美容プロ監修!キレイになれる花嫁ごはんvol.4~サンマ編~
憧れの結婚式当日は、今までで一番キレイな花嫁でいたい!そのために、お肌のコンディションや体調を整えることも、大切な結婚準備の一つですよね。今回も、美容効果の高い食材をテーマに、日本ビューティーヘルス協会の池上淳子さん監修の下、料理家のまきあやこさんが花嫁におすすめのレシピを提案!とっても簡単なので、仕事や結婚準備で忙しい人、料理に自信がない人でもおいしくできますよ♪
今月のテーマは「サンマ」
目指すは美肌・美骨・健康美!
秋の魚の代表格・サンマには、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富。両方の血液サラサラ効果によって、体の隅々に栄養や酸素が行き渡り代謝がUP。肌の生成にも働き掛け、美肌へと導いてくれます。
また、サンマにはカルシウムの吸収を助けるビタミンDも多く、半切れ(50g)程度で約1日分が摂取可能。サンマは調理方法によって骨まで食べられるので、カルシウムとビタミンDで骨を強化して、美しい姿勢をつくりましょう。
さらにもう一つ、栄養素の特徴として挙げられるがの鉄。血液の材料となる鉄の不足は、疲労感や倦怠(けんたい)感、目まいを引き起こすことも。美しさとは健康であること!鉄をしっかり取って、パワフルな健康花嫁を目指してくださいね。
One Moreアドバイス!
A. サンマの脂に含まれる成分は、空気に触れると酸化が進み、老化の進行や不調を招くリスクが高まります。それを防ぐのが、抗酸化作用のあるビタミンC。サンマとレモンの相性は、美容的にも◎です。(池上さん)
【レシピ1】焼き魚をおしゃれに!サンマのレモンローズマリーグリル
定番の焼き魚に少しのアレンジを加えるだけで、ハーブの香りが心地よいおしゃれな一皿に変身!レモンを合わせることで、爽やかな酸味がプラスされるだけでなく、脂の酸化防止にもなります。また、焼く前の簡単な下処理は、魚の臭みを消すのに効果的。他の魚にも応用できるのでぜひ覚えておいて。フライパンで焼く場合は、魚焼き用のホイルを使うと皮がくっつかずキレイに仕上がりますよ。
材料/1人分
サンマ……1尾
オリーブオイル……大さじ1
塩……適量
ローズマリー……1本(フレッシュなものがなければドライでも可)
スライスレモン……2~3枚(レモン汁でも可)
[1]サンマにすべての材料を掛けて10分程度置いておく。
[2]サンマが大きい場合は半分に切り、魚焼きグリルやフライパンで[1]を焼く。このとき、季節の野菜を一緒に焼くと、簡単な付け合わせが同時に完成。
【レシピ2】パスタにしてもgood!サンマときのこのアヒージョ
スキレットやフライパン一つでできる、秋らしいアヒージョ。材料を切って合わせて火にかければOK!と、とても手軽なのに味は本格的。バゲットに付けて食べるのはもちろん、サンマをほぐしてパスタソースにしても絶品です。弱火でゆっくりと火にかけるため、サンマの小骨も気にならず、カルシウムも摂取できますよ。ワインにもよく合うので、パーティや記念日の一品にもいいですね。
材料/1人分
サンマ……1尾
オリーブオイル……150cc(★)
にんにく……2かけ(★)
タカノツメ……1本(★)
塩……小さじ1/2(★)
こしょう……適量(★)
ローリエやタイムなどのハーブ(あれば)……適量(★)
ベーコン……1~2枚
お好みのきのこ(今回はしめじとマイタケ)……150g
[1]サンマを4~5cm程度のぶつ切りにして、軽く塩(分量外)を振っておく。にんにくはみじん切りにする。
[2]小さめのスキレットやフライパン(直径18cmくらい)に(★)を入れ、水気を拭き取ったサンマ、食べやすい大きさに切ったベーコンときのこを加え、弱火で15分程度クツクツと煮て出来上がり。
【レシピ3】缶詰でできちゃう!サンマとアボカドの炊き込みごはん
サンマとアボカド、意外だけど絶妙な組み合わせの炊き込みごはん。火を使わず調理できて材料はたった4つのみ。しかもかば焼の缶詰を使っているので、味付けに悩むこともなく簡単です。さらに、サンマの骨もすでに軟らかくなっているから、カルシウムの摂取もバッチリ♪梅干しが入ることで後味もさっぱりしています。冷めてもおいしいので、おむすびやお弁当のごはんとしてもおすすめですよ。
材料/1人分
サンマのかば焼き缶詰……1缶
米……1合
梅干し……2個
アボカド……1/2個
[1]炊飯器にといだ米1合と分量通りの水を入れたら、サンマの缶詰のタレ以外と梅干し、一口大に切ったアボカドを入れて炊く。
[2]炊き上がったらさっくりと混ぜ、味が足りない場合は塩や缶詰のタレを少し加えて調整し、お好みでブラックペッパーを振って完成。
From 編集部
サンマは「キレイのもと」の宝庫
美肌に導くEPAやDHA、美骨をサポートするビタミンD。青魚が体にいいとわかっていても、自分でさばくのはハードルが高いですよね。でも、内臓も食べられる新鮮なサンマなら、さばく必要がないので料理初心者でも扱いが楽。旬を楽しみながら、理想の「キレイ花嫁」に一歩前進です!
まきあやこ 料理家
料理家、ケータリングチームPerch.主宰。ほっとする野菜たっぷりのお弁当やテーマ性のあるオーダーメイドのケータリングの他、フードスタイリング、レシピ開発などを中心に活動中。著書に『やってみたら思ったより簡単だった!スグうま自炊生活』。5月より笹塚に実店舗をオープン。
取材・文/関東博子 レシピ制作/まきあやこ イラスト/湯浅 望 監修/池上淳子(日本ビューティーヘルス協会 会長) 構成/紺矢里菜(編集部)
※掲載されている情報は2020年8月時点のものです
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