しぶかぶかになっちゃってる?」なんてのも“あるある”トラブルなんです。

卒花の“あるある”トラブル

卒花

●セミオーダーした衣裳のサイズが合わなくなった!

結婚式前にちょっと痩せてしまい、ヘアメイクリハーサルで、セミオーダーの衣裳が合っていないことが判明。時間もないのでその日にドレス屋さんに持ち込み、急いでお直ししてもらいました。(くーさん/挙式1カ月前発覚)

卒花

●最終フィッティング後なのに、衣裳がぶかぶかに!

衣裳の最終フィッティング以降も、挙式直前まで追い込みダイエットをしてしまったので、事前に用意したドレスサイズではぶかぶかになってしまったことが挙式当日に判明。痩せられたのは良かったけれど、当日付き人の方に何度もサイズを調整してもらうという事態に……。(AIさん/挙式当日発覚)

最終フィッティング後にサイズダウンした場合、まずは相談を

挙式直前に体形の変化があった場合は、最終フィッティング後でもドレスコーディネーターにまずは相談を。
修正や補正が可能なら知恵を借りて対応してもらいましょう。それでも難しい場合、レンタルドレスならドレスの変更も視野に入れても良いかもしれません。
また、大幅にサイズダウンする可能性があるなら、最終フィッティングを結婚式の直前に調整しても◎。
自分のサイズにピッタリのドレスを着ることは、とても素敵なこと。直前の無理なダイエットを頑張りすぎるより、健康第一に過ごすことを第一に考えて。

「直前に痩せてしまう方は多いです。対処できる所はピンで留めたりリボンを強く縛り、ドレスが落ちないようにすることも。また、ドレスが落ちたときの対応を新郎新婦、アテンド、プランナーで相談し、ゲストに目立たないタイミングでドレスを持ち上げたり、新婦をあまり動き回らない流れに変更したこともあります」(澤さん)

From 編集部

備えあれば憂いなし!“あるある”トラブルは落ち着いて対処しよう

まさか……!?の直前“あるある”トラブルは、新郎新婦も疲弊してしまいがち。
だからこそ、トラブルが起こっても慌てず、やれることはないかを選択肢を見極めて選んでいきましょう。
おもてなしを第一に考える人は「ゲストに不快な思いをさせてしまうトラブルは、できるだけ修正対応し、自分たちに関わるトラブルは大目に見る」という選択肢も。
トラブルによっては、当日に司会者から訂正すれば問題ないこともあります。
そのとき、その状況でできるベストな対応をプランナーさんと考えて進めていきましょう。

監修者ウエディングプロデューサー
Profile

澤 智子さん 株式会社NEO FLAG.
ウエディングプロデューサー

ウエディング歴16年で通算2000組のカップルをプランナーや司会者としてサポート。ゲスト目線・新郎新婦の視点・ 記録として残したときの作品力など、さまざまな角度からのワクワクするような結婚式を提案。

構成・文/RIE☆ イラスト/沼田光太郎
※記事内のコメントは2021年6月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー93名と、過去2年以内に結婚した女性103人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2021年8月時点のものです

  • 演出・アイテム
  • 式直前1カ月前
  • 悩み解決
  • 安心したい
  • さくさく読む
Share on>

pagetop