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笑顔&涙あふれる!「親と一緒の結婚式演出」卒花の最新実例6

結婚式は新郎新婦だけでなく、その家族にとっても一大イベント!親と喜びを共有したり、感謝を伝えたりする絶好のチャンスでもあります。でも何をしたらいいのか。というわけで、演出検討中のカップルのために”親と一緒に行う”がキーワードの結婚式演出をまとめてレポートします。

※本記事で紹介している事例は新型コロナウイルス感染拡大前のものです。感染が懸念される時期の結婚式においては、国や地方自治体の定めるガイドラインに準じた当日の感染対策を式場とご相談ください。(2020年12月16日)

episode1_腕を組んで披露宴入場する

親子で主役になれるワクワク演出♪

演出写真
演出写真
演出写真

子どもの頃のように親と一緒に手を繋いで歩きたい……という気持ちがありながら、和装での神前式でバージンロードを父親と歩くことができなかったというまるこさん。披露宴はガーデンのあるレストラン会場だったため、パーティの始まりは親と腕を組んで3人で入場!家族の仲のよさが伝わる、アットホームで気取らない雰囲気がゲストも思わずグッときたはず。

やってみてどうだった?

顔

披露宴前の3分間程度ですが、両親にも注目が集まってよかったです。普段から仲がよく、面白いことが好きな両親なので楽しんで参加してくれましたよ!結婚式の1カ月前からプランナーさんに相談していたので、当日の動きもスムーズにできました。(2019年10月挙式/まるこさん)

[写真1枚目]アーチを通って披露宴会場に入場するまるこさん親子

[写真2枚目]ドレスコードを白にしてゲストも主役のパーティに。写真映えもばっちり!

[写真3枚目]ゲストと談笑しながら、まるこさん親子の入場を待つ新郎。和やかな時間が流れる♪

episode2_挙式入場前、筥迫(はこせこ)の儀を行う

母から娘へ!和婚ならではの感動演出

演出写真
演出写真

「タイムレスな花嫁像」「ふたりらしさが伝わること」をポイントに準備を進めた優さんが取り入れた親との演出は、花嫁支度の最後の仕上げとして母が娘に行う筥迫(はこせこ)の儀。古くは、鏡やお守りなどが入れられていた小さな箱状の装飾品を花嫁の胸元に収め、母親の思いを娘に継承する儀式といわれています。

やってみてどうだった?

顔

新郎の元へ向かう前に、母との時間をつくれたので本当にやってよかったです。母は泣いてしまうかもと心配していたけれど、いつも通りの優しい笑顔で私の方が涙があふれてしまいました。やはり母の笑顔の力は無限大です。(2019年9月挙式/優さん)

[写真1枚目]ゲストに見守られながら行った筥迫(はこせこ)の儀。ガーデンをバックにしたロケーションも素敵

[写真2枚目]優しく見守る父。3ショットで写真に残すのもおすすめ

episode3_レイを贈る

リゾ婚に欠かせない、感謝の気持ちを伝える演出

演出写真
演出写真
演出写真

両親に感謝を伝える場をつくるため、グアムで家族挙式を行ったやよいさんご夫妻。挙式のテーマはアットホームで縛りのない自由で楽しい時間を過ごすこと。挙式とケーキカットを終えた後、それぞれの親へレイを贈呈。オプションプランで1つ約1000円の生花を用意してもらったそう。

やってみてどうだった?

顔

リゾート婚を決めたときからレイ贈呈は絶対にやりたい演出でした。色鮮やかで写真映えするパープルのプルメリアにしました。レイ贈呈はとても喜んでくれて、帰国後も「とても楽しくていい式だった」といってもらえたし、本当に自由で楽しい時間を過ごすことができたので大満足しています。(2019年12月挙式/やよいさん)

[写真1枚目]新郎新婦それぞれの親にレイを贈呈。全部で4つ用意

[写真2枚目]記念写真でも華やかさ倍増!

[写真3枚目]リゾート婚らしい思い出の1枚に。新婦・やよいさん、新郎・ひかるさん

episode4_マザーズロードを母と歩く

母→父→新郎へ繋ぐ、サプライズ挙式演出

演出写真
演出写真

チャペルの扉前までは、母親のおなかの中にいる時間を表すマザーズロードともいわれているそう。今まで大切に育ててくれてありがとうという気持ちを込めて、母とマザーズロードを歩くことを決めたNonさん。母にサプライズで伝えたかったため当日まで隠していたそう。

やってみてどうだった?

顔

事前に伝えると母は恥ずかしがると思ったので、サプライズで式場のスタッフさんから伝えてもらいました。母親とチャペルに入場するシーンを見たことがないと、ゲストも新鮮だったようです。(2019年6月挙式/Nonさん)

[写真1枚目]母親と手を繋いでマザーズロードを歩くNonさん。ゲストの視線集中!

[写真2枚目]バージンロードで父親にバトンタッチ

episode5_ジャケットセレモニーで新郎親子の時間をつくる

親にジャケットを着せてもらう心温まる演出

親演出

ウエディングパーティ当日、新郎新婦とゲストが初めて顔を合わせる挙式会場。新郎の入場後、ゲストの前で最後の身支度を親に手伝ってもらうジャケットセレモニーは、花嫁でいうところのベールダウンに近い演出といえます。

やってみてどうだった?

かお

親との時間を大切にしてもらいたかったので。お義母さんは「恥ずかしいわ~」といいながらも大役を果たしてくれましたよ。ジャケットセレモニーを見たことがないゲストも多かったようで、「感動した」と言ってもらえました。(2019年12月挙式/齋藤真帆さん)

[写真]新郎母とのジャケットセレモニーの様子。カメラを向けるゲストも多数!

episode6_オリジナル絵本&スライドショーで感謝を伝える

親への手紙に一工夫したほっこり演出

親演出

親へのプレゼントとして、家族をテーマにしたオリジナル絵本を新郎新婦各1冊ずつ用意。それぞれ巻末に花嫁・花婿の手紙を載せ、ゲストの前で読む心温まる演出。「絵本は幼いころに母に毎晩読み聞かせてもらっていた思い出のアイテムなので、絶対に絵本を使いたいと決めていました」と語るむーさん。家族との写真をまとめたスライドショーをバックに流し、思い出を振り返りやすいように工夫したそう。

やってみてどうだった?

かお

父は「悔しいという感情以外で涙が出ない!」と豪語していたにも関わらず、感動して泣いてくれたのが意外で嬉しかったです。家族の仲のよさもゲストにも伝わったみたい。(2020年2月挙式/むーさん)

[写真]通販サイトでカスタムオーダーしたオリジナル絵本を使用。スライドショーを流しながら手紙を読み、親に感謝を伝えるむーさんご夫妻

From 編集部

伝統もオリジナルも!家族の絆を深めてくれる、親と一緒の結婚式演出

卒花さんたちの親と一緒の結婚式演出を取材していて、「結婚式の主役は新郎新婦だけではない」という思いを強く感じました。親への感謝の気持ちであったり、ゲストに親を紹介したい気持ちであったり……。由来のある儀式じゃなくてもいいんです。親のために少しでも何かしてみたいと思ったら、まずはプランナーさんに相談してみることで、新しい演出アイデアに繋がるはずです!

取材・文/岸田雅子
※記事内のデータおよびコメントは2020年10月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバーが回答したアンケートによります
※掲載されている情報は2020年12月時点のものです

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