ドレス姿にフォトジェニック旋風！ ふわっと「なびかせ」ショット7

ふたりの間を擦り抜ける祝福の風でベールがふわっ！

場所は東京国立博物館。静寂に包まれ、窓から柔らかな光が差し込む早朝を選んだそう。「ヘアメイクさんがベールの先端を瞬時になびかせて走り去るのですが、あまりに速くて上手で感動しました」。みんなで呼吸を合わせて撮った一枚は、ボリュームも長さも絶妙な３段のベールが光に透けてロマンチック。

どう撮影を？！

フォトグラファーさんを信頼し、素直にアドバイスを聞いてその通りにするのが一番！　撮影中は振り向く角度など細かく声を掛け合って、コミュニケーションを取りました。（Y.さん）

気分は宮殿のプリンセス。風に舞うダイナミックなトレーンが優雅

ヨーロッパのお城のような場所でドレス写真を撮るのが夢だったAsamiさん。ロングトレーンがゆったりと舞う優雅なショットは、イメージ通りだった宮殿風のスタジオに映える幻想的な一枚に。「アテンドの方がトレーンをふわっとさせたら瞬時にダッシュ、を2度繰り返して生まれた奇跡のショットに大満足」

ロングトレーンは持参した？

ドレスはレンタル。こういう写真が撮りたいと言ったらロングトレーンを付けてくれました。イメージを伝えた後は安心してプロにお任せしモデル気分を楽しみました。（Asamiさん）

踊るふたりを盛り上げる軽快な風にドレスもふわり

福岡在住のおふたり。どうしてもお願いしたいフォトグラファーさんが東京にいたため、ハネムーン時の乗り継ぎを利用してMyドレスで後撮りをすることに。「私がスカートの先を持って手を離す、を繰り返しふわっとさせました」。オレンジの光を放つ夜の東京駅をバックにしたショットは、まるで映画に出てくるダンスシーンのよう！

彼とタイミングを合わせるには？

とにかくたくさん撮ってもらうのが大事。ふわりを繰り返すうちにフォトグラファーさんとのタイミングも合ってきて、自分の中のベストの一枚ができました。また、足元が透けて見えると思い、お気に入りのジミーチュウのパンプスを履きました。（ほたてさん）

砂丘でキスするふたりにいたずらな風が舞い込んで

旅行で訪れたことがある鳥取砂丘。「ここでなら、海外みたいな前撮りが叶うはず！」と思い、鳥取砂丘での前撮り写真をSNSにアップしていたフォトグラファーさんに迷わずコンタクト。「トレーンの先端を持ってバサッと広げる、というのを、アテンドの方が繰り返し行ってくれました」。実際に写真を見たら、景色と溶け合うふたりの姿が想像以上に素敵で大感激。

ポーズはどうやって決めた？

周囲には観光客がたくさんいて最初は少し恥ずかしかったのですが、こう撮りたいというイメージを事前にフォトグラファーさんと共有しておいたのと、フォトグラファーさんが丁寧にポーズの指導をしてくれたので、すぐにイメージできました。（よよさん）

幸せ絶頂のふたりを艶やかに照らす光と風の共演

インスタグラムで見つけた素敵な写真を撮っているフォトグラファーさんに依頼。壮麗なステンドグラスに囲まれたチャペル内でのショットは、たなびくロングベールで神聖さが増し、階段に流したロングトレーンとの相乗効果で一段とドラマチックに。「背を向けてと言われただけでこんな素敵な写真に！　後で写真を見た私たちも、いつの間に!?と、びっくりしました」

撮影用に準備したアイテムは？

荘厳なチャペルに映えるよう、ロングトレーンのドレスと、それよりも長い3.5ｍのロングベールを選びました。ステンドグラスとけんかしないように、ベールはシンプルな柄にして正解でした。（かりんさん）

幸せの追い風を受けて空高く舞うベールが優美

青い屋根と白い建物のコントラストが美しいギリシャのサントリーニ島で、ハネムーンを兼ねて後撮りを楽しんだほたてさん。撮影はインターネットで探した現地のフォトグラファーさんに依頼した。「強風や風向きでなかなかうまくいきませんでしたが、それも思い出の一つに」。ブルー×白の美景に浮かびスイングするベールが、ふたりのさらなる幸せを運んでくれそう。

撮影の裏話はありますか？！

写真は止まった一瞬を撮っているけど、ベールをなびかせているとまるで動いているような躍動感が伝わってぐっと素敵に。風が強くても安定感があり、歩きやすさも見た目もかわいいサンダルが大活躍！（ほたてさん）

取材・文／大平美和　構成／真坂千稔（編集部）
※掲載されている情報は2019年3月時点のものです

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