フォト、光……etc. ゲストと一緒に楽しむ 最新「テーブルラウンド演出」
披露宴で新郎新婦がゲスト卓へ出向くテーブルラウンド演出は、参列してくれたゲストと距離をより縮めるチャンス!ここでは、ゲストとワイワイ盛り上がること間違いなしの先輩カップルたちのアイデアを実例写真と共にご紹介します。
実例01_リースブーケ作り
リースに花を挿してもらうゲストとの共同作業
新婦が持つリースの土台に、ゲストに花を挿してもらうリースブーケ作り。ゲスト参加型のテーブルラウンドで、すべてのテーブルを回り終えたときにリースブーケが完成するため会場に一体感も生まれるよう。1卓につき1名、花を3~4本まとめて挿してもらったそう。ゲストと記念撮影する際の小道具にもなって一石二鳥!
ココが盛り上げPoint!
あらかじめ茎を短くカットした切り花を用意し、花を挿すゲストは各テーブル1名にして時間がかかりすぎないようにしました。誰に挿してもらうか、こちらからは指名せずに各卓で決めてもらったこともゲスト同士の距離が縮まるきっかけになったのかも。今はリースを自宅の玄関に飾って楽しんでます♪(たかだゆうきさん)
演出DATA
●挙式日 2019年2月17日
●新郎新婦が準備したもの
リースの土台
切り花
●演出にかかった費用
約3万円
実例02_ポーズカード
アットホームな雰囲気になる手作りのポーズカード
ポーズがワンパターンになることを防ぐためポーズカードを用意し、ゲストに選んでもらったという中谷さん。「新型コロナウイルス感染予防をするなら、ポーズカードは指でさしてもらい、ゲストが触れないように工夫するといいかも」と中谷さん。各卓のゲスト1名だけエスコートカードにシールを貼っておき、その方にクオカードをプレゼント&カードを引いてもらうようにしてスマートな流れに。
ココが盛り上げPoint!
普段はやらないさまざまなバリエーションのポーズを準備しておいたことでゲストが自然な笑顔になってくれてよかったです!「みんなでグラスを持って乾杯!」というカードが出たときにスタッフの方がバタバタしていたと後日伺ったので、事前に内容をプランナーさんに伝えておいた方が安心だと思います。(中谷さん)
演出DATA
●挙式日 2020年2月16日
●新郎新婦が準備したもの
ポーズカード
500円のクオカード(12卓分)
●演出にかかった費用
約6000円(ポーズカードは無料で譲ってもらった)
実例03_スイーツハンドアウト
”シェアハピ”ダンスでゲストを巻き込むショータイムに
お色直し後の入場曲はお菓子『ポッキーチョコレート』のCMソングに使われていた『Share The Love』。余興を兼ねたテーブルラウンドとして、バトントワリングの講師をしている新婦の友人と共にダンスを披露した後、新郎新婦でお菓子を配り歩いて会場中を笑顔に。階段を演出に使って、まるでコンサートのような雰囲気をつくり上げた。
ココが盛り上げPoint!
曲の1番で彼がパフォーマンス、2番で私がバトン、2番のサビからテーブルラウンドと構成を考えてゲストが飽きないようにしました。お菓子を配るときはアピールしてくれたり、目が合ったゲストにランダムに渡していましたね。同時にドレスの色当てクイズもしていたのもあって演出全体で盛り上がってくれたみたい。(眞田裕子さん)
演出DATA
●挙式日 2019年7月13日
●新郎新婦が準備したもの
『ポッキーチョコレート<9袋入>』×4個
『いちごポッキー<9袋入>』×3個
バスケット
ポッキー形のバルーン
サングラス
バトン
●演出にかかった費用
約1000円
実例04_光×スモーク
子どもも大人もワクワクする幻想的な光の演出
新郎新婦が光るキューブを入れるとグラスの液体の色が変化し、ドライアイスのスモークがモクモクと広がる演出は、まるでイリュージョン!「小さな子どものゲストも多かったため火を使わない安全性を重視しました」とnaoさん。短時間で終わるため、ゲストとの写真撮影&歓談の時間もしっかり確保できたそう。
ココが盛り上げPoint!
テーブルによって色を変えて「次は何色になるんだろう?」というワクワク感をつくりました。珍しい演出だったようで、ドライアイスの煙に手を当てたりして楽しんでいただけました。(naoさん)
演出DATA
●挙式日 2017年9月23日
●新郎新婦が準備したもの
会場の演出プランから選んだため特になし
●演出にかかった費用
約6万円
実例05_リボンワンズ
ブーケ風に束ねて配り、余興の橋渡しに
海外でも人気のリボンワンズは、ゲストに振ってもらうリボン付きのスティック。ブーケのように束ねた手作りのリボンワンズをゲスト一人一人に「余興のときに振ってくださいね」と声掛けしながら配って回ることで、ゲストへ使い方の説明もばっちり!新婦が学生時代に所属していたチアリーディング部の後輩に依頼した余興が始まると、みんな楽しそうに振ってくれて大成功!
ココが盛り上げPoint!
私はリボンとポンポンの下準備、夫は紙ストローに付ける……と手分けして制作。夫の趣味がガンプラ作りなのでサクサク作業してくれました(笑)。リボンワンズは男性は胸ポケットに挿したり、赤ちゃん連れは子どもをあやすのにも使ってくれたり、ゲストそれぞれ楽しんでもらえたのもよかったです。(にしきいちばさん)
演出DATA
●挙式日 2019年7月14日
●新郎新婦が準備したもの
手作りのリボンワンズ
●演出にかかった費用
約2000円
実例06_似顔絵スケッチ
本業を生かした似顔絵ラウンドでコミュニケーションを
なぎささんの職業は似顔絵作家。そのスキルを生かして、披露宴のテーマ「ゲストとしっかり会話ができる時間」をテーブルラウンドで実現させたそう。1テーブルにつき7分という時間設定でテーブルごとにくじを用意して当たった1名のみ、その場で似顔絵をスケッチ。他のゲスト全員分は事前に描いておいた小さめの似顔絵をプレゼントして時間調整したそう。
ココが盛り上げPoint!
新郎新婦が座る席を用意したことで、ゆっくりとお話もできました。テーブルにいる全員が知り合いではない場合でも似顔絵が会話のきっかけになって、みんなで和気あいあいと盛り上がりました。「あなたにしかできない演出で素敵だった」と喜んでいただけたのも嬉しかったです。(なぎささん)
演出DATA
●挙式日 2020年3月8日
●新郎新婦が準備したもの
はがきサイズの紙に描いておいた全員分の似顔絵
2Lサイズの紙&持ち帰り用のOPP袋(6卓分)
画材
A5クリップボード
●演出にかかった費用
約500円
From 編集部
テーブルラウンドは時間との勝負!新郎新婦のチームワークもカギ
すべてのゲスト卓を回るため、少しずつのズレが大きな遅れにつながるテーブルラウンド。新郎新婦の見せ場とするよりゲストとコミュニケーションを取ることを重視するなら、ゲスト全員を公平に扱いながらも時間をかけすぎない工夫が必要。また、新郎新婦の役割分担もスムーズな進行のカギのようです。
構成・文/岸田雅子
※掲載されている情報は2020年9月時点のものです
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