“トップスにワザあり”な露出控えめ大人ドレス実例10
演出を最小限にした少人数の披露宴や親族中心の会食スタイルなど、新郎新婦が座っているシーンが増加。そこで注目なのが”トップスにワザあり”な大人ドレス。トップスを重視し、露出少なめだけど上質・華やかで年配ゲストにも受けがいい、おしゃれな卒花たちのこだわりドレスをご紹介します。
01/直線的なロールカラーでモダンなイメージに
「クラシカルなロールカラー、上質なミカドシルクだけを使用、ボリューミーなベルライン、ロングトレーン、レースなどの装飾は一切なし。けれどもバックスタイルに粋なデザインが欲しいなど、こだわりがあまりにも強くセミオーダーでドレスをお願いしました。品がありながらも華やかな印象がお気に入りです」(えみなさん)
トップスのワザありポイント
えみなさんが特にこだわったのはロールカラーの太さ。細すぎたり柔らかなカーブがあるとかわいすぎる印象になるため、モダンな印象になるよう少し太めで直線的なデザインを希望し、何度も作り直してもらったそう。
02/シンプルデザインで計算し尽した背中のカット
「いろいろなドレスを試着した中で、シンプルで気品があるミカドシルクのAラインドレスが自分の体型に合っていると思いました。お気に入りは、バックのくるみボタンがドレスの裾まで続いているところ。緑の中で陽の光に当たったドレスがとてもきれい!と好評でした」(meguさん)
トップスのワザありポイント
「自分の年齢や体型、会場の雰囲気を考えながら決めました」とセミオーダーで細かく調整した絶妙な背中のカットで、軽井沢の緑に映える上品なバックスタイルを実現させた。
03/銀糸の刺しゅうで肌を出さないのにきらびやか
「結婚式には親だけを招待すると決めてから、式に招待できない友人や祖母とも後日ドレス姿で一緒に写真を残せたらと、セミオーダードレスを購入することに。ロングスリーブに包み込まれる安心感と、レース刺しゅうがキラキラ華やかなところがお気に入りです。ウエストから段違いになっているチュールのフリルにも刺しゅうが入っていて、ドレス全体もかわいいです」(morieri @e_wedding_noteさん)
トップスのワザありポイント
銀糸のレース刺しゅうがきらびやかで、肌を隠しながら華やかさも同時に醸し出すデザイン。また、ロングスリーブで肌の露出は少ないけれど、ラウンドネックからのぞく鎖骨とレースから透けて見える肌が上品な抜け感を演出。
04/襟や手首のレースと七分袖ボレロですっきりかわいく
「このドレスは、エンパイアラインのドレスとレースのボレロの上下別々で着用しています。別のブランドでしたが、ウエスト位置やサイズ感がバッチリでした。まず、レースボレロの繊細さにひと目ぼれし、エンパイアラインのきれいなシルエットとオフホワイトでシフォンの柔らかな優しい印象が気に入りました。背中がばっくり開いたデザインがはやっていましたが、レストランウエディングだったので上品さを大切に『露出しすぎないこと』にこだわって選びました」(@ham_altamodaさん)
トップスのワザありポイント
手首や襟周りのスカラップ(レース端)が直線ではなくジグザグになっているので体になじみよく、かわいく上品なイメージ。ボレロの七分袖は手首がスッキリ細く見える効果も。連なったくるみボタンがバックスタイルのキュートなアクセントに!
05/ロールカラーで二の腕をカバーしデコルテも美しく
「フランスのレースがたっぷり使われていて、生地も高級感があり、ロールカラーや腰のコサージュなどを自分の好きなデザインにカスタマイズできるのがとても嬉しかったです。レンタルドレスに多い編み上げではなく、くるみボタンなのもお気に入り!一緒に試着に来てくれた母も素敵なドレスだねと喜んでくれました」(むーさん)
トップスのワザありポイント
ミカドシルク×ロールカラーで、花嫁が憧れていたロイヤル感を実現。ロールカラーには、二の腕をカバーしデコルテも美しく見せてくれるという嬉しい効果も。ロールカラーは取り外しができるデザインで、2つのスタイルを楽しめるのも大きな魅力。
06/華奢なレースのロングスリーブで気品ある花嫁姿
「色白ではなく、結婚式前も沖縄やダナンに行ったりと美白を頑張るつもりがなかったので、手っ取り早くロングスリーブにしました(笑)。披露宴が始まるとほとんど座っているため、ドレスを印象付けるのは顔周り。高砂席に座っているときなど、上半身だけ映っても写真映えするドレスを選びました」(@hikari_wd1215さん)
トップスのワザありポイント
繊細なレースのロングスリーブが手首まで包み込み、品良くノーブル。バックスタイルもレースで覆われていて、どの角度から見ても上品で写真映えもバッチリ。
07/露出を控えたデザイン性の高いオートクチュール
「鎖骨周りの骨が出ているのがコンプレックスで、首周りの露出は控えたかったので、洋服のブラウスのイメージで、オートクチュールドレスとして形にしてもらいました。コンプレックスの鎖骨を隠せて、でもデザイン性がある感じがお気に入りです。後ろ姿も露出はしなくても抜け感が出るように、レースやくるみボタンでデザインしてもらいました」(近藤菜緒さん)
トップスのワザありポイント
「ドレスらしい」デザインにこだわらず、洋服のブラウスからヒントを得た大人のデザイン。露出を抑え、小ぶりなアクセサリーと合わせたコーディネートで洗練されたスタイルに。
08/ネックラインとチュールの透け感で個性を表現
「ドレスショップの試着ではしっくりくるものがなく、自分でアイテムを組み合わせる方法に。リゾートっぽいエンパイアラインのドレスと上から着ける素敵なボレロと出合って、ひと目ぼれで選びました。お気に入りポイントはボレロ袖の形です!」(mikuさん)
トップスのワザありポイント
海辺のリゾートウエディングでは露出の多いビスチェタイプを選ぶ花嫁が多いけれど、ボレロを足すことで花嫁の個性もプラス。ネックラインと袖のチュールの透け感が個性的で、ナチュラルなウエディングにマッチ。
09/繊細なレースがゲストの視線を惹き付ける
「ウエディングドレスは2着。1着目は親受けを考えて、露出が少ない王道のデザインを選びました。レースがとても上品でかわいらしく、シンプルなデザインなのに印象的なレースで、『お座りショット』がお気に入りです」(hana.yome0125さん)
トップスのワザありポイント
上品で繊細なトップスのレースがロマンチックな存在感。高砂席に座っていても美しいレースが印象的で、花嫁の魅力を際立たせる。
10/パールと華やかな刺しゅうがクラシカルな会場に映える
「挙式は着物だったので、披露宴で座る時間が長くてもきれいに見えるドレス、20代が着るような若々しいものではなく、大人っぽく上品なドレスを選びました。いくつかドレスを試着した中で、一番デコルテと背中がきれいに見えたのもポイント。祖母から、品があっていいねと褒めてもらい、大正ロマンな会場との相性もバッチリで嬉しかったです」(まなみさん)
トップスのワザありポイント
シルクのロールカラーを引き立てるのは、上半身に施されたパールの飾りと豪華な刺しゅう。肘上のグローブを合わせて肌の露出を抑え、気品ある大人花嫁に。
From 編集部
トップスのこだわりで満足感アップ
披露宴では座っている時間が長いもの。高砂席に座ったまま撮影することも多いので、たくさん写真に残るトップスのデザインは重要です。卒花たちのように露出控えめでもおしゃれで華やかな着こなしが可能!上品な大人スタイルのドレス、ぜひ試着してみてください。
構成・文/竹本紗梨 D/mashroom design
※掲載されている情報は2021年4月時点のものです
※記事内のコメントは2021年2月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー16人が回答したアンケートによるものです
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