ビュッフェだけじゃない!「 デザートおもてなし」実例10
結婚式のスイーツのおもてなしといえば、デザートビュッフェ。たくさん並んだカラフルなスイーツの数々にゲストも思わずうっとり。でも、実は定番のデザートビュッフェ以外にも思わず心ときめくような、素敵なふるまい方があるんです。ゲストも感激の甘ーいおもてなし実例をお届けします。
[提供スタイルに工夫のあるおもてなし]
01:思い入れのあるスイーツをガラスケースに美しく並べて
モンブランやピスタチオのマカロンなど季節感を取り入れたものや、ふたりの出身地産のフルーツを使ったものなど、一つ一つに思い入れのあるスイーツを10種類用意。秋らしい装飾をほどこしたガラスケースに並べてスタッフが取り分けるスタイルに。
さらに、父をはじめ甘いものが苦手なゲストのために、おつまみもプラスしたのもポイント。
会場の反応は?
ふたりのルーツにちなんだスイーツは話題性もあり、並んだフルーツを前に新たな会話が生まれていたのが、うれしかったです。パティシエさん提案のほおずきのチョコレートもとてもおいしいと好評でした。(nanaさん)
02:開ける瞬間にワクッ!宝石箱のようなスイーツBOX
ボックスに掛けられたリボンをほどき、ふたを開けると、まるで宝石のように美しいスイーツをギュッと詰め込まれた素敵なサプライズ。さらに、メッセージを書いたプレートを付けることもできて、受付をしてくれた友人、父母、最近子どもが生まれたゲストなどに「ありがとう」や「おめでとう」を伝えた。
会場の反応は?
開けた瞬間「わぁ!」を歓声を上げる人、そして写真を撮る人など、喜ぶ反応にとてもキュンとしました。このボックスを手にして私たちの元にきて写真を一緒に撮る人も。(kh_wed20.08さん)
03:それぞれの好みに合わせた卓上ビュッフェでテーブルが華やか!
アフタヌーンティースタイルの3段のプレートに、スイーツを並べてゲスト卓へ。卓上でそれぞれ自由に好きなものを味わってもらった。チョコレートが苦手なゲストがいるテーブルでは別のスイーツに変更したり、男性ゲスト卓にはおつまみをプラスしたり、テーブルごとにラインアップを変えるなど細かい配慮も。
会場の反応は?
出てきた瞬間に歓声が上がりました。メイン卓での記念撮影のために、司会者さんが「集まってください」と声掛けしてくださいましたが、皆さんデザートの写真を撮るのに夢中!私たちもデザート時間に各卓でゆっくりゲストとの時間を過ごせたのも良かったです。(Naruruさん)
04:席でゆっくり快適に。アフタヌーンティー形式でおもてなし
テーブル上に置いて気兼ねなく取って食べてほしいと、アフタヌーンティ形式の3段プレートに、スイーツを乗せて各卓へ。クリスマスの時期だったので、サンタさんや雪だるまでかわいらしく装飾したのもポイント。
会場の反応は?
「何を食べようかなと迷いながら、選べたのが楽しかった」「周りの目を気にせずゆっくり選べたのがうれしかった」などのコメントをいただきました。足の不自由な年配のゲストにも喜ばれました。(mitamさん)
05:個包装したおしゃれな焼き菓子をディスプレー♪
大きな生ケーキ入刀や通常のデザートビュッフェが難しい状況の中でも、おいしいスイーツを食べてもらいたくて、焼き菓子バージョンのビュッフェを行うことに。
個包装の焼き菓子はゲストが持ち帰って余韻と共に楽しめるように、日持ちがするものに。フォトジェニックなスイーツの数々は会場を彩る装飾にもなった。
(取材協力/nina mariage、撮影/イトワフォトグラフ)
会場の反応は?
デザートビュッフェの演出であり、装飾であり、引菓子でもある焼き菓子は、ゲストにも大好評でした!バレンタインには、同じ焼き菓子を新郎と両家の父母にサプライズで贈り、思い出の味が届いた!と、とても喜んでもらえました(彩さん)
06:新郎新婦自ら“桃まんじゅう”をゲストへお届け!
ゲストと接する機会をたくさん欲しかったことや、取りに来てもらう負担をかけたくなかったので、新郎新婦がホストになって、入刀した桃まんじゅうをゲストへサーブ。一人一人と丁寧にコミュニケーションする機会になった。
会場の反応は?
結婚式で主役(新郎新婦)と話せる機会って少なかったり、タイミングを図って行くのって大変ではないかなと思い、私たちは来てもらうより自分たちが行くようにしました。皆さん喜んでくださっていました。(お星さまさん)
[アトラクション性のあるおもてなし]
07:迫力のあるフランベで幻想的なおもてなし
音楽に合わせて照明が暗くなり、会場後方にスタッフがスタンバイ。整然と並んだスタッフたちの手元で青い炎が立ち上がり、チェリーとフランボワーズをフランベ!その後ゲストにできたてを味わってもらった。
ゲストが直接楽しめるのはお食事で、特に女性陣はデザートを楽しみにしていると感じていたので、デザートに関連した演出で楽しんでほしいと取り入れたそう。
会場の反応は?
フランベが終わり、少しずつ照明が明るくなると拍手が湧き起こりました。幻想的できれいだった!スタッフが出てきてびっくりした!などと、演出として楽しめたという声をたくさん聞けました。(Mさん)
08:会場に花と驚きを添えたチェリージュビレ
家族での少人数ウエディングだったので、何かプログラムのハイライトになる演出をと、試食したときに感激したチェリージュビレのフランベ演出を取り入れることに。アイスクリームにフランベしたチェリーソースをかけてゲストへ。香りもワクワクも楽しんでもらえるおもてなしに。
会場の反応は?
炎が立ち上がった瞬間、「おお!」とどよめきが。お食事の後でしたが、みんな完食してくれました。(あいささん)
09:ヨイショ―!とめでたさあふれる餅つきを
両家父母や新郎新婦も参加して行った餅つきで大盛り上がり!会場がおめでたいムードと笑いに包まれた。衛生上、搗(つ)いた餅ではなく事前に用意したきなこ餅やあんこ餅をゲストに振る舞った。
会場の反応は?
私たちと父母以外にゲストも参加して餅つきをすることができ、会場との一体感を味わえました。父母たちがついた餅の上で握手を交わしたのも感慨深かったです。(小春さん)
10:摘みたてフルーツをトッピング!この土地ならではのおもてなし
結婚式を北海道、愛知、長崎のゆかりのある3カ所で行ったふたり。北海道は最初の式なので、“結婚式らしい”定番の演出をしたくて、ケーキカットを選択。
前日会場側の厚意でブルーベリーとハーブを摘ませてもらいそれをケーキの装飾にしたのもポイント。この土地ならではのおもてなしができた。
(取材協力/Coco style WEDDING、撮影/イトワフォトグラフ)
会場の反応は?
まさか前日に2時間も(!)ブルーベリーを収穫させてもらえるとは思わず、良い思い出になりました。ゲストのみなさんにも私たちが摘んだというストーリーがとても印象的に残ったようで、おいしい北海道の乳製品の味と共に楽しんでいただきました。定番演出が、ふたりだけの特別演出になったと思います(彩さん)
From 編集部
パーティの余韻に繋がるような心に残る甘い演出を
ゲストの満足感を左右する食事。その中でもカラフルなスイーツを用いたおもてなしは、舌やおなかの満足感だけでなく、ワクワク感をも提供できるもの。ゲストが喜ぶ顔を想像しながら考えてみてくださいね。
Shop list
nina mariage
https://nina-mariage.com
Coco style WEDDING
https://ccsw.jp/
イトワフォトグラフ
https://www.itowaphoto.com/
構成・文/小松ななえ
※掲載されている情報は2021年4月時点のものです
※記事内のコメントは2021年2月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー79人が回答したアンケートによるものです
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