デザイナー小杉麻希の手作りウエディングvol.97 トレペ×ゴールド席札
旬なウエディングアイテムを発信する「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」のデザイナー小杉麻希さんのDIY連載。分かりやすいHOW TO付きで、思わず作りたくなるアイデアが満載です!
透け感×ゴールドでこなれ見え!
【プロっぽく仕上がるトレペ席札】
【制作時間】90分 【材料費】約700円/50枚
最近、金色ペンが進化して、金箔(きんぱく)加工にしか見えない優秀ペンを発見! 金箔加工はすごく可愛いけれど、外注するとちょっとお高め。だけどこの金色ペンを使えばリーズナブルでとってもお手軽♪ 作り方は、トレペ(=トレーシングペーパー⇒透けて張りのある紙)に家庭用プリンターで名前を印刷して、金色ペンで縁取るだけ。ハンドメイドゆえの微妙な線のブレが味になるのも、DIYならではのうれしいポイントです。
用意するもの
<材料>
●トレーシングペーパー 必要な枚数
※A4サイズ1枚から席札4枚が作れます。
※張りのある厚手タイプ(105g/m2)がオススメ
●細字タイプの金色油性ペン
<道具>
●カッター&カッターマット
●30cm定規
[1]ゲスト名を印刷してカットする
A4サイズ1枚に4人分の名前が入るように印刷し、4等分にカットします。文字はシンプルな極細書体がオシャレっぽく仕上がります!(極細書体だとプリンターのインクにじみなどのリスクも軽減♪)
[2]金色ペンで一周縁取ったら完成!
席札を二つ折りにし、縁を一周ぐるりと金色ペンでなぞったら完成です。定規でなぞったようなキレイな線より、多少ぶれている線の方が味わいがあって優しい印象に。
【other arrangement】
トレペを重ねてメニュー表を一新
席札の次は、お揃いのメニュー表もいかが? トレペを一枚重ねるだけで、ベーシックなデザインが高級感あるメニュー表に早変わり。席札と一緒に使うことでテーブルコーデのまとまりも上々。
[1]メニュー表を印刷して3等分にカット
メニュー表はA4サイズに3枚入るように印刷。真ん中辺りに「menu」の文字を重ねたいので、その位置に3cmくらいの余白を作ります。印刷したらそれぞれ3等分にカット。
[2]金色ペンで文字作成&縁取り
「menu」の文字を好みの書体で印刷。トレペの中央に文字が来るように置いて、金色ペンで文字をなぞります。後は席札同様、周囲をぐるりと縁取りしたらフィニッシュ!
MAKI’S VOICE
柔らかで上品な透け感が魅力のトレーシングペーパーには、ゴールドカラーが本当によく似合います。使う書体はごくごくシンプルなタイプでOK! ベーシックな文字の美しさが生きるアイテムなので、デザインに自信がないDIY初心者にもオススメです。余力がある人は、席札に合わせてぜひメニュー表もトライしてみて。
小杉麻希
「vanillawhite」主宰
https://vanillawhite.stores.jp/
自身のウエディングで実現できなかったアイテムの数々を未来の花嫁のために作りたいという想いで立ち上げた「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」にて、2004年より招待状やウエルカムボードのデザインや、制作販売を開始。現在はウエディング広告、雑誌の撮影小物制作やロゴ制作も手掛ける。皆の気持ちを一つにして、どんなウエディングにしようかと想いをはせる時間が好き。
構成/磯部 彩 制作・文・スタイリング/小杉麻希 撮影/飯貝拓司
※掲載されている情報は2019年10月時点のものです
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