[ゲストが証言] 好感度大な「式当日の花嫁の振る舞い」6つの掟(おきて)
準備万端に整えて迎えた結婚式。その前夜でも当日朝でもいいから、“好感度大な花嫁の振る舞い”をサクッと総チェックして! ゲストの立場からすれば当たり前のことが、いざ主役となるとなかなかできないもの。好感度UPの掟を伝授します。
【掟・その1】笑顔を絶やさずにいるべし!
花嫁の笑顔はゲストを幸せな気分に♪
「そんなの当たり前」と思うような掟だけれど、“好感度を上げる花嫁の振る舞い”堂々1位になったのが「笑顔を絶やさないこと」。「見ていて幸せを感じる」「こちらもハッピーに」の声が多数。秘訣(ひけつ)は簡単。結婚式を伸び伸び楽しんじゃえばOK! 溢れる自然な笑顔が好感度を上げて、みんなを楽しい気分に♪
【笑顔忘れがちシーン】
□披露宴入場・退場
□ウエルカムスピーチで新郎があいさつをしている横で
□司会進行中の高砂席に着席していて
□祝辞・スピーチ・余興などを高砂席で見ていて
□新郎側ゲストが高砂席に来てくれたときに
□歓談中
その振る舞いの好感度は?
花嫁が笑顔でいるだけで、感謝の気持ちが伝わってきた。(サルノコシカケさん/59歳・女性)
ゲスト席から高砂席はよく見えるもの。笑顔が一切ない花嫁って、何だか退屈そうでがっかりする。(ざらきけんぱちさん/39歳・男性)
準備のために寝不足だったのか。二次会の途中から疲れている様子がありありとし、不機嫌にさえ感じられて嫌な気分になった。(たろたろさん/29歳・男性)
【掟・その2】受付やスピーチをしてくれた人に、自分でお礼を言うべし!
ひと言だけでも直接のお礼が喜ばれる
受付、祝辞、友人スピーチ、余興、さらにはウエルカムボードなどウエディングアイテムを作ってくれたり、ドレスの試着に付き合ってくれたり。ふたりの結婚式を支えてくれた人に向けて、「自分の口からお礼を言う」ことを忘れないで。たとえ家族からお礼を渡してもらう段取りを付けていたとしても、ひと言の「ありがとう」がとっても大事。
【お礼のひと言忘れがちシーン】
□ゲストが高砂席に来てくれたとき
□ゲスト卓を回る演出をしたとき
□お見送りの際に対面したとき
その振る舞いの好感度は?
結婚式の主役で慌ただしい中でも、ひと言の気遣いができる人はやっぱり素敵。(ちなママさん/34歳・女性)
ひと言で十分。直接お礼を言ってもらえると、好感度は非常に高まる。(みらくるさん/40歳・男性)
二次会のときでもいい。ひと言のお礼を直接に言ってもらえたら、優しさを感じる。(S・Kさん/46歳・男性)
【掟・その3】スピーチや余興はしっかり見るべし!
ゲストは花嫁の反応にも興味津々
スポットライトを浴びているのは、祝辞を述べたり、余興をしたりしているゲスト。でもゲスト席からは、高砂席の花嫁の振る舞いも同時にバッチリ見られている。「新郎上司のあのコメントにどんな反応するんだろう?」「友人が歌っているときに盛り上げるタイプなのかな?」と興味津々。ひそかにジャッジされていることを忘れないようにして。
【反応忘れがちシーン】
□面識のない新郎側ゲストの祝辞・スピーチ・余興のとき
□スピーチや余興中に、他のゲストと高砂席で歓談
□スピーチや余興中に、会場スタッフと何か確認中
□スピーチや余興中に、料理を食べることに夢中
その振る舞いの好感度は?
祝辞やスピーチをしっかり見ている態度は、誠実に映る。(T.Iさん/34歳・男性)
ゲストがサプライズをしているというのに、反応が薄くて笑顔が見られなかった。何だか残念なムードに。(mさん/29歳・女性)
【掟・その4】誰にでも公平な態度で接するべし!
全員が“語り合って祝福したい”気持ち
ゲストの中には、毎日のように顔を合わせている職場の人もいれば、10年ぶりに会う大親友がいることも。すると知らず知らずのうちに、久しぶりに会う人とばかり話してしまうケースがあるよう。また緊張から話しやすい友人とばかり目を合わせたり、逆に新郎側の職場だけに気を遣って家族はほったらかし状態だったり。「全員に公平に接する」を、心に留めておこう。
【公平な態度、忘れがちシーン】
□ゲスト卓をラウンドしたとき
□ゲストが高砂席に来てくれたとき
□お見送りのあいさつをするとき
その振る舞いの好感度は?
数合わせで呼ばれたのか……。声を掛けてくれなかった。(葉っぱさん/33歳・女性)
職場のゲストに対して会話が少なかった。(S.Yさん/26歳・女性)
お色直し前に新郎新婦との歓談タイムが設けられ、新婦は自分の友人とたっぷり話したり写真を撮ったり。結局、新郎側の友人はふたりと写真を撮れなかった。(ユウさん/37歳・男性)
【掟・その5】新郎側ゲストとも積極的に関わるべし!
初対面でも、仲間のノリでOK
初対面だからといって遠慮した振る舞いは、打ち解けにくい、素っ気ない花嫁だと思われてしまうかも。面識がない新郎側ゲストとも、積極的に関わるよう心掛けて。新郎友人たちが高砂席にお酌に来て新郎を囲んでノリノリという場面で、「私は関係ない」と澄ましている顔は、ゲスト席からバッチリ見られている。
【新郎側ゲストとの関わりが薄くなりがちシーン】
□高砂席や各卓で、ゲストが新郎を囲んで祝福しているとき
□新郎ゲストがスピーチや余興をしているとき
□新郎側の親族に囲まれているとき
□お見送り時に、新郎側ゲストと新郎が話しているとき
その振る舞いの好感度は?
新郎主賓として参列した結婚式。面識がないからしょうがないかもしれないが、花嫁が素っ気ない態度でビックリ。新郎の顔を立てるべきと思った。(happyさん/40歳・男性)
キャンドルサービスで各卓をにこやかに回っていた新婦。ところが新郎側に来た途端、笑顔が消えた……。(うめさん/30歳・女性)
初対面の新郎側ゲストに関わりを持つのは、ハードルが高い行為。それをきちんとやっている花嫁は努力を感じて、好感度UP!(akiakiさん/42歳・男性)
【掟・その6】新郎や親があいさつ中も同じ気持ちでいるべし!
黙っていても態度ひとつで気持ちはちゃんと伝わる
新郎のウエルカムスピーチや謝辞、親があいさつをしているとき、横に並んでいる新婦も、自分が話しているような気持ちでいよう。そうすれば新郎が「ありがとうございます」と感謝を伝えたときに、自然と頭が下がるはず。それはゲストから見ていて、好感が持てる立ち居振る舞い。
【新郎や親と同調を忘れがちシーン】
□新郎のウエルカムスピーチ中
□親の謝辞のとき
□新郎謝辞のとき
その振る舞いの好感度は?
自分が話す出番でなくても新郎や親に同調している花嫁は、周囲に気遣いができる人なんだろうなという印象を受ける。(ジジさん/30歳・女性)
相づちができる花嫁さんがいると、一緒にみんなで結婚式をやっているという一体感が感じられて素晴らしい。(98さん/48歳・男性)
From 編集部
本番では意外と忘れがちだから、直前に総チェック!
笑顔でいる、スピーチに耳を傾ける、全ゲストに公平に接する、謝辞をする新郎と同じ気持ちで横にいる。どれも当たり前すぎることのように思えるけれど、いざ本番となると緊張と忙しさでおろそかになりがち。結婚式直前に、あらためて“好感度が上がる花嫁の振る舞い”をインプットしてね。
構成・文/千谷文子 イラスト/mio.matsumoto
※掲載されている情報は2020年5月時点のものです
※記事内のコメントは、2020年3月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー75人と、2年以内に結婚式にゲストとして参列した20代~50代、108人が回答したマクロミル調査によるものです
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