【超ビギナー専用】花嫁の手作り『フォトジェニック』IDEA ~JULY Lesson4~
ウエディング雑誌や広告で活躍するスタイリストの判治ミホさんがDIYアイデアをご紹介。アイテム自体はフォトジェニックなのに、作り方はとっても簡単! しかも、材料の揃え方から、不器用編集者が実際に作ってみてわかったポイントまでお教えします。これを見れば誰でも素敵なWEDDING ITEMが完成すること間違いなし。
7月のテーマ:Bohemian Natural
麻やドライフラワーなど、自然素材を取り入れて、エスニック要素をプラスすれば、気取らない雰囲気の「Bohemian Natural」が完成。アイテム自体の色は抑えめにして、ウエルカムテーブルに並べれば、自然やアウトドアが好きなふたりにぴったりのコーディネートに。
Lesson4:刺しゅう枠のドリームキャッチャー
ボヘミアンテイストをぐっと引き立ててくれるドリームキャッチャーは、悪夢から守ってくれるお守りとして、ウエディングにぴったりのアイテム。刺しゅう枠とドイリーを使うことで、不器用さんでも手作りしたとは思えない凝った仕上がりに。
用意するもの
<材料>
●たこ糸 太さ1mm
●ウッドビーズ 直径1cm 10個
(手芸店やアクセサリーパーツ店などで販売)
●刺しゅう枠 直径18.5cm
(手芸店などで販売。木でできているもの)
●ドイリー 直径約19.5cm
(レースや刺しゅうが施されている敷物。手芸店などで販売。
刺しゅう枠に合うように丸に近い形のもの)
●羽根 ブラウン 長さ約16cm 5枚
●羽根 ホワイト 長さ約13cm 5枚
(羽根は全て手芸店などで販売)
<道具>
●はさみ
[1]たこ糸で刺しゅう枠の1カ所を結ぶ
刺しゅう枠の下枠(ねじが付いていない方)にたこ糸を1カ所結び、2mほどの長さに切る。
[2]ドイリーの穴に糸を通して対角線に引っ張っていく
ドイリーを刺しゅう枠にかぶせ、ドイリーの外側の穴に糸を通す。そこから、対角線上に糸を引っ張り、向かい側のドイリーの穴に糸を通し、ドイリーがピンと張るように糸を引っ張る。次は右隣のドイリーの穴に糸を通し、また対角線上に糸を引っ張り、向かい側のドイリーの穴に糸を通す。これを何度も繰り返し、均等にドイリーが張った状態にする。全て終わったら、糸を刺しゅう枠に結んで、余りの糸を切る。
[3]ねじの付いている上枠をはめる
刺しゅう枠の上枠(ねじが付いている方)をはめて、ドイリーを整え、ねじをきゅっと締める。
[4]枠の下にウッドビーズと羽根を付ける
たこ糸を約65cmに切り、刺しゅう枠の下部分(ねじが真上になるように置く)に通す。ウッドビーズを糸に通し、羽根(ブラウン)の軸部分を下からウッドビーズに差す。羽根が落ちないように、差した部分を糸で1回結ぶ。その約5~7cm下に、2個目のウッドビーズを通す。同じように、羽根(ホワイト)の軸部分を下からウッドビーズに差し、羽根が落ちないように差した部分を糸で1回結ぶ。
[5]左右に2本ずつ、計5本になるように[4]を繰り返す
左右対称になるようにバランスを見ながら、右に2本、左に2本、[4]で作ったものも合わせて、計5本になるように、[4]と同じやり方でウッドビーズと羽根を糸で結び付けていく。長さは真ん中が一番長く、左右にいくに連れて、少し短くなるようにすると、バランスが整っておしゃれに。最後は余分な糸をはさみで切って完成。
羽根が重なりすぎるとごちゃっとした印象に
ドイリーを刺しゅう枠に張るところまではうまくいったのですが、ブラウンの羽根と、ホワイトの羽根の間隔をあまり開けずに付けてしまったので、ごちゃごちゃした見た目に……。羽根が少し重なるくらいがベストバランスみたい。最後、5本のバランスや左右対称になっているかを確認して、おかしいなと思ったら、糸を切る前に調整してみて。by編集みーぬ
判治ミホ
スタイリスト
プティラブーシュカ主宰
http://loveshka.com/
テーマ性が高く、フォトジェニックなスタイリングに定評があり、ウエディング雑誌や広告などで活躍。パーティプロデュース、ドレス、小物などのデザイン、コーディネートを展開する花嫁のためのセレクトショップ「プティラブーシュカ」も主宰し、花嫁が自身の結婚式に取り入れやすいアイデアを提案し続けている。
構成・文/齊藤亜由美 制作・スタイリング/判治ミホ 撮影/五十嵐 洋(イメージ)、皆川哲矢(手順) D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2019年6月時点のものです
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