まねしたい!“小道具いらず”なドレス前撮りポーズ実例30
「前撮りって小道具がないとバリエーションが撮れないの?」「何もないと寂しくならない?」と心配になっている花嫁さん必見。フォトプロップスなどの用意不要、ふたりだけで映える、ドレス前撮りのための10ポーズを30パターンの実例でお届け!ふたりでまねしたい、お気に入りポーズをぜひ見つけてみて♪プロフォトグラファーによる、より美しく撮れるポイント付きです!
<#おでこコツン>ふたりのおでこを合わせて♪
ふたりのおでことおでこを合わせた瞬間のショットは、まるでふたりで何かをささやき合っているかのようなロマンチックなシーン。キスショットはちょっと恥ずかしい……という花嫁さんにもおすすめのポーズ。
【ここが映えポイント!】
●少女漫画のワンシーンのようなかわいらしい雰囲気に
●横からのシルエットだから、正面と比べてスタイルアップ効果も
フォトグラファー原田さんが教える、「より美しく撮れるポイント」は……
真正面でコツンとするより、こめかみ辺りをコツンとするとふたりの表情も見えるのでよりGOOD。手を繋いだり、腕を組んだり、腰に手を回したりと手の位置を変えるだけでも雰囲気がガラリと変わりますよ。寝転んだり、ベールをかぶせた中でのコツンもおすすめ。
【1枚目】Ryotaさん&Maika(@maa.imai7)さん(取材協力:ラヴィファクトリー名古屋)
【2枚目】mizukiさん
【3枚目】取材協力:ラブグラフ
<#FACE to FACE>ほっぺ&ほっぺをピタリと合わせて♪
ふたりのほっぺを寄せることで自然とふたりの密着度も上がり、仲良し度高めの一枚に。顔が隠れないので、幸せ感満点のかわいらしい表情もしっかり残せるのも魅力。ほっぺだからシャイな新郎も挑戦しやすいのもうれしい♪
【ここが映えポイント!】
●ほっぺを寄せることで表情がしっかり写せる
●密着度が高く、幸せ溢れる笑顔が自然に出やすい
フォトグラファー原田さんが教える、「より美しく撮れるポイント」は……
遠慮せずに思いっきり頬をくっつけ合い、目を瞑るぐらいクシャッと笑うととてもかわいく仕上がります。画面から見切れるぐらいに思いっきりカメラに近づいたり、お互いの顔を触っていたり、つねったりすると自然な表情が出てよりGOOD。
【1枚目】Y.K さん&S.Kさん(取材協力:STUDIO TVB 京都店)
【2枚目】otkさん
【3枚目】Takayukiさん&Asamiさん(@_sami_wedding)(取材協力:ラヴィファクトリー名古屋)
<#ノーズLOVE>向かい合うふたりの鼻と鼻で軽くチュッ♪
ふたりの顔と顔が思いっきり近づく鼻キスは、密着度が高めだからこそ、自然と幸せな表情になれるポーズ。顔だけをぐっと近づけるとかわいらしい雰囲気に、腰に手を添えたり、鼻だけでなく体も密着させるとロマンチックで大人な印象に。表情が映ってちょっと恥ずかしいふたりなら、シルエットショットにするのもおすすめ。
【ここが映えポイント!】
●キスポーズよりもふたりの表情がしっかり見える
●横からのカットだから、こだわりのヘアやアクセサリーもしっかり写る
フォトグラファー原田さんが教える、「より美しく撮れるポイント」は……
ドラマチックな雰囲気のポージングなので、口角を軽く上げてほほ笑むぐらいの表情がおすすめ。しかし笑いすぎには注意!新郎はあごを引き、新婦は軽く顔を上に上げると、新婦の顎から首にかけてのラインがきれいに見えるのでおすすめ。ふたりに身長差があるのが気になる場合は、座った新婦に鼻キスをするのもかわいいです。
【1枚目】otkさん
【2枚目】樋口大樹さん&瑞稀さん(取材協力:ラヴィファクトリー新潟)
【3枚目】Megさん
<#ハイディングキス>キスは隠してふたりだけのものに♪
そのままのキスショットを見られるのはちょっと恥ずかしい……というふたりなら、シルエットやヘア、角度などを工夫したハイディングキスポーズがおすすめ。ふたりの表情をうまく隠しているから、SNSにアップしやすいのもポイント。
【ここが映えポイント!】
●キスシーンや表情が見えないので恥ずかしさもなく、おしゃれに仕上がる
●本当にキスしているようなドキドキ&ラブラブ感が伝わる
フォトグラファー原田さんが教える、「より美しく撮れるポイント」は……
ポイントは距離感。おなかとおなかの間の空間をなるべく開けずにしっかり密着すること。新婦からキスをするように重心が動いている雰囲気や、こっそりふたりだけの空間でキスをしているようなイメージでキスをするのもおすすめ。恥ずかしがらないことが大事です。
【1枚目】李菜さん(取材協力:STUDIO AQUA 浅草店)
【2枚目】取材協力:STUDIO AN(福岡)
【3枚目】取材協力:ラブグラフ
<#キュンハグ>愛情いっぱい!後ろからのギューッ♪
好きな人を後ろからぎゅっと抱き締めるハグショットは、大好きな気持ちがストレートに伝わる一枚に。見ているだけでキュン♪な愛が溢れるポーズだから、新郎からのハグパターンも、新婦からのハグパターンもどちらもマストで撮っておいて!
【ここが映えポイント!】
●新郎からのハグは、大きな愛で包み込むような温かさや安心感が伝わる一枚に
●新婦からのハグは、彼が大好き♪という思いが溢れるかわいらしい雰囲気に
フォトグラファー原田さんが教える、「より美しく撮れるポイント」は……
ハグをするときは力みすぎず自然体で、恥ずかしがらずに思いっきりするのがポイント。新郎からハグする場合は、腕をしっかり回して包み込み、新婦からの場合は新郎の袖などを軽くつかむぐらいがかわいいです。ハグの状態から撮影するのではなく、後ろから歩いてきて、その勢いのままハグをするとより自然な雰囲気に。
【1枚目】@yabenatsukiさん&@r__bride_さん(取材協力:ラヴィファクトリー福岡)
【2枚目】取材協力:ラブグラフ
【3枚目】取材協力:Salon de photo(ララシャンス)
<#ピックミーアップ>彼の胸に思いきり飛び込んで♪
ドレスとタキシード姿のふたりだからこそ映えるのが、新郎が新婦を抱きかかえたこの抱っこショット。持ち上げた後に、ドレスをフワッとさせると動きが出てプリンセス感がさらにアップ。見つめ合ったり、頬にキスをしたりと王子様&お姫様気分で撮影を楽しむとよりロマンチックな仕上がりに。
【ここが映えポイント!】
●絵本から飛び出してきたかのようにロマンチックな雰囲気に
●動きがつくので新婦のドレスが美しく写せる
フォトグラファー原田さんが教える、「より美しく撮れるポイント」は……
力みやすいポージングなので、ふたりの表情が力まないように注意。新婦は新郎の肩に手を添える際、指先は柔らかく、ひじの角度は少し曲げると美しく写ります。新郎に余裕があれば、持ち上げたまま回転すると躍動感が出て映画のワンシーンのように。スレンダードレスの場合は、片足を後ろに上げると女性らしく柔らかい印象になりますよ。
【1枚目】取材協力:ラヴィファクトリー大阪
【2枚目】@ac.hkt_38さん&@wd_0112crさん(取材協力:ラヴィファクトリー福岡)
【3枚目】荻谷竜介さん&ももさん(取材協力:ラヴィファクトリー金沢)
<#She Said YES!>目と目を合わせ、プロポーズシーンを再現
実際のプロポーズの瞬間を写真に収めるのはむずかしいからこそ、当日を思い出してキュンとできるプロポーズショットは残しておきたい。大好きな彼からのプロポーズを再現した幸せ溢れる一枚は、きっと一生の宝物になるはず。
【ここが映えポイント!】
●プロポーズの当日を思い出させてくれるようなドキドキ感が伝わる
●正統派ロマンチックプロポーズから、表情メインのカットまでバリエーション豊かに
フォトグラファー原田さんが教える、「より美しく撮れるポイント」は……
お互いがしっかり真正面で向かい合うのが美しく撮るためのポイント。新婦が驚いているカットもかわいいので、両手を口元などに添えてビックリしている表情も残すのもおすすめ。プラスαで、プロポーズを断られた風や新郎がうれしくてガッツポーズ!などのファニーなカットを入れてもおもしろくなりますよ。
【1~3枚目】取材協力:ラブグラフ
<#Beauty Looking Back>見返り現れる、美しき花嫁
花嫁さんがくるりと後ろを振り向くポーズは、まさに見返り美人!彼と並ぶ花嫁をより一層かわいく見せてくれるショット。振り返ることで、体をねじるのでウエストがキュッとスタイルアップ。ドレスのバックスタイルをより美しく残せます。
【ここが映えポイント!】
●振り向くことで、体のラインをスッキリと見せスタイルアップも叶う
●彼の顔は映さずに、花嫁の表情だけ残すこともできるのでSNSにもアップしやすい
フォトグラファー原田さんが教える、「より美しく撮れるポイント」は……
新婦が振り返る際、上半身はなるべく新郎側に向け、猫背にならないように姿勢を意識すると体のラインが美しく見えます。新郎の横顔も見せたい場合は、振り返っている新婦を優しく見つめてもらったり、ほっぺにキスしてもらうといいですよ。
【1枚目】伊藤翔真さん&亜子さん(取材協力:ラヴィファクトリー フィレンツェ)
【2枚目】取材協力:Salon de photo(ララシャンス)
【3枚目】取材協力:ラヴィファクトリー東京
<#フィンガーLOVEレター>ふたりの好きな文字や数字をハンドサインで
ふたりの指を組み合わせて「LOVE」や「ハート」などの文字、「記念日」や「年号」などの数字を表現するハンドサインポーズ。ロケーションや衣裳を生かして引きで撮ったり、手のアップを撮っても◎。アップで撮影すると、ネイルやリングも一緒に見せられるのもうれしい。
【ここが映えポイント!】
●ふたりの好きな文字や数字を残すことができる
●年号などその時ならでは感のあるサインも残せる
フォトグラファー原田さんが教える、「より美しく撮れるポイント」は……
色みがはっきりした背景を選ぶと、ふたりのサインがより目立ちます。バックショットの際は、サインがしっかり見えるように腕をピンと伸ばしてポーズを。少しロマンチックにしたいなら、サインの影を壁や地面にシルエットで投影して撮影するのもおすすめですよ。
【1枚目】取材協力:ラブグラフ
【2枚目】こらまさん
【3枚目】ゆいさん
<#ベールボーイライク>ドレスの裾を彼が優しく持ち上げて♪
ウエディングドレスの裾を引きずらないよう、ベールボーイ風に持ち上げながら歩く自然体な一枚。花嫁をサポートする、新郎の姿が何だかとってもキュート!ドレスの素材感がきれいに残せるから、自然光の中で撮影するのが◎。
【ここが映えポイント!】
●ベールボーイ風な新郎の姿がかわいらしい
●ドレスの質感が美しく残せる
フォトグラファー原田さんが教える、「より美しく撮れるポイント」は……
ドレスのボリュームや素材感が伝わるように適度な距離感を保ち、横一列にならずに半歩ぐらい横にズレて歩くとGOODバランス。ドレスをつかむ新郎の手元はなるべく柔らかく、新婦の足元が見えすぎない程度にドレスを上げながら歩くのがポイントです。
【1枚目】さおりさん
【2枚目】奈津美さん
【3枚目】取材協力:ラブグラフ
From 編集部
小道具(=フォトプロップス)がなくても、すてきなドレス前撮りは叶う!
小道具やフォトプロップスなしでもこんなにすてきな写真に仕上がるから、「小道具は違うかな?」「アイテムの用意はできないかも?」なんて花嫁さんも安心して大丈夫。自然体の姿を残したいふたりにぴったりな、“小道具いらず”なドレス前撮りポーズ。これはまねしない手はないかも?!
原田航太朗さん
フォトグラファー
アイ・ケイ・ケイ株式会社 ララシャンス太陽の丘所属
フォトグラファーチーム責任者として、技術指導を行う。これまで国内のフォトコンテストにて多数の受賞。WPPI・AsiaWPAという世界最大規模のウエディングフォトコンペティションにおいて合計12のタイトルを受賞。
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Salon de photo(ララシャンス)
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取材・文/滝 紀子 D/ロンディーネ 構成/松隈草子(編集部)
※記事内の写真は2020年8月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー81人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2020年10月時点のものです
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