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[47の県民性プロポーズ]第38話“福岡カップル”は気取らない、日常の一コマで!?

甘いの、意外なの、あいまいなの……カップルの数だけ巻き起こるプロポーズ。ところで人の性格や行動って、47都道府県の「県民性」によっても違うって知ってた?県民性について研究するディグラム・ラボ「県民性研究会」が、全国約3万人に行った調査結果をお伺い。そのデータを基に、「こんなプロポーズ、ありそう~!」を一緒に導き出してみました。第38話は「うどんはやわ麺で!」な福岡県のプロポーズストーリーをお届け!

第38話~福岡県編~

登場人物(県民性からの想像)

福岡男性

明るく朗らかで、初対面の人ともたちまち仲良くなれる社交的な性格。楽しそうなこと、興味のあることに素直で、思考も柔軟なので、新しいアイデアを出すのが得意。自由そうに振る舞っている一方で、どこか心にブレーキをかけている部分も。年上の彼女に尽くしつつどっぷり甘えるのが喜び。

【福岡県男性の特徴】
好きな人には尽くしたい4位
(仕事より)プライベートを重視する6位
異性の年上に好かれる6位
明るくふるまう方だ7位
リーダーになるより人についていく方が多い9位

福岡女性

人が大好き。感受性豊かで穏やかな性格なので、先輩、後輩分け隔てなく困っている人に手を差し伸べる。でもいろんな方面に気を使いすぎて、笑顔の裏でどっと疲れていることもしばしば。自分をあの手この手で楽しませてくれる彼と過ごしていると、たちまち元気になれる。

【福岡県女性の特徴】
人が話している途中でも自分の意見は言う3位
人が困っていたら手助けする方だ4位
厚かましいと思われたくない4位
大笑いすることがある4位
人の話をよく聞く方だ6位

福岡県民って、こんなところ“あるある~”!

・自分は文系思考だ4位
・自分は夜型人間である5位
・恋愛は自由にするのが好きだ6位

いざ、プロポーズへ……!

マンガ

明るく楽しいムードメーカー的な福岡県民。男性はふわっとチャーミングな笑顔で周囲を盛り上げ、女性は誰にでも惜しみなく愛を振りまく。自分のことより周りの人のことを優先する気遣い屋さん同士。

金曜の夜は、行きつけの飲み屋さんで一週間の疲れをねぎらい合うのが恒例。気取らない食事と会話で元気をチャージしていると、突然ガサゴソと何かを取り出す彼。箱の中身はおしゃれなボックスフラワー。そして添えてあるメッセージにドキッ。これってもしかして!記念日にはちょっとずれていたけれど、そんなことはチャラになるくらい粋でうれしいプロポーズ。余韻に浸る時間もつかの間、この勢いでさっそく次のダンドリに進まなきゃ!家族や友人も巻き込んで、ワイワイにぎやかに結婚準備も進んでいく。

ノリの良さと直感が持ち味の福岡県民だけれど、言い換えればその場しのぎで流されやすいともいえる。夫婦生活も楽しいをモットーに、将来の設計を早めに立てるとうまくいくでしょう。

*この漫画はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません

次はあなたの都道府県のプロポーズかも!?
乞うご期待!

福岡県花嫁さんのリアル、教えて!

【詩織さんのプロポーズSTORY】

福岡市出身の私は周りからしっかり者、お姉ちゃんっぽいといわれますが彼には甘えがち。鹿児島県出身の彼は、お調子者の昭和男子です。

友人の紹介で交際4年目、同居して3年が過ぎていました。11歳差ということもあり、そろそろ結婚という言葉が出てもいいのにと悶々とする日々。やんわり聞いても笑ってごまかされ続け、ある夜リビングでひとり泣いてしまいました。「どうしたと?なんで泣きよると?」と近寄ってきた彼にとうとう爆発。「いつになったら〇〇(彼の名字)になれるの?ちゃんと言われなきゃ分からん!」。すると「実は明日、婚約指輪の予約入れとったんよ。こんな形で言うのはあれやけど、結婚してください」。号泣しながら「はい」と答えました。婚約指輪はお金がかかるからと、私の希望で即行キャンセルしました(笑)。

でも翌日、けんかの流れでプロポーズを受けてしまったことに気付き、やり直しをリクエスト。さらに次の日。プリザーブドフラワーを手渡され、「改めてになるけれど、結婚してください」と言っていただきました。でもそのときの格好は、お風呂上がりのパジャマ姿。「記念写真も盛れんやん!」と笑いながら2回目のプロポーズとなりました。

その後のふたりは……

花嫁

昨年マイホームが完成。まきストーブ用のまき割りをしたり、料理を作ったり、共通の友人を招いてホームパーティをしたり。友人からは、互いを尊重し合っていて居心地のいい夫婦と言ってもらえるのがうれしい日々です。

【LunachanさんのプロポーズSTORY】

私は福岡市出身、長崎県出身の彼とは行きつけのバーで出会いました。お互いまじめで、私は加えて頑張りすぎるところがありますが、マイペースで面倒見がいい彼に惹かれ、4年ほどお付き合いが続きました。

交際4年目の私の誕生日、楽しくお祝いしてもらい、間もなく日付が変わるタイミングで、「ちょっと将来について話したい」と彼。「この先、仕事や住む場所が変わっても付いてきてくれる?」。ちょっと不安そうな表情だったので、あえて普段のテンションを意識して「うん、大丈夫だよ」と答えると、彼はさらに不安そうな顔で「そしたら……結婚しない?結婚しよっか?」。突然だったのでびっくり。涙目で固まっているところに、彼がブルーの指輪の箱を差し出してくれ、「結婚してください」とにっこり。泣きながら「はい」と答えました。

パジャマですっぴん、ロマンチックな演出はなかったけれど、誰もいないところで自分のペースで伝えたかったという彼の思いがうれしいプロポーズでした。

その後のふたりは……

花嫁

婚約指輪は、以前ふたりで訪れたことのあるブランドのもの。彼からは「自分にとっても一生に一度だから、いいダイヤモンドを選んだ」と聞いてますますうれしくなりました。
私の母からは、ふたりは性格は違うけれど感性が似ているねといわれます。理想の夫婦像は、行きつけの焼き鳥屋さんの70代のご夫婦。思いやりを持ち、結束力のある間柄でいたいと思います。

【さおりさんのプロポーズSTORY】

久留米市出身の彼と筑後市で育った私。専門学校で知り合い、お互い社会人になってからふたりきりで飲みに行き、お付き合いに発展。

2年目から同居をはじめましたが、同時に私の方が結婚を強く意識し、彼にだいぶ急かしてしまいました。その年のクリスマスイブ、彼は福岡市内の警固公園でプロポーズしてくれましたが、逆にすごく“言わせた感”が気になって……数日考えた結果、「今じゃないかも」とおことわり。それが原因かどうかは分かりませんが、同居もうまくいかなくなり、お別れしてしまいました。

でも半年後に彼から再びメールがあり、もう一度よりを戻すことに。彼が東京に修行に行っている5年間、遠距離恋愛が続きました。
久しぶりに帰省した彼と過ごし、福岡空港に彼を送りに行ったとき、これからのふたりの話になりました。途中で搭乗時間が来てしまいましたが、その後も数日間メールのやりとりを重ね、「今が結婚にベストなタイミングだね」とふたりの気持ちが一致しました。

その後のふたりは……

花嫁

ふたりの時間もそれぞれの時間も大切にできる、切り替えのうまい夫婦だと思います。1回目のプロポーズで、結婚指輪まで用意してくれた彼にはとても申し訳なかったですが、あの時の判断があったから今の私たちがあると実感しています。

From 編集部

福岡県民のプロポーズは、日常の延長線上がお似合い

かしこまったプロポーズの舞台にももちろん憧れるけれど、いつもの部屋で、行きつけの店で、突然大きく展開するドラマが福岡らしさといえそう。ふたりのテンションが一致すれば、そこがベストステージ。福岡県カップルにはプロポーズ後も笑顔が似合います。

木原誠太郎さん
Profile

木原誠太郎さん ディグラム・ラボ「県民性研究会」所長

企業でマーケティングコンサルティングに携わったのち、ディグラム・ラボ株式会社を設立。心理学×統計学で人間の本音を分析、カウンセリングする「ディグラム」の研究を進めている。京都芸術大学客員教授。『47都道府県ランキング発表! ケンミンまるごと大調査』(文藝春秋)ほか著書多数。

取材・文/伊藤佳代子 イラスト/つぼゆり 方言監修/詩織、Lunachan、さおり 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のデータや県民性についての情報は、木原誠太郎・ディグラム・ラボ県民性研究会著『47都道府県ランキング発表! ケンミンまるごと大調査』(文藝春秋)、および木原誠太郎著『47都道府県格差』(幻冬舎)の調査によるものです
※掲載されている情報は2021年3月時点のものです

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