準備もスムーズに!ふたりのお金の相談ができる“3つの好タイミング”
結婚が決まって、結婚式準備スタート! わくわくだけどふと、「これからいろいろお金が必要よね? 彼とまだきちんとお金の話ができてないのだけど大丈夫かな……」なんてお悩みの花嫁もいるはず。そんな花嫁のためにお金の相談にぴったりで、式準備もスムーズにしてくれる3つの好タイミングを先輩花嫁に聞いてみました!
タイミングは3つ! 結婚指輪/新居・新生活/結婚式の検討時期
大きなお金が動くときは、お金の相談をする絶好のチャンス!
「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」によると、結婚指輪は約35万円、新居・新生活にかかるお金は約72万円、結婚式には約355万円というのがそれぞれの平均金額。このように、この3つの検討時期は、結婚準備の中でも特に大きなお金が必要になるタイミング。このチャンスを逃さず、しっかりお金のことを話し合いたい!
それではさっそく、先輩花嫁に聞いた好タイミングだったエピソードをご紹介。ぜひ参考に。
好タイミング1_結婚指輪を買う時
お金の相談ができるきっかけに。自然とお金の話が切り出せる
ふたりでする初めての大きな買い物といえば、結婚指輪。だからこそ、このタイミングで予算や費用分担などきちんと話し合ってみて。
またこの初めてのお金の相談の「好タイミング」をきっかけに、結婚指輪の費用だけでなく、その後の結婚準備や結婚生活に関するお金の相談もいっしょにできた!なんてカップルも。初めてのふたりのお金の相談として、大事にしたいタイミングであることが見えてきました。
好タイミング実感VOICE
結婚指輪を買うタイミングで、今後の結婚に関する費用分担も含めて話し合いました。婚約指輪のお返しをしていなかったので、結婚指輪の代金は私がふたり分負担することを提案。婚約指輪はうれしかったし、もともとお返しはしない代わりに払うと考えていたので、すっきりしました。早めにお金の話し合いができてよかったです(茉由さん)
結婚指輪を購入するときに話し合いをしました。彼が全額負担を申し出てくれたので、私はお返しに彼が欲しいものを購入する形に。それまでお金の話はしたことがなかったのですが、結婚が決まったこのタイミングで相談できたことでその後も話しやすくなりました。結婚指輪や会場見学の前に、互いのお金への考えを確認できてよかったです(34歳・女性)
結婚指輪を買う際に、その費用をどのように払うか話し合いました。そのとき「リングをプレゼントし合おうよ」と私から提案。お互いにそう思っていたので、彼も賛成してくれすんなり決まりました。結婚指輪のお金の相談は、婚約指輪をもらったときにしておくのもいいと思います(#maさん)
好タイミング2_新居・新生活を検討する時
ふたりそれぞれの希望の暮らし方、将来に繋がるお金の相談ができる
夫婦としての暮らしをスタートする際、まず考えなければならないのが住居や生活の費用のこと。中でももっともお金が必要なのが、住居。ふたりどちらかの家に住むのか、新たに賃貸を探すのか、または購入かなど今後の暮らし方も含めて考える必要があり、お金の相談をするのにも好タイミング。
これからはじまるふたりの生活の基本となる出費なので、生活費の分担も含めてお互いに納得できる話をしておきたい。
好タイミング実感VOICE
指輪や新居、旅行、結婚式全般にかかるお金の話をしたとき、新居・新生活費用のことも話しました。各カテゴリーを折半するのではなく、支払い総額が同額になるよう私は結婚式の費用の約9割を、新居・生活費は彼が負担することに。お互いに合理的な考え方をするタイプなので、すんなり決められました(メロンジュースさん)
新居を探すタイミングで生活の費用負担について話し合いました。住居に関しては彼が、食費や生活については私が負担することに。それまでお金については漠然と話しづらかったのですが、このタイミングで互いの収入や使い方を開示して、貯蓄や使い方の話し合いができてすっきり! いっしょに生活していく覚悟ができました(nonoさん)
同居する時に生活全般のお金の話し合いをしました。結果家賃と光熱費は彼が、食費と日用品は私が担当することに。お金の話を切り出すタイミングはむずかしかったですが、このときに話の流れで結婚式費用も含めてスムーズに話ができたのでよかったです。お金のことははじめの方にしておくのがおすすめ!(30歳・女性)
好タイミング3_結婚式の予算や費用分担を決める時
ふたりの間だけでなく、親にも説明できるお金の認識の固めどころ!
ふたりの結婚準備において、もっとも大きな出費となるのが結婚式。予算や費用分担をどうするかの相談が必要不可欠に。ここではふたりだけでなく、援助をしてくれる両家の親ともお金の相談ができる好タイミング。親にも説明ができる、より密なふたりのお金に対する認識や意見の一致が重要に。
支払い時に困ることのないよう、親援助のあるなし関係なく、自己負担配分やご祝儀額の把握、超えたくない予算ラインなどきちんとお金の認識をまとめられる話し合いをしておきたい。
好タイミング実感VOICE
両家の親も含めて、どのように負担し合うか話しました。事前に彼とお金の認識を合わせていたおかげで、両家とふたりでそれぞれ半額ずつ負担することがすんなり決定。相手の親にお金の話をするのはしづらかったですが、思い切って話したおかげで援助をお願いでき、気持ちにも余裕ができました(27歳・女性)
会場の見積書をもらったタイミングで予算をはじめとするお金の話をしました。そこで互いの貯蓄額を報告し合い、負担額も相談。全額ふたりの貯蓄から出すことに決めました。お金の相談ができないと、その先何も進まないのでせめて貯蓄額だけでも話し合った方がいいと思います(22歳・女性)
結婚式が近づいたとき、費用分担の話をし、互いのゲスト人数分を出し合おうという結論に。彼のゲスト数は私の倍以上、衣裳代は私の方がかかっていたので申し訳なかったのですが、彼が「大丈夫」と言ってくれて感謝のひと言。後でもやもやするといけないので、お金の気になるところは細かいところまで話をして、お互い確認した上で決定するようにしました(なっちゃんさん)
From 編集部
ふたりのお金のファーストステップ。タイミングを逃さず、生かしていこう!
いくら愛する人とはいえ、お金の話は切り出しにくく、そのタイミングはむずかしいもの。でもこれから長く続く夫婦生活の中で、お金の話を切り離して暮らしていくことはできません。結婚準備というタイミングで、大切なお金のことをふたりできちんと相談しあい、信頼関係を築くことが大切。どんな小さなことでも、ふたりで話し合って解決を。式準備だけでなく、これからのふたりの関係性もスムーズにしてくれるお金の相談の好タイミング、ぜひ生かしてみて!
取材・文/石田美由紀 イラスト/徳丸ゆう 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のデータならびにコメントは「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」、2020年1月に実施した「マクロミル」会員92人、およびゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー66人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2020年3月時点のものです
※北海道、青森、山形の一部エリアでは、会費制ウエディングが一般的です。なお、会費とは別にお祝いとしてご祝儀をいただくこともあります。会費制ウエディングについては、親や会場担当者に相談、確認をしましょう
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