ナチュラル&ノーブル!長袖ドレスは“七分丈レース”がちょうどいい♪
コレクションにもたびたび登場し、トレンドの長袖ドレス。中でも“七分丈レース”は「抜け感があってナチュラル」「品よくノーブルだけど、かっちりし過ぎない」と人気沸騰中です。ナチュラルとノーブルのいいとこ取りをした、今まさにちょうどいい“七分丈レース”。その魅力を、卒花さんたちのドレスSnapと共に、スタイリスト土田麻美さんが解説します!
Stylist・土田麻美さん
ゼクシィアプリや本誌のドレス&ビューティ記事等で大活躍。等身大でありながらおしゃれ花嫁の心をギュッとつかむ、旬なスタイリングが得意。
Snap1:mikiさんの場合
シフォンの袖口に施したレースがナチュラルかわいい
「おうち風スタジオでの撮影に合うように、サテン系ではなく、レーシーでストンとしたドレスを探しました。体形カバーもできる袖ありがよかったのですが、手首が隠れると重厚感が出そうだったので、さらっと着られる七分袖のスレンダーをセレクト。さらに全身のメリハリを出すために、レースのサッシュベルトを購入してウエストに巻きました。アクセサリーはレースに合わせてパールに。上品なイメージに仕上がり、大満足!」(mikiさん)
From Stylist
シフォンの袖口に施した刺しゅうレースが、かわいくてナチュラル。ウエストにサッシュを追加することで、ナチュラルな七分丈レースのドレスに個性と奥行きがプラスされてます。
Snap2:Yukiさんの場合
目の詰まったレースも七分丈で抜け感を
「挙式では、クラシカルかつ肌の露出を抑えたかったので、レースのボレロを着用。七分袖は、リゾート風のチャペルでも重くなり過ぎないところが気に入って選びました。レースの袖付きだとクラシカルな印象になるので、王道のティアラとそれに合う小ぶりなイヤリングをチョイス。プチハイネックで首元にネックレスを持ってこられない分、ティアラは高さのある華やかなタイプを選びました。」(Yukiさん)
From Stylist
目の詰まったレースですが、七分丈の袖で抜け感を演出できてますね。華奢(きゃしゃ)なティアラが上品で大人っぽく、淡いくすみトーンで揃えたブーケもおしゃれ。首がすらりとしているので、プチハイネックもお似合いです。
Snap3:eriさんの場合
クルーネックの袖も繊細レースで上品に
「前撮りのロケーションが緑いっぱいだったので、ナチュラルな雰囲気のスレンダードレスに決定。程よい透け感のレースの七分袖は、落ち着きとかわいさを兼ね備え、包み込まれる安心感があるのに肌見せも叶うのが魅力でした。また、レースのボレロは脱ぎ着ができるので、2パターン楽しむことが出来ます。モスグリーンのサッシュベルトを巻きましたが、リボンとのコントラストでレースの繊細さがよく分かるところもお気に入り!」(eri @e_wedding_noteさん)
From Stylist
クルーネックの七分袖はカジュアルな印象だけど、レースの目が詰まっているので上品さがプラスされてます。ダウンヘアに合わせた華奢な花冠も、ドレスのボリューム感とバランスが取れていて、ロケーションに合わせた小物のコーデも満点!
Snap4:ytwedding_111さんの場合
シルクの上に重ねられたレースが繊細で上品
「薄いシルクの上に重ねられたレースが本当に繊細で、甘過ぎず上品!ひと目ぼれで決めました。袖の部分は取り外し可能でしたが、秋婚のイメージにぴったりだったのと、袖なしにするとかわいくなり過ぎてしまう印象があったので、袖付きで着用。ドレスを目立たせたかったので、ティアラやイヤリングは華奢なデザインにしました。また、繊細なレースに合わせてブライダルシューズもレースでコーディネートしました。」(ytwedding_111さん)
From Stylist
すっきり開いたデコルテとデザイン性の高いヌーディーなレースが合わさった、インポートならではの洗練された七分袖ドレス。肌見せのバランスが計算されていて、華やかさと大人のかわいさを両立できています。
Snap5:mmdd0921wdさんの場合
ハイネックも繊細レースの袖と合わせれば重たくない
「母のすすめでロングスリーブを着てみたら、しっくり!細やかなレースの袖とハイネックが品よくクラシカルで、天井の高い会場にもやや重厚感のあるこのドレスがちょうどいいと思えました。挙式は、きちんと感のあるアップヘアにティアラと小ぶりのパールネックレスを合わせ、大人っぽくクラシカルに。披露宴ではヘアに生花を添え、イヤリングは大きめのパールにして、七分丈レースの可憐さを演出しました。(mmdd0921wdさん)
From Stylist
ハイネックでも重たさを感じさせないのは、小ぶりのレースと七分袖のおかげ。小物使いはもちろん、オールホワイトの丸みのあるローズブーケも、クラシカルな美しさを高めています。
Snap6:yu_wedding622さんの場合
ボリューミーな七分袖とすっきりしたラインのドレスが好バランス
「挙式&披露宴はフォーマルなドレスだったので、夜のアフターパーティは新郎とイメージを合わせてカジュアルアップ。初夏ということもあり、軽やかなオフショルダーの七分袖ドレスにしました。シンプルで華奢感のあるスレンダードレスに合わせて、ブーケもパンパスグラスやバンクシアをメインにし、色みを抑えてすっきりと。アクセは大きめのゴールドピアスを選び、アクセントにしました。」(yu_wedding622さん)
From Stylist
デザイン性のある大ぶりのレースが華やかで、オフショルダーやスレンダーラインのすっきり感とボリューミーな七分袖のバランスがおしゃれ。ゴールドのアクセサリーもアイボリー系のドレスと好相性。
Snap7:Runaさんの場合
繊細レースで甘めドレスもノーブルに
「レースのロングスリーブやロングトレーンが上品で、ホテルウエディングにぴったりだと思い、決定。レースがもたらす繊細さ、デコルテをきれいに見せてくれるノーブルなオフショルダー、ボリュームたっぷりのチュールスカート……お気に入りのポイントがあり過ぎる理想のドレスでした。レースの七分袖ドレスならではのクラシカルな印象に合うよう、アップヘアに高さのあるティアラを合わせました。」(Runaさん)
From Stylist
デコルテの開きが上品。レースの七分袖との相乗効果で一段とノーブルな雰囲気に。デリケートなレースがボリュームのあるチュールスカートの甘さを抑え、クラシカルに昇華させてます。
Snap8:machirok1210さんの場合
王道クラシカルなドレスも袖の透け感レースで軽さを演出
「ホテルウエディングだったこともあり、上品でクラシカルな“ザ・王道”なドレスに憧れていました。試着をする中で、王道でありながらもスタイリッシュなこのドレスにひと目ぼれ。七分袖とサッシュリボンがかわいく、レースがとても上品で軽やかなのに、重厚感あるホテルでもしっかりと映えてくれました。子供の頃から夢見ていたティアラを合わせましたが、パールがふんだんに使われており、レースとの相性も抜群でした。」(machirok1210さん)
From Stylist
スカートにボリュームがあっても、透け感のあるレースと七分の袖丈で程よい軽さを演出。パールのティアラが厳かなホテル婚に映え、トータルコーデでロイヤルな雰囲気を醸し出しています。
Snap9:ham_altamodaさんの場合
手首のスカラップデザインでやさしい印象に
「高級感のあるレストランでのウエディングだったので、カジュアル過ぎず着心地がよいシフォンのエンパイアラインを選び、レースのボレロを重ねました。長袖も試着しましたが、七分袖の方が手首がすっきり細く見えてバランスも◎!手首やデコルテのスカラップレースもかわいくて気に入ってます。アクセサリーはレースの繊細さを大切にしたかったためキラキラ系は避け、控えめな輝きが上品なパールを選びました。」(ham_altamodaさん)
From Stylist
ネックラインや手首のスカラップデザインが、ご本人の優しい雰囲気にも合っていて、可憐な印象に。着心地や動きやすさを重視した柔らかなシフォンのエンパイアも、レストランウエディングにぴったり。
Snap10:sya2sya_ftw213さんの場合
七分袖とVネックでスタイルアップ
「自分の中のウエディングドレスのイメージが上品なレースとつややかなサテン。中でもイギリスの王妃が着ていたドレスが印象深く、袖がないドレスは選択肢にありませんでした。トップスは立ち襟で袖あり、スカートはボックスプリーツのプリンセスラインに。サイズオーダーしたので、身長が低くてもジャストフィットで着られました。また、レースの袖が映えるよう、ベールは縁にレースがないタイプを選びました。」(sya2sya_ftw213さん)
From Stylist
身長が低めの花嫁さんは、Vネックデザインと七分の袖感がスタイルアップの鍵に。すっきりしたアップヘアにティアラを合わせ、ベールを高めに着けることでも目線を上へ集められ、すらりと見せる効果が!
From 編集部
七分丈レースならナチュラルとノーブルのあんばいがちょうどいい♪
フル丈の長袖よりも抜け感が出て、手首を出すことですっきり細見えも叶う七分丈レースは魅力がいっぱい。トレンドのボレロで取り入れればおしゃれ鮮度がアップする上、2WAYで楽しめるなんて声も。卒花さんたちのように、ドレスのラインやスカートの素材によって、程よくナチュラルにもノーブルにもなれるから、自分がなりたい雰囲気にちょうどいい七分丈レースのドレスを見つけて。
取材・文/大平美和 監修/土田麻美 D/ロンディーネ 構成/伊藤りつ子(編集部)
※掲載されている情報は2021年2月時点のものです
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