[子どもの年齢別] 子連れゲスト200人が嬉しかったおもてなし
小さな子どもも、大切なゲストの一人。でも小さな子どもを連れて参加する大人ゲストはさまざまな不安があるようです。今回、子連れで結婚式に参加したゲスト200人に聞いた、本当に嬉しかった新郎新婦からのおもてなしを紹介します。
子連れでの結婚式、ゲストはどんなことが不安なの?
子どもと一緒に参加する結婚式は、主役のふたりにとって人生に幾度とない大切なイベントだからこそ、ゲストは自分一人の時よりも周りの参列者に気を使います。では、子連れで参加するゲストの方は、一体どんなことを不安に思ったり、気にしているのか、結婚式に子連れで参列経験のある206人に調査してみました。
[子連れゲストが不安だったこと TOP4]
1位:泣いたり、大声を出さずに静かにしていられるか
2位:走り回ったり、うろちょろせず、じっとしていられるか
3位:子供が食べられるものがあるのか
4位:おむつ替え&授乳の場所やタイミング
【0~2歳】赤ちゃん連れゲストには何よりもぐずり対策!
授乳やおむつ替えなど忙しい0歳児、歩き始めてウロウロしたい1歳児、自分でしたいことが増えてくるけど、まだまだ甘えん坊な2歳児。赤ちゃん連れのゲストは、泣き出したりぐずりだしたらどうしようという不安がとても多く、中には子連れを断念したという声も。授乳室やおむつ替えスペースなどの案内や、赤ちゃんが遊べるおもちゃがあるとゲストは安心して参加できそう。
0~2才連れにうれしかったこと
小さい子どもが居る人の席次が、まとまっていたので気疲れが軽減されました。(ゆう/2才)
子ども用におもちゃを用意しておいてくれたり、ベビーカーでそのまま席につけるように余裕のある席にしてくれたのが嬉しかったです。子どもがベビーカー寝てしまっても隣に置いておけたのでよかった。
(ゆか/子ども2才と0才)
授乳中だったので、控え室の部屋を貸してもらえたことがありがたかった。
(yyy/ 子ども6才と1才)
料理がとてもおしゃれで、かわいく子どもが喜ぶ内容、見た目でした。また、ベビーベッドを用意してもらえたので、寝てしまっても寝かせる事ができ、子どもも大人もゆっくりすることができた。
(Smile/子ども5才と1才)
喜ばれた! 先輩花嫁の【0~2才】ゲストへのおもてなし
・「本をテーマにした結婚式」だったので、ママゲストが好きそうな絵本を一人一人選んでプレゼントしました。持ち帰る時に邪魔にならない大きさの絵本を選んだので、すごく感謝されました」(まーみん)
・「子どもがぐずった時のため、子どもルームを作っておきました」(ほたて)
【3~6歳】まだまだ動きたい盛り! 気を紛らわせるものがあると安心
長時間座り続けたり、スピーチに耳を傾けるのは難しい3~6歳のキッズ。だからこそ、好みのおもちゃや式での役割があると、結婚式の雰囲気を楽しんでくれそう! リングガールや子どもフォトグラファーなどの役割のお礼として、お菓子やおもちゃを用意している新郎新婦も多数いました。男の子と女の子で好みが分かれてくるので、おもちゃを用意するときは、事前に親へリサーチしておくと◎。食事のタイミングは、早めに提供するとぐずらずに親も安心できるようです。また、子どもたちで遊べるスペースがあると、長い披露宴も飽きずに乗り切れそう!
3~6才連れにうれしかったこと
子ども参加が多かったので、披露宴会場の後ろに、滑り台やバルーン、おもちゃなど遊びスペースが用意されていた。自由に立って遊びスペースに行ったり、ウロウロしても大丈夫な雰囲気をつくっていただき、子どもがまた結婚式行きたい!というくらい楽しく過ごせました。(アヤ/子ども3才と0才)
退席しやすい席に配慮してもらい、食事も美味しそうな和洋折衷のお子様ランチにしてもらった。またベビーコーナーとして、ウレタンマットが敷いてあり、子どももぐずらず、楽しく過ごせました。(あやまま/ 子ども8才と5才)
子どもにインスタントカメラをプレゼントしてもらい、張り切ってフォトグラファーとして頑張っていました。他のゲストから、注目してもらえて嬉しかったようです。(まましろ/子ども7才と3才)
50色ある色鉛筆セットとお絵描き帳を頂きました。50色もあるのが嬉しかったようで、披露宴中ずっと夢中でお絵描きしてくれた!(だいだい/子ども4才)
喜ばれた! 先輩花嫁の【3~6才】ゲストへのおもてなし
・「年齢に合わせたドリル、削ってキャップをつけてある鉛筆、折り紙、お腹が膨れない程度のアレルギー対応のお菓子をセットにしました!」(まーみん)
・「あまり長い時間にならないようにプログラムを気をつけました。また、ティーパーティーの席には、小さい子のための椅子を準備しました!」(ほたて)
・「お子さまプレートを用意しました。すべてひらがなで書いたメッセージカードを付けました。」(あやか)
【小学校低学年】実用的で夢中になれるプレゼントが喜ばれる
小学生になると、テーブルに大人と一緒に座っていることもできるようになってきます。しかし、何もない状態では飽きてしまい、「外に出たい!」「早く帰りたい!」と言い出す子も。そこで、塗り絵やパズルなどテーブルで使えるアイテムがあると、静かに遊んでくれることが多いよう。さらに女の子は、アクセサリーのような大人びたプレゼントも喜んでくれるお年頃!
7~9才連れにうれしかったこと
シャボン玉をプレゼントしてもらいました。他の子どもたちと、式場の庭で遊ぶことができ、楽しかったようです。(ゆとり/子ども9才と0才)
パズルやブロックが披露宴の席にあり、ご飯が出て来るまで時間つぶしができました。(ドキン/ 子ども9才)
娘にネックレスや指輪などのおしゃれセットを頂きました。好きなものがたくさん詰まっていて、とても喜んでいました。(せつー☆/子ども7才)
テーブルに、折り紙が用意されていました。見本が付いていて、いろいろと折り紙ができて子どもが退屈せずに済みました。また、子ども用のミニブーケをつくってくれて、子どもがすごく喜んでいました。(しょうはな/子ども8才と6才)
喜ばれた! 先輩花嫁の【小学校低学年】ゲストへのおもてなし
・「男の子のゲストには、チェキでの子どもフォトグラファーをお願いしました。すぐに写真が出てきて見られるので楽しかったそうです!」(あやか)
・「女の子のゲストだったので、手作りの名前入りロゼッタとフォトプロップスをプレゼント!」(KM)
【番外編】まだある! 子連れゲストが本当に助かったおもてなし
年齢問わず、お子様と一緒に参加する結婚式は、いつもとは違う服装、場所、食事と大変なことが多いものです。だからこそ、花嫁たちからの心遣いが、ゲストにはありがたく、心に残るよう。
子連れの私たちに、1人介添えの方を付けてくれました。おむつ替えや、授乳等色々気を利かせてくださり、離席の案内などサポートしてくれたので、ストレスなく過ごすことができました。(ポムポムおじさん/子ども1才)
席次表に、子どもの名前も記載されていました。子どものことも、ゲストとして大切にしてくれていることが伝わり嬉しかったです。(ほたママ/子ども0才)
Wi-Fi回線があったので、グズる子どもにアニメを見せてあげることで落ち着かせることができました。(パフ/子ども8才と4才と1才)
子どもの似顔絵をプレゼントしてもらいました。結婚式に参加した思い出になりました。(まそし/9才と7才)
こんなアイデアも◎ 先輩花嫁のおもてなし
・「甥っ子が乳幼児だったためウエルカムベビーの式場を選びました。チャペルに個室があり、乳幼児をあやしながらも小窓から挙式の様子を見ることができました。小窓はマジックミラーとなっており外側からは見えないため、授乳も可能でとても助かったと言われました」(Renoah)
・「子どもが多かったので余興でヒーローショーをしました。子供も大人も大爆笑で、とても喜んでくれました」(ほたて)
From 編集部
不安な子連れゲストの声に耳を傾けて。子どもも楽しめる式作り
子連れのゲストは、子どもの年齢にかかわらず不安や心配を抱えているもの。子どもも親もどちらも大切なゲストであるからこそ、どんなサポートができるか、事前にリサーチしておくといいかもしれません。
ゲストが気兼ねなく楽しんでくれたことが、新郎新婦にとっても良い思い出に残る結婚式になるはず!
取材・文/横山智世 イラスト/七月マイ
※掲載されている情報は2019年7月時点のものです
※この記事に記載されているデータやコメントは、2019年6月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー53人が回答したアンケート及び、2019年6月に実施したマクロミルによる全国の20代、30代の子連れで結婚式へ参加した206人へのアンケート調査によるものです
- 挙式1ヶ月前
- ゲスト選び・席次決め
- アイテム検討期
- 人間関係
- ゲスト
- レストランウエディング
- ガーデンウエディング
- 挙式演出