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[47の県民性プロポーズ]第33話“鹿児島カップル”は優しい後押しをきっかけに……

甘いの、意外なの、あいまいなの……カップルの数だけ巻き起こるプロポーズ。ところで人の性格や行動って、47都道府県の「県民性」によっても違うって知ってた?県民性について研究するディグラム・ラボ「県民性研究会」が、全国約3万人に行った調査結果をお伺い。そのデータを基に「こんなプロポーズ、ありそう~!」を一緒に導き出してみました。第33話は「かす◯どんが好き♪」な鹿児島県のプロポーズストーリーをお届け!

第33話~鹿児島県編~

登場人物(県民性からの想像)

鹿児島男性

穏やかで物静か。仕事や物事の考え方に対して信念が固く、忖度(そんたく)のできないザ・正直者。信じた道は曲げないけれど、他人に対しては寛容でさばさばしている。プライベートは、一人でコツコツ楽しめる多彩な趣味を持つ。感情は言葉より態度に出るタイプ。心を許した彼女には愛情をストレートに表現できる。

【鹿児島県男性の特徴】
今の仕事・学業にやりがいを感じている1位
一人でいる方が好き1位
人前で感情をあらわにできない2位
自分の性格は大人3位
結婚生活は自分主導がよい4位
インドア派である4位

鹿児島女性

しっかり者であったかい姉御肌。コミュニケーション力が高く、リーダー的ポジションにいながら世話を焼くのも好きなので、先輩後輩分け隔てなく愛される。みんなのことを愛するあまり、自分の感情はややため込みがちで恋愛も奥手。普段のデートでは、彼が言葉少なめながらも引っ張っていってくれるのが心地いい。

【鹿児島県女性の特徴】
好きな人には尽くしたい2位
結婚生活は相手主導がよい2位
出世したい2位
プライベートより仕事を重視する2位
部下や後輩は短所を責めずに長所を褒めるべきだ2位
人の話で怒ることはあまりない3位
ご近所付き合いが得意だ5位

鹿児島県民って、こんなところ“あるある~”!

・故郷が好き1位
・自分は夜型人間である3位
・一人の人を長く愛せる7位
・自分は文系思考だ40位
・他人の地位や学歴が気になる45位
・暴飲暴食である45位

いざ、プロポーズへ……!

マンガ

不器用だけれどこだわり派の鹿児島男性と、他者との調和力に優れ愛情を傾けるのが好きな鹿児島女性は、凸凹がフィットする抜群のパートナー。

一緒に暮らして2年目の記念日、お互いにサプライズを計画していた。家事が得意な彼は手作りディナーを用意し、彼女に家の前で電話をしてとメッセージ。一瞬「?」となるもすっかりそのことを忘れて、新作ケーキを買って帰る彼女。すると、彼の態度も部屋の雰囲気もいつもと違う?
下準備が間に合わず予定変更となった彼は、食後のケーキを食べながらもずっとそわそわ。「(言いたいこと、あるのかな。私の聞きたいセリフかな?)」。気持ちを察知した彼女から心のスイッチを優しく押され、ようやく落ち着きを取り戻して決意のプロポーズへ――。

人付き合い、家事、お金の管理……どちらかが苦手なことはどちらかが得意。鹿児島県同士の夫婦は、互いを助け合いながら高め合っていけるでしょう。

*この漫画はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません

次はあなたの都道府県のプロポーズかも!?
乞うご期待!

鹿児島県花嫁さんのリアル、教えて!

【尚可さんのプロポーズSTORY】

ふたりとも鹿児島出身で、職場で知り合いました。彼は何事にもとことん探求心が深い人、私はのんびりタイプです。

お付き合いして1年がたった頃、私が入院、手術となりました。毎日仕事帰りに駆け付けてくれる彼。術後のある日、ぼそっと「一緒になるが」みたいなニュアンスのセリフを言って指輪の箱を差し出してくれました。思いがけないプロポーズにびっくり。私も「はい」と答えたと思います。

一人で買い物なんて行かない彼が、私のためにジュエリーショップへ行き、一人で悩んで婚約指輪を用意してくれたなんて。病院のベッドでにやにやが止まりませんでした。

その後のふたりは……

花嫁

後日彼からは、私が入院してしまって「このタイミングしかない!」と決意を固めたと聞きました。
彼が7歳年下ですが、普段の買い物、ドライブ、遠出などいつもふたりで一緒。バラバラで過ごす日がほとんどなく、周りからも“仲のいい夫婦”とよく言われます。怒らず笑って過ごせるように心掛けています。

【美里さんのプロポーズSTORY】

鹿児島で20歳まで育った私は、就職のため静岡へ。明るく社交的な彼と出会い、3年ほどお付き合いしていました。

毎年楽しみにしている地元の花火大会は、ふたりの行きつけの飲み屋さんの桟敷席で見るのが恒例。いつもの仲間が揃ってわいわいしていましたが、彼はずっと上の空なのが気になって……。するとサプライズコーナーで「遼平さんから美里さんへ、いつもありがとう」のアナウンスがあり、花火がどんと一発。「えっ!!」となっているところにスポットライトが当たり、「大変長らくお待たせしました。美里、結婚しよう」と指輪の箱を差し出す彼。もう頭真っ白、でも涙と共にうなずくと、「指輪を受け取りました!」というアナウンスでたくさんの花火と拍手。仲間たちは一部始終を動画に撮ってくれ、別の場所で見ていた彼の母や妹は泣いて喜んでいて、後日職場の人からもたくさん声を掛けられて。うれし恥ずかしのサプライズでした。

その後のふたりは……

花嫁

サプライズプロポーズは、感動しすぎて記憶があまりありません(笑)。婚約指輪はプロポーズリングだったので、後日彼と一緒に選びに行き、仮のリングにもジルコニアを付けて残してあります。
言いたいことは言い合って、何かするならふたり一緒に。いつもふざけあっている愉快な夫婦です。

From 編集部

鹿児島県のプロポーズは、シャイな彼の決意にきゅんとする

普段は不器用で口下手だけれど、一世一代のプロポーズにこだわるのは鹿児島の男性らしさ。派手さはないけれど、自分の気持ちが素直に伝わるよう、思いのこもった舞台を用意してくれそう。鹿児島女性は、彼が用意してくれた精いっぱいの言葉に加え、下準備のあれこれを想像して、大切に受け止めてくれるでしょう。

木原誠太郎さん
Profile

木原誠太郎さん ディグラム・ラボ「県民性研究会」所長

企業でマーケティングコンサルティングに携わったのち、ディグラム・ラボ株式会社を設立。心理学×統計学で人間の本音を分析、カウンセリングする「ディグラム」の研究を進めている。京都芸術大学客員教授。『47都道府県ランキング発表! ケンミンまるごと大調査』(文藝春秋)ほか著書多数。

取材・文/伊藤佳代子 イラスト/みかん 方言監修/尚可、美里 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のデータや県民性についての情報は、木原誠太郎・ディグラム・ラボ県民性研究会著『47都道府県ランキング発表! ケンミンまるごと大調査』(文藝春秋)、および木原誠太郎著『47都道府県格差』(幻冬舎)の調査によるものです
※掲載されている情報は2021年2月時点のものです

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