ゲストが和む、盛り上がる!“おもてなしウエルカムパーティ”のコツ
「ウエルカムパーティ」って聞いたことありますか? ウエルカムパーティは、披露宴の前に、ゲストをおもてなしする小さなパーティのこと。楽しい雰囲気でゲストの心が和み、披露宴前に盛り上がるウエルカムパーティについて、先輩花嫁たちのアイデアをご紹介します!
ウエルカムパーティの目的は?
披露宴前の待ち時間を楽しいパーティタイムに!
ウエルカムパーティの目的は、挙式~披露宴の待ち時間を利用し、飲物や軽食を用意して、ゲストをおもてなしすること。ただの待ち時間を素敵なパーティタイムに変えられる、ゲストも嬉しい結婚式演出なんです。
<ウエルカムパーティの内容>
☆タイミング:挙式後、披露宴が始まる前に開くことが多い
☆時間:20~30分程度
☆場所:ガーデン、テラス、ウエルカムスペースなど、披露宴会場以外で開くことが多い
☆プログラム:特に決まりはなく、歓談や写真撮影が中心
☆新郎新婦:参加する場合と、衣裳やヘアチェンジで不参加の場合がある
☆形式:立食形式
ウエルカムパーティに決まった流れはなく、自由にゲストをおもてなしできるのが魅力。ふたりのアイデア次第でぐっと楽しい時間にすることができます。長くて30分程度なので、「何か一つ」ゲストが楽しめるポイントを用意するのが、ウエルカムパーティがうまくいくコツ。それでは、先輩花嫁の実例で「ウエルカムパーティのコツ」を見ていきましょう。
披露宴前にパーティを開くメリットは?
「披露宴の前にパーティ?」と感じる人もいますよね。大きなメリットは、披露宴前にゲストが交流して雰囲気が和やかになること。ドリンクや軽食で気持ちが弾み温かいムードに包まれます。また、衣裳チェンジに時間がかかる場合も、楽しく披露宴までの時間を過ごすことができるんです。ウエルカムパーティに参加したことがないゲストも多いため、おもてなしが強く印象に残ります!
コツ1:ウエルカムスピーチで印象的なスタートを
ウエルカムパーティのスピーチで異空間へご案内!
「テーマパークに来たかのようにワクワクする気持ちで参加いただけるよう、元テーマパークのキャストだった新婦からスピーチを行いました。かしこまったあいさつの後に、『皆さまこんにちはー! 元気なごあいさつありがとうございます!』とカジュアルな問い掛けで、結婚式の予定をご案内。
ガーデンでインスタ映えするような撮影スポットや、オリジナルノンアルコール『甘い恋のような桜カクテル』などを楽しんでもらいました」(ゆうのさん)
☆タイミング:挙式後~披露宴前
☆時間:15~20分
☆場所:ガーデン
☆プログラム:新郎新婦入場、ウエルカムスピーチ、写真撮影、ドリンクを飲みながら歓談
☆新郎新婦:参加
☆形式:立食形式
guest’s voice
撮影スポットもある非日常のガーデンで、楽しいスピーチを聞いて気分が高まって、ずっと笑っていました。
【おもてなしアドバイス】カジュアルなスピーチも可能!
披露宴の始まりだと、かしこまったスピーチになりがちだけど、ラフなウエルカムパーティの場なら、自然体の自分でスピーチができる。ゲスト一人一人に「今日は来てくれてありがとう」と話し掛けても喜ばれるはず。
コツ2:装飾やお菓子でゲストの気持ちを上げる
世界各国のグッズでパーティ会場を飾り付け
「世界各国のグッズを持ち込んで飾ったり、チケットを用意して雰囲気を楽しんでもらいました。朝早い時間だったので少しでもおもてなしをしようと思い、ドリンクだけではなくマカロンやチョコレートなどかわいいお菓子をたくさん用意して、おしゃれに並べてもらいました」(とくまちさん)
☆タイミング:挙式前
☆時間:30分
☆場所:ウエイティングスペース
☆プログラム:ドリンクやスイーツを用意して歓談
☆新郎新婦:不参加
guest’s voice
キラキラしていて楽しめる食べ物がたくさんあり、写真を撮ったり談笑しながら食事もできて、時間があっという間でした!
【おもてなしアドバイス】装飾で結婚式のテーマが伝えられる
披露宴とは違って自由に歩き回れるので、装飾を見てふたりの結婚式のテーマがゲストに伝わりやすい。ウエルカムパーティ会場もふたりらしく飾り付けして、「今日の結婚式はこんな雰囲気なんだ!」と楽しみにしてもらおう。
コツ3:選べるドリンクでゲストにワクワク感を
ボトルドリンクのラフ飲みでカジュアルに
「挙式後のダラっとなりがちな待ち時間を、パッと華やかなおもてなし時間に。お酒好きなゲストが多かったので、いろいろな種類のボトルドリンクを用意して、披露宴の乾杯よりも早めに『飲み』をスタートさせました。挙式退場後の数分でドレスをロングスリーブからビスチェにチェンジして、エンタメ性を演出。思った以上に緊張感が解けて、披露宴ではかしこまり過ぎずにリラックスして楽しむことができました」(CAORIさん)
☆タイミング:挙式後~披露宴前
☆時間:15~20分
☆場所:テラス
☆プログラム:新郎新婦が登場、乾杯、歓談しながら写真撮影
☆新郎新婦:参加
guest’s voice
好きなドリンクを選べて楽しかったし、新郎新婦と話せて嬉しかった!
【おもてなしアドバイス】たくさんのドリンクでゲストのテンション↑
お酒好きなゲストにとっては、選べるドリンクは嬉しいおもてなし。披露宴前に仲間同士で盛り上がることができる。お酒が飲めない人にはノンアルコールドリンクの種類がいろいろあれば、気配りを感じて嬉しい気持ちに。
コツ4:おいしいフードで満足度アップ
夜のコース料理の前に生ハムでおもてなし
「挙式が17時開始、披露宴のコーススタートは19時半で、特に女性ゲストは早い時間から支度して来てくれるはず。主賓のお話中など静かになるシーンでゲストのおなかがすいてはいけないと思い、披露宴前にパーティを開くことにしました。ハロウィーンが近かったので、カチューシャなどのプチ仮装グッズやフォトブースで楽しんでもらえるようにして、私たち夫婦の普段の様子が分かる写真ガーランドを飾りました」(めぐみさん)
☆タイミング:挙式後~披露宴前
☆時間:30分
☆場所:ウエルカムスペース
☆プログラム:仮装セットやフォトブースを用意し、ドリンクと軽食で歓談
☆新郎新婦:不参加
guest’s voice
生ハムが食べ放題で、いっぱい食べられてよかった。ドリンクと一緒に味わい、披露宴の前に嬉しいおもてなしでした。
【おもてなしアドバイス】フィンガーフードで披露宴前に満足度アップ
午後遅めなど、ゲストのおなかがすきがちな時間に披露宴がスタートするなら、すぐ気軽に食べられるフィンガーフードが好評。披露宴までに軽くつまんで、気持ちもおなかも満たされる。
コツ5:待ち時間を挟まず挙式の感動をそのまま持続
挙式退場の花道からすぐにパーティ開始!
「ゲストが100名以上いて、披露宴では全員とはなかなかお話しできないし、披露宴前にテンションを上げてもらいたい! と挙式会場からの流れでウエルカムパーティに。お酒とソフトドリンクのボトルドリンクに加えて、生のグレープフルーツを削ってジュースにするカジュッタも提供。夏らしく見た目のインパクトもあって、楽しんでもらえました」(CHIEさん)
☆タイミング:挙式後~披露宴前
☆時間:15分
☆場所:ルーフトップ
☆プログラム:挙式で退場後、みんなで乾杯し、歓談や写真撮影
☆新郎新婦:参加
guest’s voice
みんなで乾杯して自由に写真を撮ったり話したり、自由にワイワイ過ごせて楽しかった。外の空間でのパーティで開放感いっぱいでした。
【おもてなしアドバイス】式の感動が披露宴まで途切れない
なんとなくの待ち時間ではなく、挙式~披露宴の間にパーティを開催することで、誓いを見守った幸せ感や感動が持続。ドリンクを用意するだけで、挙式会場の外の空間が、楽しい屋外パーティ会場に。
From 編集部
短い時間でゲストを盛り上げて結婚式本番へ!
ウエルカムパーティで大事なのは20~30分でさっと終わらせること。長々とやっていると「披露宴はまだ?」と思われてしまう可能性も。先輩花嫁たちの「コツ」を参考に、素敵なウエルカムパーティで結婚式を盛り上げましょう。
構成・文/竹本紗梨
※掲載されている情報は2020年3月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは2020年1月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー21人が回答したアンケートによるものです
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