不揃いパール、マットゴールドetc. 脱定番!花嫁イヤーアクセ実例
おしゃれ花嫁さんのドレスコーデを見ると、思わず耳元のアクセサリーに目がいきませんか?ちょっと個性的で大きめのピアスやイヤリングを着けている方が多いですよね。その中でも、最近特に人気のタイプに着目すると、「不揃いパール」「マットゴールド」「クリア素材」この3つがキーワードになりそう。それぞれの特徴と共に、実例をお届けします!
【不揃いパール】品の良さもラフな感じも程よく演出できる
パールといえば、花嫁が身に着ける定番のアクセサリー。今人気なのは、価値が高いとされたキレイな球体のタイプではなく、いびつな形の「バロックパール」。
もともとはちょっと価値が低いとされてきたが、養殖技術の進化によってキレイな球体の真珠が多くつくられることで、逆に希少性が上がり、その2つと同じものがない個性的なフォルムが、リアルクローズでも人気を集めるアクセサリーに。
パールの持つ上質な光沢はそのままに、不揃いの形が程よいラフさを演出してくれる。
Case1. ダウンヘアからのぞくドロップ形のパールが、やさしい余韻
●___.non._wdさんの場合/前撮りで着用
ドレスのスパゲティストラップで首周りがすっきりしているので、大きめのバロックパールが揺れる、長めのピアスを合わせで華やかさを演出。ゆるく巻いたダウンスタイルの髪の間から、時折のぞくパールのツヤ感や左右不揃いな形がラフなスタイリングと絶妙にマッチ!
もともとのチェーンが11cmだったのを、首の長さに合わせて9cmにし、長さのバランスにもこだわった。
着用してどうだった?
ドレスとアクセサリーのバランスがちょうど良くコーディネートできたのでとても満足しています。撮影中、風が吹いて揺れる感じもかわいくて、ロケーション撮影にもピッタリ。選んで正解でした!(___.non._wdさん)
Case2. ブラックリボンと揺れるパールが描くコントラストが魅力的
●@_sydaysさんの場合/挙式、披露宴で着用
なめらかな質感のオフショルダーの大人なドレスに合わせたのは、平べったいバロックパールが4つ連なるピアス。大胆に開いた肩の上だから、リズミカルに揺れるパールの存在感が際立つ。
ヘアを束ねたブラックのベロアリボンと対極にある色や質感が、大人のモード感を漂わせ、目が離せなくなる横顔に!
着用してどうだった?
バロックパールの存在感、唯一無二なところに引かれて、オーダーしました。SNSに投稿するたび、「どこのアクセサリーですか?」と質問をいただくくらい、反響がすごいです!(@_sydaysさん)
Case3. ミカドシルクの純白ドレスに虹色の輝きをそえる大粒パール
●@wd_coconutさんの場合/挙式で着用
光沢の美しいミカドシルクのノーブルなドレスを、自分らしくひとクセある着こなしにしたいと思っていた@wd_coconutさん。ネックレスなど他のアクセサリーは着けず、大粒のバロックパールのみに。お店で片耳ずつ選び抜き、気に入った形のものをセレクト。
動くたびに、虹色のテリがきらめいて、ミカドシルクとの相性も抜群。唯一無二の魅力を放ってくれた。
着用してどうだった?
ウエディングでバロックパールは人気ですが、まだまだ一般的には珍しいらしく、友人や親族からも「こんな形のパール初めて見た!」「かわいい!!」と好評でした(@wd_coconutさん)
【マットなゴールド】漂うアンティーク感が魅力
ゴールドといってもきらびやかな質感のものではなく、どこか時を経たような印象をもたらす、ちょっとマットで落ち着いた色みのアクセサリーが人気。
ヘアや肌の色ともなじみ、トレンドのドライブーケなどのナチュラル感のあるスタイリングにも違和感なく合わせられるものが重宝される理由のよう。モチーフも、花や植物が主流。
今人気のBOHOスタイルのロケーション撮影などでも、支持が高いアクセサリー。
Case4. 花びらの質感を繊細に表現。海風に揺れる2つの金の小花
●ta_w410さんの場合/海での前撮り
ロングスリーブのレースがキレイなスレンダードレス、ドライ素材のブーケとの相性が抜群の、ゴールドの小花モチーフイヤリング。
花嫁に人気のアクセサリーショップで、大振りになり過ぎず、落ち着いた色みとツヤ感のゴールドでオーダー。耳たぶにはパールをプラスしてもらったのもポイント。アンティークっぽい仕上がりが、セピアがかったロケーションフォトにピッタリマッチ。
着用してだどうだった?
パールと2つ連なった揺れる小花で、顔まわりがとても華やかになりました。ヘアアクセはイヤリングと同様のお花のパーツのヘアピンを2つだけシンプルに合わせて、バランスを意識。ヘアメイクさんとフォトグラファーさんには、イヤリングかわいいですね!と、さっそく褒めていただきました(ta_w410さん)
Case5. ミニマムなのに絶妙な個性!自然に装える花びらモチーフ
●@ume_wedding_127さんの場合/海での前撮りで着用
オーナーが直接買い付けたパーツを使っている唯一無二のデザインで、人とかぶりにくいスタイリングができると思って選んだお気に入りのイヤリング。
タイトめの編み下ろしヘアに合わせたホーンクラウンとも喧嘩しないミニマムなデザイン。かつマットゴールドなので、上品さがありつつ、先っぽのクリアビーズがかわいらしさも添えて、@ume_wedding_127さんの自然な笑顔にピッタリ!
着用してどうだった?
彼に「かわいい!」と言われたのが1番嬉しかったです。ドレスとヘアにも合っていて、邪魔をしないデザインなので、写真を見返したときに、自分でもやっぱりかわいいな♪って思います。普段使いもできるデザインだから、お出かけの際に着けています!(@ume_wedding_127さん)
Case6. 立体感のあるゴールドレースとリンクする小花アクセの曲線美
●@tg__wdさんの場合/結婚式会場での前撮りで着用
前撮りで着用したドレスは淡いブルーグレーとゴールドの立体感のある花刺しゅうが全身にあしらわれたデザイン。イヤリングはまるでそのドレスから浮き出たような、おそろい感のあるゴールドの小花モチーフ。
選び抜かれたビンテージパーツを組み合わせて作られたデザインは曲線がとても優美。ゆるふわヘアをまとめたローポニーですっきりした首元に映る、花びらの影まで素敵。
着用してどうだった?
本物の花のような曲線的な形やアンティークジュエリーのような質感が、ドレスの雰囲気にもフィット。とっても気に入っています。(@tg__wdさん)
【クリア素材】光を受けてキラキラ!軽やか
クリスタルやビーズなど透明な素材を主役に、ゴールド系のパーツでカジュアル過ぎず品よく仕上げたイヤーアクセも人気。
光を反射するので屋外での撮影やウエディングの際には、光を味方につけて、しっかり存在感を放つ。
ヘアアクセやドレスに特徴がある場合も、見ためが軽やかなので、全体のスタイリングが重たくならず、バランスよく着けられるのも魅力。
Case7. ビンテージ感のあるドレス姿に抜けを添えるクリスタル
●ks_wedding_さんの場合/挙式前の撮影で着用
コロンとした形の不揃いのクリスタルをマットなゴールドで囲んだ、どこかビンテージ感漂うデザイン。顔周りのフィンガーウェーブや首元までレース柄の入ったロングスリーブドレスなど、存在感のあるスタイリングに抜けを演出。
ヘアにもクリスタル素材のアクセをあしらって、トーンを統一。クラシカルでありながらトレンド感のあるコーデに。
着用してどうだった?
たくさん着けたいアクセサリーがあったので、挙式・披露宴では違うものを着けたのですが、写真で見るととっても存在感があってキレイ!そのまま一日着けても良かったかもと思いました(ks_wedding_さん)
Case8. 夏の海でキラッ!シャープな形が甘めコーデのスパイスに
●◎mareさんの場合/海辺での前撮りで着用
夏の海のロケーション撮影に、涼しげなクリア素材がピッタリ!とひと目ぼれしたフラワーモチーフのピアスを合わせた。ローポニーヘアにはチュール素材のビッグリボンを2色あしらい、ドレスはフェザーがたっぷりあしらわれたスイートなコーディネート。
細めのフォルムのアクセが、程よく効いて甘辛バランスもばっちり!
着用してどうだった?
フェザードレスとゆるっと結んだローポニーと相性バッチリ!揺れるタイプでさりげなく存在感があるところもお気に入りです(◎mareさん)
Case9. ビンテージパーツとクリア素材のバランスが絶妙!
●@wd_n526さんの場合/披露宴の2着目で着用
普段使いしていたイヤリングは、いつか結婚式でも着けられたらと思っていたほどの大のお気に入り。このデザインに合わせてソフトマーメイドドレスをオーダーし、ヘアもかわいらしさをプラスできる玉ねぎヘアに。
イヤリングはトップのゴールドのビンテージパーツとボトムのクリア素材が絶妙なバランス。ゴールド部分も透かしのあるデザインで、味わいがありながら重すぎないところが魅力。
着用してどうだった?
結婚式にも絶対取り入れたかったので、実現できて満足です。普段からお気に入りでよく着けていたので、安心感がありました(@wd_n526さん)
From 編集部
シチュエーションや全体のコーデと合うものに
実例の卒花さんは、ドレスにブーケ、ヘアを合わせたときのバランスを考えて選んだという人もいれば、このイヤーアクセサリーをどうしても着けたかったという人と入り口は分かれました。とはいっても、皆さん大切にしていたのが、ロケーションやシチュエーション、そして全身のコーディネートとのバランス。それが、おしゃれにイヤーアクセを取り入れるコツと言えそうです。ぜひ参考にしてくださいね。
構成・文/小松ななえ
※掲載されている情報は2021年6月時点のものです
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