「これ作ったの!?」が叶う “プロ見え!”花嫁DIY~応用<加工>~
DIYに興味アリ、でも自信がない初心者さんに贈る“プロ見え”花嫁DIY。<書く><飾る>に続く第3弾は、<加工>編! 加工というひと手間をかけることで、身近な素材がこだわりを感じさせる、おしゃれなウエディングアイテムにランクアップ。プロが作ったような仕上がりが叶う、お手軽加工ワザをご紹介します!
テク1.<裂き加工>でプロ見え!
布を裂くだけで多目的に使える“ニュアンスリボン”に
サンキュータグやプチギフト、プロフィールブックなどの飾りとして使えるリボンを中心に、素材として選ばれることの多い布。そんな布を簡単にプロ見えアイテムにチェンジしてくれるのが、<裂き加工>。リボンであれば、布を好みの幅で裂くだけ。それだけでふわふわの切れ端がかわいい、ニュアンスリボンができあがります。布は生地が厚い麻や薄すぎるチュール以外ならなんでもOK。手軽さ、かわいさはお墨付き!
<WAY of 裂き加工でリボン>
1.作りたいリボンの幅、プラス1.5cmのところにはさみで切れ目を入れる
2.切れ目を両手で持って、一気に布の端まで裂いてリボン状にする
3.できたリボンからはみ出た糸をきれいに手で取り除いて完成!
*右は裂いたままの状態、左ははみ出た糸を取り除いたもの
テク2.<シワ加工>でプロ見え!
スタイルアレンジ自在。こなれ感のあるペーパーアイテムに
ペーパーアイテムも加工テクを施すことで、表情豊かでこなれ感のあるアイテムに! 取り入れるのは<シワ加工>。紙にワックス(ロウ)を染み込ませたワックスペーパー(ロウ引き紙)なら、くしゃっとラフなシワを入れるだけでぐっとおしゃれな逸品に仕上がります。小花を添えてナチュラルテイストに、英字スタンプをプラスしてブルックリンスタイルになど、さまざまなテイストにアレンジできるのもうれしい♪
<WAY of シワ加工でプチギフト入れ>
1.ワックスペーパー製の袋の右上と左下を手に持ち、中心に寄せながらシワを入れる
2.反対側の対角線(左上と右下)を手に持ち、同じように中心に寄せながらシワを入れる
3.広げてシワを整えて完成!
*右が完成品。左のように全体を握り締めたりしてシワを付けると、風合いを通り越してグシャグシャな印象になるので注意して
テク3.<染め加工>でプロ見え!
コーヒー、紅茶を塗るだけでナチュラルアンティーク風の仕上がりに
紙や木、糸など自然素材全般で使えるのが<染め加工>。中でももっとも気軽に取り入れやすいのが、インスタントコーヒー液を紙などに塗って色付けする「コーヒー染め」。濃いコーヒーブラウンのおかげで、手頃なコピー用紙なども瞬時にナチュラルアンティーク風に早変わり! コーヒーの代わりに濃いめに煮出した紅茶でも◎。どちらもほのかな香りもいっしょに楽しめるのもうれしい♪
<WAY of 染め加工でテーブルナンバー>
1.濃い目に作ったインスタントコーヒー液をはけでデザインをコピーした紙(レーザープリンタでプリントしたもの)に塗る
2.全体に塗ったら一度乾かす
3.乾いたら好みの濃さになるまで塗り重ねて、乾かして完成!
*右は二度塗りしたもの、左は一度塗り
【ATTENTION!】
*使用するデザインは家庭用インクジェットプリンタの場合、インクの性質上水分でにじんでしまうため、コンビニなどのレーザープリンタでプリントしたものか、自宅でプリントしたものをコンビニなどでコピーしたもの使用しましょう
From 編集部
ひと手間加工のアイテムを揃えて、味のあるふたりのオリジナル空間に!
DIYビギナーだけど、こだわった(っぽく見える)ものを作りたい!ふたりらしいアイテムで結婚式を飾りたい!なら<加工テク>はぴったり。今回紹介した3つの加工法は、どれも100円ショップなどでも手に入る素材にちょっとしたひと手間を加えるだけの簡単テク。理想のウエディングを思い浮かべながら、あなたもぜひチャレンジしてみて!
取材・文/竹本紗梨 撮影/上野 敦 スタイリング/板井麻里奈 D/ロンディーネ 構成/松隈草子(編集部)
※掲載されている情報は2019年5月時点のものです
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