美容プロ監修!キレイになれる花嫁ごはんvol.2~パプリカ編~
憧れの結婚式当日は、今までで一番キレイな花嫁でいたい!そのために、お肌のコンディションや体調を整えることも、大切な結婚準備の一つですよね。今回も、美容効果の高い食材をテーマに、日本ビューティーヘルス協会の池上淳子さん監修のもと、料理家のまきあやこさんが花嫁におすすめのレシピを提案!とっても簡単なので、仕事や結婚準備で忙しい人、料理に自信がない人でもおいしくできますよ♪
今月のテーマは「パプリカ」
美肌に近づく栄養素がたっぷり!
パプリカが持つ栄養素の中でも、美容面で注目したいのが豊富なビタミンC。この成分は、シミの原因となるメラ二ンを作りにくくしてくれるので、美白効果やシミ予防が期待できます。しかも、赤パプリカのビタミンC含有量は、全食品の中で特に多いというデータもあるのだとか。
また、赤パプリカに含まれるβ-カロテンには、新陳代謝の促進効果も。ターンオーバー(肌が生まれ変わるサイクル)を活発にするので、美肌づくりにぴったり♪さらに、ビタミンCやβ-カロテン、赤い色素であるカプサンチンの抗酸化作用には、シミやしわの予防効果が期待できます。
パプリカはカラフルな外見も特徴の一つ。赤ほどではないものの、黄色やオレンジ色にもビタミンCやβ-カロテンが含まれているので、彩りを楽しみながらお料理してみて!
One Moreアドバイス!
A. ビタミンCは水に溶け出してしまうため、水にさらす際やゆでる場合は短時間で。また、β-カロテンは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に取ると吸収率がUP。炒め物などの油料理がおすすめですよ。(池上さん)
【レシピ1】切り口鮮やか!パプリカの肉巻きハニーマスタードソース
パプリカの赤が食卓に映える、目にもおいしいメインディッシュ。優しい甘さとマイルドな辛さが癖になるハニーマスタードソースは、豚肉との相性もよく、ごはんが進む味わいです。野菜がたっぷり取れる上にボリュームもあるので、罪悪感がなくおなかいっぱいに。お弁当のおかずにもおすすめですよ。油を使って調理するため、β-カロテンをしっかり吸収できるのもうれしいですね。
材料/4本分
赤パプリカ……1/2~1個
薄切り豚肉(バラでもロースでもOK)……8枚(約120g)
えのきだけや万能ねぎなどお好みの食材……適量
塩……適量
こしょう……適量
サラダ油……大さじ1/2
酒……大さじ1
はちみつ……大さじ1(★)
粒マスタード……小さじ2(★)
しょうゆ……小さじ1(★)
[1]豚肉を2枚広げ、片面に塩とこしょうを振ったら、5mm程度の中細切りにしたパプリカと、えのきだけや万能ねぎなどお好みの食材を巻く。きつめにギュッと巻くのがポイント。同様に他の3本も巻く。
[2]フライパンに油を引いたら、まずは巻き終わり部分を下にして焼く。ひっくり返しながら焼き、豚肉が全体に白くなったら酒を入れる。
[3][2]に(★)を入れたら、タレを煮詰めながら絡めて出来上がり。フライパンに残ったタレを掛けて召し上がれ。
【レシピ2】炊飯器でお手軽!ターメリックで作る簡単パエリア風ごはん
ライスの鮮やかな黄色と、パプリカの赤、野菜の緑がカラフルなパエリア風の一品。鶏肉がゴロッと入って食べ応えがあり、この一皿だけでも十分なごちそうに。見栄えがいいのに炊飯器で簡単にできるので、パーティメニューとしてもよさそう。また、ターメリックの代わりにサフランを使えば、香りがよくなって本格的な仕上がりに。鶏もも肉以外に、シーフードミックスでもおいしくできますよ。
材料/1人分
赤パプリカ……1/2個
米……1合
ターメリック……小さじ1/2(色付けなのでなくても大丈夫)
顆粒がらスープの素……小さじ1
玉ねぎ……1/4個
鶏もも肉……120~130g
冷凍アスパラやインゲン(あれば)……適量
オリーブオイル……大さじ2
にんにく……1かけ(チューブでも可)
塩……小さじ1/2
こしょう……少々
[1]炊飯器の内釜に、といだ米と1合分の水、ターメリック、顆粒がらスープの素を入れてまぜ炊飯する。
[2]フライパンにオリーブオイルを引いて、みじん切りにした玉ねぎと大きめの一口大にカットした鶏肉を炒め、塩、こしょう、すりおろしたにんにくを加えてさらに炒める。鶏肉に火が通ったら、2cm角に切った赤パプリカと、あれば冷凍アスパラやインゲンを加えてさっと炒める。
[3]炊き上がったごはんに[2]をさっくりとまぜ、塩・こしょう(分量外)で味を調えて出来上がり。
【レシピ3】アレンジ料理も楽しめる!お手軽ラタトゥイユ
生のパプリカをたくさん食べるのは大変だけど、やわらかく煮込んだラタトゥイユならパクパク食べられそう!ラタトゥイユは常備菜としても優秀で、冷やして食べても、パスタやグラタン風にアレンジしてもOK。料理のレパートリーが広がります。ズッキーニやピーマン、きのこなどを入れてもいいですよ。トマトに含まれるリコピンにも美肌効果があるので、花嫁さんにもってこいの料理です!
材料/1人分
赤パプリカ……1個
黄パプリカ……1個
なす……2本
玉ねぎ……1/2個
トマト缶(カットタイプ)……1缶(400g)
オリーブオイル……大さじ2
にんにく……1かけ
塩……小さじ1
ローリエやオレガノ、バジル、タイムなどのハーブ(あれば)……適量
[1]パプリカは一口大に、なすは1cm程度の厚さに、玉ねぎは細めのくし切りにカットしておく。鍋にオリーブオイルを入れ、つぶしたにんにくを加えたら、香りが出るまで弱火にかける。
[2][1]の鍋ににカットした野菜を加えて油を回したら、トマト缶、塩、ハーブ(あれば)を入れてざっくりとまぜる。
[3]焦げないよう、玉ねぎが透明になるまで弱火でクツクツと煮込んで出来上がり。煮込み時間は20分程度が目安。
From 編集部
ビタミンパワーでキレイUP!
ビタミンCといえばフルーツに多い印象ですが、パプリカにもたっぷり含まれていたとは驚き!サラダの彩りとしてだけでなく、シャッキリ食感が楽しめる炒め物や、とろりとやわらかく仕上がる煮込み料理など、応用が利く食材なので、美肌づくりのためにも積極的に取り入れてみて!
まきあやこ 料理家
料理家、ケータリングチームPerch.主宰。ほっとする野菜たっぷりのお弁当やテーマ性のあるオーダーメイドのケータリングの他、フードスタイリング、レシピ開発などを中心に活動中。著書に『やってみたら思ったより簡単だった!スグうま自炊生活』。5月より笹塚に実店舗をオープン。
取材・文/関東博子 レシピ制作/まきあやこ イラスト/湯浅 望 監修/池上淳子(日本ビューティーヘルス協会 会長) 構成/紺矢里菜(編集部)
※掲載されている情報は2020年6月時点のものです
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