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【親世代100人に調査】娘の結婚資金、援助する?しない?

何かとお金のかかる結婚準備。出費はできるだけ抑えたいけれど、けちって後悔もしたくない。そんなとき、チラリと脳裏をかすめるのが、親からの資金援助。みんな援助はしてもらってるの? どんなタイミングで話したの? 親の気持ちと、先輩花嫁のエピソードを徹底調査したのでぜひ参考に。

親世代に聞きました。娘の結婚資金援助はした?

「援助した」と「援助してない」が ほぼ 半分 に!「援助した」53人、「援助しなかった」47人

娘の結婚資金、援助したかどうかについて親世代100人へのアンケートで聞いてみたところ、「援助した」が53人、「援助しなかった」が47人と、ほぼ半々の結果に。

娘の結婚資金援助をする・しないは、どちらが一般的ということもなく、それぞれの親の気持ちやお財布事情など、さまざまな要因によって分かれると言えそう。

それでは、実際の親の気持ちを詳しく見ていきましょう。

親の気持ち調査1「援助しました」53人/100人

娘の結婚資金、援助したのはどうして?

1位「親としての責任(務め)」47.4% 2位「娘のしたい結婚式をさせてあげたいから」24.3% 3位「お祝いのキモチ」23.1%

私はこう思いました from親

男性の写真

自分が結婚するとき、これは親から子どもへの祝福だと差し出されたので、兄弟3人ともありがたく受け取りました。そして私も、娘にその時が来たら同じことをしてあげようと思っていました。(66歳・男性)

女性の写真

娘の結婚は親にとっても一つの区切りだから、できる範囲で資金援助をしてあげたいと思っていました。資金援助をしたことで、肩の荷が下りたような達成感を自分たちも感じることができました。(58歳・女性)

女性の写真

娘は家族だけで小さなチャペルで式を挙げるつもりだったようですが、娘が主役になる日はこの先の人生でもうないと思ったので、希望の会場でお色直しまでさせてあげたいと思いました。(54歳・女性)

娘と資金援助の話をしたのはいつ?

「結婚報告」20.8% 「結婚式の準備中」20.8%

アンケートの結果、「結婚報告」「結婚式の準備中」でのタイミングがともに20.8%ともっとも多い結果に。とはいえ、娘と資金援助の話をするタイミングは、本当に「人それぞれ」と言えそう。

最近では、LINEを使って頻繁に連絡を取り合う親子も多く、昔よりさらに話をするタイミングが多様化しているのかも。

先輩花嫁の実体験エピソード!

花嫁写真

まだ相手もいなかった数年前に、資金援助について申し出てくれました。もらえるものとは思っていたけれど、待っていました。(KMさん)

花嫁写真

会場が決定後、お互いの親と食事に行ったとき、先に親から切り出してくれました。(岡部成美さん)

花嫁写真

結婚式の準備中、私の家にふたりで遊びに行った際、見積りを見せてほしいと切り出してくれました。(まりもさん)

援助を自ら頼んだという卒花も!

花嫁写真

彼側の親の援助の有無について、母から聞かれた際に、うちは自分側の親族の交通費・宿泊費を援助してもらえると助かると申し出ました。(なつさん)

■CHECK!

親&先輩花嫁へのアンケートのコメントを見ると、資金援助をした親は、もともと「いつか」のために貯蓄をしていたというケースが多いよう。

ただし、そのことを切り出すタイミングは人それぞれ。早い人では、結婚相手が決まる前から言われていたというケースも。

また、ほかの兄弟姉妹が援助を受けている場合も、同様にしているケースが多いみたい。可能性が高いなら、思い切って自分から話を切り出してみてもいいかもしれません。

親の気持ち調査2「援助しませんでした」47人/100人

娘の結婚資金、援助しなかったのはどうして?

1位「もう大人なので自分たちで工面すべきだから」29.6% 2位「娘に援助しなくていいと言われたから」28.1% 3位「援助してあげられるお金がなかったから」20.3%」

私はこう思いました from親

男性の写真

自分たちの貯蓄の範囲内でできる結婚式と新婚旅行にしたいと当人たちから話があったので、お祝い金としてまとめて渡した程度。結婚のための娘名義の口座にまだ残っていますが、孫のお祝い事に使わせてもらっています。(72歳・男性)

男性の写真

働いて自分の生活を築いている過程で、本人の努力を無視して親が自己満足で手やお金を出すべきではないと思った。ある程度の資金援助が可能な態勢はとっていましたが、本人が必要ないと言う以上、この資金はプールしておき、最終的には遺産相続に回ります。(71歳・男性)

男性の写真

身の丈に合った結婚であるべき。(65歳・男性)

女性の写真

援助したい気持ちはありましたが、自分たちの老後が不安なので援助できませんでした。(69歳・女性)

■CHECK!

資金援助をしなかったという親は「もう大人なので自分たちで工面すべき」「娘に援助しなくていいと言われた」と、経済的な自立を尊重したケースがそれぞれ3割近く。それに続き、「援助してあげられるお金がない」という現実的な事情もランクインしています。

そもそも資金援助の話はしたの?

資金援助はしなくとも、話を「した」という人は約半数!「した」47%」「してない」53%

先輩花嫁の実体験エピソード!

花嫁写真

話はしました。お金が足りないなら援助してくれるということでしたが、ご祝儀+貯蓄でできる範囲で結婚式を挙げたかったので断りました。(tamaさん)

花嫁写真

話はしませんでした。結婚は親からの自立なので、親に頼ることは一切考えておらず、お互いの貯蓄ですべてやりくりしました。(kayoさん)

花嫁写真

話はしませんでした。うちの実家は金銭的に余裕がないのはわかっていたし、援助ではなくお祝いである程度のお金を用意してくれていて十分だと思いました。(あす香さん)

■CHECK!

資金援助をしなかったという親に聞いたところ、「資金援助はしなかったが話はした」、「そもそも話をしなかった」人は約半々という結果に。

資金援助を受けなかった花嫁のコメントを見ると、「きちんと話をして援助を辞退した」、または「援助を受けるつもりがないから話をしなかった」というケースのどちらかが多いようです。

From 編集部

人それぞれ! 「する」も「しない」も親の愛!

資金援助をする親も、しない親も、共通しているのは、子どもを思う気持ちがベースにあるということ。やりたいことを我慢しなくていいようにお金を出してあげたいと思うのも親心なら、経済的に自立した大人として見守りたいと思うのも親心。

資金援助について話す・話さないも、どちらが正解ということではないので、親の気持ちを尊重しつつ、ふたりの考え方に合った進め方ができるといいですね。

取材・文/前川ミチコ イラスト/ユリコフ・カワヒロ D/ロンディーネ 構成/紺矢里菜(編集部)
※掲載されている情報は2019年9月時点のものです
※記事内のコメントは2019年7月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー67人が回答したアンケートおよび、2019年8月に「マクロミル」の会員100人が回答したアンケートによるものます

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