[服装・手土産etc.]みんなの親あいさつ実録vol.14 ~沖縄県・彼親編~
結婚が決まったふたりの次なる関門は、相手親へのあいさつ。服装は?手土産は?どんなふうに本題を切り出す?と分からないことだらけ。ぶっつけ本番で「失敗した~!」とならないように、“先輩カップル親あいさつ”の実録公開。ふたりに当てはめてシミュレーションしてみて。
今回のふたり&迎える彼親
らびさんの親あいさつDATA
□実施日:2018年6月
□場所:彼の実家や近隣の親族の家
□服装:沖縄の夏なので、みんな薄手のラフスタイル
□食事:ひと通りあいさつを終えた夜に、親族や近所の人が集まり彼の実家で宴会。義母が沖縄料理を手作りしてくれた
□手土産:彼女が仕事で毎月訪れるドイツで購入。義父には有名なシャンパントリュフ、義母には人気のボディオイル、親族には菓子
いざ、親あいさつへ!
沖縄方言についていけず、親族の多さにアタフタ
沖縄出身の彼と熊本出身の彼女。学生時代に出会い、同じ職場に就職して2年のお付き合いを経て結婚。プロポーズはフロリダのテーマパークでプリンセスたちに囲まれて♪彼親に電話報告すると「おーおめでとう!」と祝福されたそう。日程を調整し、飛行機に乗り込んでいよいよ親あいさつ。「親戚が多く、皆さんと仲良くできるか不安だった」というらびさん。緊張による寝不足のまま陽気な南国に降り立った。
「出会った瞬間に沖縄方言で話し掛けられ、意味が分からずプチパニック。その後も聞いたことがない言葉が飛び交い、まるで外国。半分理解できずに笑ってごまかす場面もありました(汗)。さらに大勢の親族の名前を覚えるのもてんてこ舞い。夜になると酒瓶とグラスを手に皆さん気さくにやって来て、終始ラフで堅苦しいことは一つもありませんでした。翌日は友人へのあいさつ回りと、沖縄美ら海水族館など観光へ」(らびさん)
ふたりの自己評価は?
彼女の脳内はパニックでも、周囲は和やかで合格点
ふたりの感想は?
[良かったこと]
席に着いたタイミングで渡した手土産は、珍しいものでとても喜んでもらえて。それをきっかけに仕事の話もたくさんできました。
[反省点]
少しは沖縄方言を彼から教わっておけば良かったです……。
親の反応は?
私が沖縄出身ではなかったので、仲良くなれるか不安に思っていたそう。でも「大丈夫そう」と安心してくださって。お義父さんお義母さんも私と同じ気持ちだったんですね。
From 編集部
開催地が“未知の世界”なら、手土産は重要アイテム
初めて聞く方言に戸惑ったり、大勢の親族の出迎えに面食らったり。アタフタしつつも、彼親が望む形の結婚あいさつになって大成功。今回のように、特に言葉でのコミュニケーションが難しい場合、手土産は重要アイテムに。ふるさとの名産品や、仕事や趣味に関係するものなど、自己紹介できるようなものを検討してみて。
構成・文/千谷文子 イラスト/pai
※掲載されている情報は2021年8月時点のものです
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