ウエディングケーキをオーダーメイド!種類や予算、ポイント解説
プランナーさんから渡されるウエディングケーキの見本写真。ズラリと並んだかわいいデザインの中からお気に入りを指名してもいいけれど、せっかくだからオーダーに挑戦してみるのもあり!ウエディングケーキはいわば、ふたりの幸せの象徴。味にも見た目にもこだわったケーキに仕上げるための、オーダー方法や予算、先輩花嫁たちの実例をご紹介します!
ウエディングケーキのオーダーには、どんな方法がある?
ウエディングケーキを会場で手配・オーダーする際、人気のオーダー方法は以下の通り。
1位:フルオーダー 47.6%
2位:ケーキの一部をカスタマイズ(デコレーション・段数・形・材料・ドリップ仕様など)37.9%
3位:食材以外の装飾だけを追加(ケーキトッパー・台の変更・台の周りの装花など)14.6%
約半数がフルオーダーを行っており、多くのカップルたちがウエディングケーキに対して並々ならぬこだわりを持っているという結果に!ケーキの一部をカスタマイズするカップルは約4割で、段数や形、ケーキに使用する素材をそれぞれの好みに合わせて変更している様子。ちなみに、ケーキのカスタマイズをどこまでできるかは会場によって対応がさまざまなので、事前に確認をしておくと安心。
私たちはこうオーダーしました
【フルオーダー】
カップケーキタワーと、ドーナツを合体したものをオーダー!カップケーキはいちご多めで華やかに。粉砂糖を振りかけるセレモニーを行いたかったので、ケーキのトップにドーナツを置いて、その上にふたりで粉砂糖を振りかけました。(佐藤まみさん)
【ケーキの一部をカスタマイズ】
3段ケーキにグレードアップし、デコレーションにはドライフルーツや粉糖を使ってもらい、アンティークなアレンジにしました。(なっちゃんさん)
【食材以外の装飾を追加】
台の周りが寂しくなってしまうので、ふたりの写真に加えて、和紙で作った祝い鶴を飾りました。ケーキカットの時には白無垢を着ていたので、衣裳ともマッチした装飾を意識しました。(まほさん)
ウエディングケーキをオーダーする際の予算は?
ウエディングケーキをオーダー時に気になるのがその予算。ということで、まずはオーダータイプ別の予算をご紹介。
◆フルオーダーの平均価格
14万3900円(ゲスト人数平均 52人)
◆セミオーダーの平均価格
5万4950円(ゲスト人数平均 51人)
◆装飾のみカスタマイズの平均価格
3万3670円(ゲスト人数平均 57人)
上記の金額はあくまでも参考。ケーキの最終的な値段は、大きさ、ゲスト人数、オーダー内容、ケーキの種類によって大きく変動。予算をイメージする際には、以下の内容を念頭において考えよう。
◆ゲスト人数
ゲスト人数多い > ゲスト人数少ない
◆ケーキの種類
フレッシュケーキ > イミテーションケーキ
◆オーダー内容
フルオーダー > セミオーダー > 装飾のみ追加
ウエディングケーキをオーダーする際の4つのポイント
【Point1】ケーキの種類や形を決める
ここからは、ウエディングケーキをオーダーする際のポイントをご紹介。
まず1つ目は、ケーキの種類や形を決めること。ケーキは全て食べられるフレッシュケーキ?それとも大きさにこだわってイミテーションケーキにする?加えて、ケーキの形は定番のラウンドやスクエア?それとも近年人気のネイキッドやハート、星などの変形?など、自分が理想とするケーキの種類や形を明確にしよう。
【Point2】ケーキのテーマ・コンセプトを決める
2つ目のポイントは、ウエディングケーキのテーマやコンセプトを決めること。結婚式のテーマに合わせるのでもいいし、「ふたりの思い出の旅行先フランス」「共通の趣味のダイビング」など、ウエディングケーキだけのテーマを決めるのももちろんあり。ケーキに込めたいふたりの思いを、会場担当者やパティシエにしっかりと伝えられるようにしよう。
【Point3】ケーキに使用したい材料や装飾を決める
3つ目のポイントは、ケーキに使用したい材料や装飾を決めること。旬のフルーツを使いたい、いちごたっぷりがいい、バタークリームを使いたいなど、ふたりがこだわりたい素材がある場合には、これらも合わせて打ち合わせ時に伝えておこう。
また、ケーキの上に飾るトッパーやマジパンなどで個性をプラスするのも、人気のカスタマイズの一つ。おしゃれなメッセージはケーキのアクセントとしても活躍するし、新郎新婦を再現したマジパンなどは、ゲストも思わずにっこりな装飾となるはず!
【Point4】行いたい演出があれば決めておく
最後に、ケーキカットやソースドリップなど、ウエディングケーキを利用した演出を取り入れたい場合には、こちらも忘れずにプランナーさんやパティシエに伝えておこう。そうすることで、希望する演出の内容に合った仕上がりに♪
先輩花嫁実例:私たちはこうオーダーしました!
フルオーダー
新郎新婦が大好きないちごをふんだんに使った、いちごがアクセントとなるウエディングケーキを新婦自らがデザイン。会場のかわいらしい雰囲気ともマッチするように意識した3段ケーキは、1段ずつの側面のデザインが異なるのもこだわり!
こんなふうにオーダーしました
まずはかわいいと思ったケーキの画像をいくつか印刷して打ち合わせに持参し、プランナーさんと相談しながら最終的なデザインを決めました。その後、パティシエの方にもイメージが確実に伝わるように、コラージュと3Dソフトを使用してイメージ資料(写真2枚目)を作成してお渡ししました。当日はイメージと本当にそっくりそのままのケーキで、プロの技を感じました!(むーさん)
セミオーダー
ふたりとも猫が好きで、2月22日の猫の日に婚姻届を提出。そして結婚式も同じ日に行ったことから、ケーキにも何か猫テイストを取り入れたいと思い、3段ケーキの側面にチョコペンで猫の足跡を描いてもらうことに。3段ケーキの側面を登っていくように仕上げてもらったのが、こだわりポイント。
こんなふうにオーダーしました
パティシエと直接打ち合わせをするのが難しかったので、プランナーさんにイメージ画像を見せ、下書きしてもらいました。当日までドキドキでしたが、希望通りに仕上げてもらえました!(ゆいさん)
装飾のみ追加・変更
クリスマスウエディングに合わせた装飾を持ち込み、当日セッティング。ケーキトッパーや台の周りに飾るふたりのイニシャルなど、新婦がイメージするクリスマスケーキを実現するために厳選したアイテムで装飾。
こんなふうにオーダーしました
プランナーさんと直接相談。インスタグラムで見つけた写真を見せて、仕上がりのイメージを伝えました。持ち込んだ装飾への持ち込み料金は不要でした。(kanaeさん)
From 編集部
ふたりだけのカスタマイズを楽しもう!
冒頭でも触れたとおり、ウエディングケーキはふたりの幸せの象徴となる結婚式のアイテムの一つ。そこにふたりならではのカスタマイズを加えれば、ハッピーオーラも格段にアップ♪特に部分カスタマイズは気軽にトライできるので、ぜひ検討してみてくださいね。
構成・文/島袋芙貴乃 イラスト/田中麻里子
※掲載されている情報は2021年4月時点のものです
※記事内のデータ、コメントは2021年2月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー74人が回答したアンケートおよび2021年3月に20~30代の既婚女性100人を対象に行ったマクロミル調査によるものです
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