式の季節で選ぶ!ブーケの主役になる花材まとめ[コーデ・花言葉etc.]
ドレス姿をよりおしゃれに、より印象的に彩りたいなら、結婚式の時季に「旬」を迎える花をブーケに取り入れてみては?ここでは、ブーケにおすすめの主役級花材を季節ごとに分け、結婚式に映える花言葉付きでたっぷりご紹介!人気フローリストの新井りえさんに聞いた、ブーケに季節感や今っぽさをプラスするコツも参考にしてね。
【春婚】かわいらしく軽やかな花が豊富で幸せ満開!
ふんわり柔らかなパステルカラーや花びらがひらひらしたかわいらしい花がたくさん揃う春。小ぶりの花や野花をはじめ、優しく可憐な雰囲気をもたらす花で彩れば、春らしさ満開!
One Moreアドバイス!
ラナンキュラス、スイートピー、チューリップなど、春を代表するかわいらしくて色合いが豊富な花に、あえてシックなアンティークカラーを取り入れることでおしゃれ感がアップ。甘さも程よく抑えられ、大人かわいい雰囲気になりますよ。(新井さん)
【夏婚】南国の花や爽やかな色は夏の日差しと好相性
エナジーあふれる鮮やかな色や白や紫など清涼感のある色は夏のイメージそのもの。形が個性的なトロピカルな花やすがすがしいブルー系を取り入れれば、こだわりを感じさせるおしゃれな夏ブーケが完成。
One Moreアドバイス!
アンスリュームやアリウムなどの大ぶりで個性的な花で、みずみずしさと艶感を強調するとより夏らしく。また、アンスリュームのブーケのように、トルコキキョウなどの中輪や小花など、大中小の花の大きさでリズムをつけたミックススタイルもトレンドです。(新井さん)
【秋婚】落ち着きのある色合いが秋ムードの決め手に
深みのあるブラウンやオレンジ、ベージュカラーでまとめたブーケやおしゃれ映えするスモーキーなトーンは秋ならでは。実ものや枝ものをアクセントにしたボーホーテイストのブーケも、洗練された大人顔の花嫁になれると人気。
One More アドバイス!
ナチュラル系のブーケは、ドライリーフをミックスしてスパイスを利かせると一段とセンスフル。また、ビビッドなオレンジやレッドなどを1色利かせてアクセントにすると、ほっこりした秋らしさに抜け感やこなれ感もプラスできます。(新井さん)
【冬婚】暖色やふんわりした質感でぬくもりを演出
ぬくもりを感じさせる暖色やふわふわな質感はもちろん、凛とした大輪の花やくすみグリーンを取り入れたブーケが冬のクリーンな空気感とマッチ。クリスマスっぽくしたい花嫁には、いかにもな赤×緑ではなく、白やグレイッシュグリーンの“ホワイトクリスマス”風グラデがおすすめ。
One More アドバイス!
アネモネやポピーなど、春の印象もある軽やかな花を取り入れて抜け感をつくれば、定番人気のこっくりした濃色ブーケが一段と今っぽく。ユーカリのようなグレイッシュグリーンを合わせると冬のテンションに寄り添った艶っぽさも出せます。(新井さん)
From 編集部
最もきれいに咲き誇る旬ブーケで最高に輝く花嫁に
あなたの結婚式の季節に旬を迎えるお花を主役にすれば、そのとき、手に入る中でも特に生き生きと咲いた状態で使えるし、空気感や景色ともマッチ。さらに、季節感あふれるブーケに今っぽさを盛り込めば、洗練度もグッとアップ!春婚、夏婚、秋婚、冬婚……、その季節らしさが香るブーケで、記憶も写真も一段と素敵に残して。
新井りえ ディレクター/フローリスト
東京・目黒にフラワーアトリエ「RaQue (ラキュウ)」を構え、ウエディングはもちろん、展示会・イベントなどの装花、ワークショップまで幅広く活躍。お花の今が感じられるおしゃれなアレンジは、こだわり花嫁からの熱い注目を集めている。
<ホームページ>
http://ra-que.com/
<インスタグラム>
https://www.instagram.com/raque_rie/?hl=ja
取材・文/大平美和 D/ロンディーネ 監修/新井りえ(RaQue | ラキュウ) 構成/紺矢里菜(編集部)
※掲載されている情報は2020年11月時点のものです
※花材は年によって流通時期が変動することがあります
※参考文献/宇田川佳子(2019年発行)『ちいさな花言葉・花図鑑』ユーキャン学び出版・自由国民社、「花言葉-由来」(最終閲覧日2020年10月20日)https://hananokotoba.com/
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