簡単フォト映え!花嫁DIY vol.30【和のボールブーケ】
ウエディング雑誌や広告で活躍するスタイリストの判治ミホさんがDIYアイデアをご紹介。フォトジェニックなアイテムを材料の揃え方から作り方まで丁寧に解説! さらに、ずぼら編集部員のそらじがもっと簡単に楽しめちゃうポイントを判治さんに聞きました。これを見れば誰でも素敵なウエディングアイテムが作れます!
今回のテーマ:Girly Japanese
和婚披露宴や和装の前撮りで使いたい、写真映えする和のウエディングアイテムをDIY。
カラフルな色使いで今どきの「可愛い」和スタイルに。千代紙や和柄布のカラーリングに合わせていくと、多色使いでもまとまりのあるコーディネートがつくれます。
今回のアイテム:和のランタンボールブーケ
着物姿で持ってほしい房の付いたボール状のブーケ。色使いや花選びに気を付ければ、古典的になりすぎない可愛い和に。グルーガンで貼っていくだけなので簡単です。ペーパーランタンを土台に使うことで、全部を花で覆わずにちらっとランタンを見せて抜け感をつくり、おしゃれな仕上がりにしています。
用意するもの
<材料>
●ドライフラワー ヘクサリウム3色(ピンク/ライトピンク/ライトパープル) 各色20~30個
●ドライフラワー サゴの実 10本くらい
●造花 はなみずき 花5個分くらい
(以上すべてホームセンター、花材店などで販売)
●チャイナボタン 1組(メス側だけ使用)
●タッセル 紺 2個
●組みひも 白 1本
(以上すべて手芸店、ホームセンターなどで販売)
●ペーパーランタン 直径20cm ライトパープル 1個
(雑貨店、ネットショップなどで販売)
<道具>
●ニッパー
●グルーガン
[1]ペーパーランタンに小花を貼る
ヘクサリウムの根元にグルーガンを付けて、ランタンの表面に3色をランダムに貼っていく。ペーパーランタンは引っ掛ける金具の付いている方を下にする。
グルーガンはとても熱くなるので、素手で絶対に触らないように気を付けて(ピンセットを使うとより安心)。ランタン全体をあえて覆わず、ぎっしり埋まっているところと、何も付いていないところを作ってメリハリを付けるとよい。
[2]大きめの花でアクセントを付ける
ハナミズキの造花は花首のところで茎を短くカットし、[1]と同じように根元にグルーガンを付けて、ヘクサリウムの隙間を埋めるように貼る。画像を参考にして、アクセントになるような位置に貼るとよい。同じくサゴの実もところどころに挿し込むようにして、グルーガンで留めていく。
[3]房飾りを作る
チャイナボタンのメス側(留め玉のない方)の飾りを縦に使って、ループのところにタッセル2個を結び付ける。携帯電話のストラップなどを付ける要領でくるっと自身の輪に通すようにすればOK。
できたら、ペーパーランタンの金具に引っ掛けるようにしてぶら下げる。
[4]持ち手を付ける
ペーパーランタンの上部の金具には、組みひもを通し、2本一緒にひと結びする。結び目側をランタンの中に入れるようにして持ち手にする。
ずぼら編集部員そらじのつぶやき
前撮り用に作ったけれど思ったよりもうまくできちゃったから、パーティでもゲストのみんなに見てもらいたくなっちゃいました!
ウエルカムスペースに可愛く飾る方法を教えてください!
それなら、ボールブーケの形を生かしてつり下げて飾るのがいいと思います。飾り文字やガーランドなどもつり下げるように掛けて、空間を広く使うとより華やかな印象になりますよ。
判治ミホ
スタイリスト
プティラブーシュカ主宰
http://loveshka.com/
テーマ性が高く、フォトジェニックなスタイリングに定評があり、ウエディング雑誌や広告などで活躍。パーティプロデュース、ドレス、小物などのデザイン、コーディネートを展開する花嫁のためのセレクトショップ「プティラブーシュカ」も主宰し、花嫁が自身の結婚式に取り入れやすいアイデアを提案し続けている。
文・制作・スタイリング/判治ミホ 撮影/角田明子(イメージ)、新井裕加(手順) 構成/小堀そら(編集部)
※掲載されている情報は2019年12月時点のものです
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