TOKYOサロンのブライダル旬ヘア図鑑《大人ロマンチック》vol.2

曲線を持たせた”前髪”と”後れ毛”で大人可愛く

カジュアルガーリー＆フェミニンなファッションが好きな女性たちに人気のサロン「Lino**」。「結婚式を控えるお客さまからよく相談されるのが、『会場提携のヘアメイクさんにニュアンスがうまく伝わらない』こと。特に前髪と後れ毛は、大人可愛いヘアの雰囲気づくりに重要なので妥協しないで」（Suuさん）

for 挙式 《ウエービーなすだれ前髪＆後れ毛でおしゃれな1つ結びに》

リボンの間から引き出す髪はアシンメトリーシルエットでラフに。ゲストからの視線を集める後ろ姿、1つ結びの毛先にしっかりとカールをつけるのも忘れずに。このひと手間でグッとおしゃれになる。

Process
【1】全体を32ｍｍのコテでミックス巻きにして、ランダムなウエーブを。襟足辺りにゴムで1つに結ぶ。

【2】ゴムの結び目から毛先まで、間隔を空けながらリボンを巻き付ける。間の髪を左右から引き出す。

【3】耳後ろ、後頭部の髪を引き出す。前髪は32mmのコテでワンカール、1つ結びの毛先は26mmのコテで縦巻きを加える。前髪の生え際ラインにカチュームを着けて完成。

ブライダルヘアの”旬”を解説！

人気の1つ結びアレンジ。程よくルーズ感のある《うざバング》が甘くなりすぎないポイントです。束感を作ると幼く見えてしまうので、前髪や後れ毛は薄く作りましょう。耳周りの後れ毛を出す際、ひし形フォルムを意識するとバランスよくなります

for披露宴 《ダウンスタイルは明るめカラーのふわふわウエーブで》

トップがぺたんこにならないよう、表面の髪を引き出して。ボリュームのあるウエーブヘアなら、後ろ姿もラグジュアリー。ドレスと花冠の色みを合わせて統一感を。

Process
【1】全体を26mmのコテで波巻きにする。前髪、顔周りは19mmのコテを使って、後ろの髪と同じくらいのウエーブをつける。

【2】耳上の髪をゆるめに編み込む。編み終わりをゴムで結んでハーフアップにする。三日月形の花冠を斜めに着けて完成。

ブライダルヘアの”旬”を解説！

ふわふわの巻き髪が華やかなダウンスタイル。前髪は薄く残し、大人っぽい印象に仕上げました。シャビーカラーの花冠を着ける際、頭のカタチに沿わせて浮かないようにすること。花冠はヘアスタイルに合わせて1点ずつ手作りしています

Profile

Suuさん Lino** 代表

ガーリー系モデルを中心に人気を集めるサロン「Lino**」。ブライダルコーディネーターの専門学校を卒業し、豊富なウエディングの知識を持ち、サロンワーク、ブライダルやアパレルカタログのヘアメイク、セミナー講師として引っ張りだこ。ブライダルヘッドドレス『akala*』の制作も手掛ける。

《Salon Data》
Lino**（リノ）
東京都渋谷区神宮前３-20-18 高山ビル1階
TEL03-6721-0439

取材・文／岸田雅子　撮影／山本春花　ヘアメイク／Suu（Lino**）　モデル／赤埴奈津子　D／ロンディーネ　構成／小林有希（編集部）

※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は、2019年10月時点のものです
※掲載の価格は全て税抜きです

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