デザイナー小杉麻希の手作りウエディングvol.93 ステッチで作るウエルカムボード
旬なウエディングアイテムを発信する「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」のデザイナー小杉麻希さんのDIY連載。分かりやすいHOW TO付きで、思わず作りたくなるアイデアが満載です!
簡単ステッチで文字が描ける!
【ふたり色のウエルカムボード】
【制作時間】60分 【材料費】約1500円
作り方は有孔ボードを幾何学的に塗り分けて、ステッチで文字を作るだけ! DIYに自信がない花嫁も安心の、簡単ウエルカムボードの提案です。今回はカラフルな配色にしましたが、モノトーンに配色して白ひもで文字を作るとスタイリッシュな印象にチェンジ。ボードにひもを通す作業も楽しくてきっとはまるはず♪ ぜひ彼とふたりで挑戦してみて。
用意する物
<材料>
●好みのサイズの有孔ボード(写真は45×90cm)
●色画用紙
(配色をイメージするのにあると便利!)
●アクリル絵の具
●5mm幅のマスキングテープ
●好みの色の麻ひもor毛糸 1巻
(有孔ボードの穴に入る太さ)
<道具>
●筆
●パレットなど絵の具を入れる器
●スケッチブック&鉛筆(あると便利!)
[1]ボードの配色を決める
この配色決めこそ成功の鍵! どの色をどこに塗ろうか、色画用紙を並べてイメージします。また、どこにどのくらいの大きさで文字を入れるかも、穴の数を見ながら同時に考えます(簡単にスケッチしておくと安心)。デザインが固まったら、マスキングテープを色と色の境に貼っていきます。
[2]ボードに絵の具を塗る
アクリル絵の具をボードに塗っていきます。絵の具が乾いたら、マスキングテープを貼り直してきれいに仕上げます(絵の具でテープが汚れていなければ、そのままでOK)。
[3]穴にひもを通して文字を作る
有孔ボードの穴を利用して、文字を作ります(ひもの通し方は2枚目写真を参考に)。ひもの先にマスキングテープをくるっと巻いておくと、ひもがほぐれずやりやすいです。
[4]最後は裏面でひもを留める
文字が出来上がったら、最後は裏面で玉結び。ほどけてこないよう、マスキングテープでさらに留めると安心です(文字の始まりの個所もしっかり固定を)。
MAKI’S VOICE
有孔ボードの穴にひもを通すだけなので、手書き文字に自信がなくても、パソコンが得意じゃなくても大丈夫! 撮影では「WELCOME THANK YOU dear our FAMILY and FRIENDS」のメッセージにふたりのイニシャルと、たくさんの文字を作りましたが、どーんと大きくふたりのイニシャルを飾ってインパクト大を狙うのもGOODアイデア。ふたりで自由にイメージを膨らませて、ハンドメイドの時間を楽しんでくださいね。
小杉麻希
「vanillawhite」主宰
https://vanillawhite.stores.jp/
自身のウエディングで実現できなかったアイテムの数々を未来の花嫁のために作りたいという想いで立ち上げた「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」にて、2004年より招待状やウエルカムボードのデザインや、制作販売を開始。現在はウエディング広告、雑誌の撮影小物制作やロゴ制作も手掛ける。皆の気持ちを一つにして、どんなウエディングにしようかと想いをはせる時間が好き。
構成/磯部 彩 制作・文・スタイリング/小杉麻希 撮影/飯貝拓司
※掲載されている情報は2019年8月時点のものです
- 挙式2ヶ月前
- 演出・アイテム
- アイテム検討期
- ふたりらしい
- ハンドメイド