【観光シーズン＆大型連休中の結婚式】 ここに気を付けて！

A.気候が安定している春や秋の連休など

いわゆる「観光シーズン」には、多くの人が旅行や行楽へと出掛けます。春はお花見、秋は紅葉やスポーツなどを楽しむ人が多く、中でも4～5月や10～11月といった気候が安定している時期や、ゴールデンウイーク・シルバーウイークなどの大型連休には、さまざまな予定を立てる人が多いのです。同じ理由で、結婚式を行う上でもまさに絶好の時期。この2つが重なることで何が起きてしまうのか、じっくり探ってみましょう。

A.宿泊や飛行機・新幹線の予約がとりづらく、料金もアップ！

首都圏や関西をはじめ、全国の主要な観光地の宿泊施設は、早めに予約をしないとあっという間にいっぱいに。さらに宿泊費や航空運賃は、通常期に比べると観光シーズン（繁忙期）は料金が高めに設定されているため、遠方からゲストを招く場合には注意や配慮が必要になります。また、遠方でなくても電車が普段より混んでいたり、渋滞に巻き込まれることも想定しておきましょう。

特にゴールデンウイークなどの大型連休中は、ゲストも早くから旅行や帰省の予定を立てていることが。連休以外でも春や秋といったハイシーズンの土日・祝日は、他の結婚式とかぶってしまう可能性もあります。

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春の挙式でしたが、すでに他の結婚式に招待されていたり、子どもの卒園式と重なったり、新入社員の事前研修などで出席できない人が。特に春先は行事が多いので要注意です。（nutsさん）

連休の中日だったら、次の日も休みだしゲストも都合がいいと思って日程を決めましたが、同じことを考える人は必ずいるもの。「他の結婚式とかぶって来られない」という人が出てきてしまいました。（＃maさん）

有名な神社で挙式を行いましたが、ちょうど観光シーズン。集合写真の背後に参拝待ちの観光客がたくさん並んでいて、にぎやかな雰囲気の中での撮影になりました。（あき子さん）

A.時期をずらせない場合は、とにかく早めの行動が肝心！

「どうしてもこの日じゃなきゃダメ」という事情がなければ、時期を少しずらすとトラブルを回避できることが。例えば同じ月でも、連休を避けて普通の土日にすればゲストの出席率が上がったり、旅行の手配が楽になる場合があります。

挙式時期を変えられない人は、とにかく速やかに動き始めること。早いほど予約が取りやすくなるのはもちろん、特に飛行機は「早期割引」など、予約時期によって細かく料金が設定されているので、利用する航空会社のホームページをチェックしておきましょう。とはいえ宿泊費や交通費は通常の時期より高めなので、ゲストに負担を掛け過ぎないようお車代などに十分配慮を。

また、どうしても来てほしい人には、招待状の発送前に出席を打診しておくと安心です。「この日はぜひ空けておいてね」というメッセージを添えた「セーブ・ザ・デート・カード」を、日取りが決まったタイミングで送っておくのもいいですね。

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秋の連休中だったので、ゲストにも予定があったり同じ日に式がかぶったりすることがあると思い、日取りが決まった段階で早めに伝えました。（西崎千晶さん）

ベストシーズンの3連休だと交通費がかなり高くなるので、ゲストが出席しやすいよう、式の日取りをあえて1週ずらしました。（Y.Tさん）

A.あり。北海道は夏、沖縄は年末年始にも観光のピークが！

リゾート婚を計画している人は、エリアによって観光のベストシーズンが微妙に異なることを知っておきましょう。ゴールデンウイークなどのまとまった連休は他のエリアと同様に混み合いますが、北海道や軽井沢などの高原リゾートは、比較的涼しい夏が人気です。沖縄は家族連れが多く訪れる夏休みの他、年末年始も観光客でにぎわっています。

リゾート以外の場所では、テーマパークが近くにあると夏休みや冬休みにも要注意。クリスマスや年末年始のカウントダウンイベントなど、影響しそうな年間行事を調べておくこともお忘れなく。

構成・文／南 慈子　イラスト／高篠裕子
※掲載されている情報は2019年10月時点のものです
※記事内のコメントは2019年9月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー48人が回答したアンケートによるものです

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