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ゲストの生声から生まれた、結婚式のリアル気遣い新常識14

結婚式の準備は、ゲスト一人一人への心配りが大切。でも実は、ゲストの立場からすると「それほど気にしなくてもいいよ」ってことも。そこで、2年以内に結婚式に参列経験がある、20代から70代までの男女208人に、結婚式にまつわる「気になる/気にならない」をジャッジしてもらいました。

ゲストがジャッジしたリアル気遣い《場所と時間編その1》

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神社や教会での挙式など、「挙式会場と披露宴会場が1駅以上離れている」ことも、6割以上のゲストが「気になる」と回答。アクセスの問題は軽視してはダメなよう。

こうだったら気にならない

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どちらも駅近であれば問題なし!(33歳・女性)

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ドアtoドアで送迎のサービスがあるといいですね。(57歳・女性)

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送迎にもイベント性があると、むしろ楽しい時間になるわ。(59歳・女性)

マナーデザイナー・岩下先生のアドバイス

「移動」という不便をゲストの方に掛けるのですから、まず「挙式会場と披露宴会場が1駅も離れてご不便をお掛けします」と、申し訳ない気持ちを伝えましょう。先手必勝です。その上で、乗り物の手配をするのが一番良いと思います。ばらばらに披露宴会場に向かうのではなく、皆さん一緒に移動すれば少し仲良くなれて、披露宴が盛り上がるかもしれませんね。

ゲストがジャッジしたリアル気遣い《場所と時間編その2》

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「披露宴と二次会の空き時間が2時間以上」は、6割弱が「気になる」と回答し、こちらも見逃せない気遣いポイント。ちなみに「空き時間1時間以上」の場合、気になる人は約3割に半減。

こうだったら気にならない

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早めに二次会を開宴して、新郎新婦を待つスタイルにしたらいいんじゃないかな。(45歳・男性)

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本が読めるような、ゆっくりできるカフェがあれば大丈夫。(58歳・女性)

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仲のいい友達と一緒なら、お茶して待ちます。(31歳・女性)

マナーデザイナー・岩下先生のアドバイス

二次会まで2時間もあるのは配慮のないことですが、二次会に行く人は限られていると思います。1人で参加する人がいる場合は、披露宴で他のゲストと引き合わせておいて、一緒に来てくれるようお願いするのはいかがでしょう。いずれにしても、二次会まで空き時間が長く、大切な時間を頂くようになってしまい申し訳ない気持ちを伝えておくことが大事です。

ゲストがジャッジしたリアル気遣い《場所と時間編その3》

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「会場は、以前に友人が挙げた場所と同じ」は、カップルがよく気遣うポイントだけれど、実はゲスト側はほとんど気にしていない。「気にならない」人は9割超え! 「新郎新婦が主人公なので、同じ場所でも異なったものになるはず」の声もあった。

ゲストがジャッジしたリアル気遣い《おもてなし編その1》

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「ウエルカムドリンクにノンアルコールのカクテルなどがなく、ウーロン茶かジュースのみ」はゲストの反応が気になるところ。でも「気にならない」人は8割以上を占めた。予算との兼ね合いを考えて、それほど頭を悩ませなくてもいいことみたい。

ゲストがジャッジしたリアル気遣い《おもてなし編その2》

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さすがに「披露宴のドリンクがビール・赤白ワイン・ソフトドリンクのみで、日本酒や焼酎、カクテルなどのバリエーションが少ない」のは気になるだろうと思いきや! 「気になる」と回答したのはわずかに15%で、「料理が満足いくものであれば問題なし」という人も。「気にならない」人が8割を超えた。

ゲストがジャッジしたリアル気遣い《おもてなし編その3》

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今回のアンケートでは20代、30代のゲストもいたが、「料理が和食」が「気になる」のは、わずか13%。その中でも「おいしければOK」の声も多数。年配だから和食、若い年代は洋食、は根拠のない決め付けといえそう。

ゲストがジャッジしたリアル気遣い《おもてなし編その4》

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「引出物が重い」ことについて、「気になる」は38%、「気にならない」は61%。「気にならない」が上回っているものの、「こうだったら気にならない」の生声はチェックしておきたい。「無料の宅配サービスが利用できればOK」の声は多数あり、「宅配か持ち帰りか選べるシステムだと嬉しい」の声も。

こうだったら気にならない

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持ち運びやすい形状で、かさばらなければ、多少重くてもOK。(28歳・女性)

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紙袋が二重になっているなど、持ちやすさに配慮がされていれば大丈夫です。(36歳・女性)

マナーデザイナー・岩下先生のアドバイス

ある地域では、引出物は当日朝に宅配便で届くというのを聞いたことがあります。これは良い方法だと思います。ホテルなどの場合、宅配業者が入っているので「自宅に送りたい人はこちらで送料を負担します。宅配業者に依頼してください」とお願いするのも良いでしょう。利用するかしないかは、ゲストの方次第。そのような配慮をしてくれたという真心が大切です。

ゲストがジャッジしたリアル気遣い《席次編その1》

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「初対面の人と同じテーブル」は、「気にならない」人が6割以上。「気になる」人の中には、「年齢が近ければ」「話しやすい人ならば」「共通の話題があれば」「友達が同席なら」OKという人が大半で、会話がスムーズにできることがポイントのよう。

こうだったら気にならない

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事前にそのような席になることを新郎新婦から聞いていて、その人がどういう立場の人か情報があるといい。(54歳・男性)

マナーデザイナー・岩下先生のアドバイス

特に両隣になる人には、ふたりとの関係や、その人柄を伝えておけば少しでも話しやすくなると思います。メールでも電話でもいいので、事前に伝えておきましょう。

ゲストがジャッジしたリアル気遣い《席次編その2》

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「親や親族の席が、新郎新婦に近い場所」は、海外や国内リゾート婚、また地域によっては一般的だけれど、大方は「親族は末席」。そのような状況ではあるけれど、84%の人が「気にならない」と回答。少数派ながら「非常識」の声もあるので、気にしそうなゲストには前もって、どういう考えで席を配置したのかを伝えておくのがよい。

ゲストがジャッジしたリアル気遣い《演出編その1》

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「独身女性がみんなの前に出て行うブーケトスセレモニー」は、「気にならない」ゲストが約87%。でも、これは本人の気持ちに立って考えたいもの。「気になる」人の中には、「独身者が多ければOK」の声が多く、「新郎新婦と本人で事前に話ができていればよし」の回答も。参考にして。

ゲストがジャッジしたリアル気遣い《演出編その2》

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「急きょ、名指しされコメントを言うことになる」が「気になる/気にならない」は半々に分かれた。サプライズのコメント指名は、つい仲の良い人に依頼しがちだけれど、人前で話すのが苦痛な人も。トークの得手不得手を基準にしては?

こうだったら気にならない

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むちゃ振りではなく、突然の指名でも答えやすい質問を考えてくれていればOK。(39歳・女性)

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みんなが温かい目で見守ってくれる雰囲気なら、気にならない。(33歳・女性)

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後からお礼があれば、問題なし。(29歳・男性)

マナーデザイナー・岩下先生のアドバイス

「この人だったら大丈夫」という人に振ること、人選が大事です。その上で、具体的にどのような話をしてもらいたいか、司会者に振ってもらえれば話しやすいと思います。終わったら、突然の指名に対するおわびと、「○○さんだから安心してお願いできました」と、お願いして良かったという気持ちを伝えてください。

ゲストがジャッジしたリアル気遣い《演出編その3》

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「新婦のお色直しがなく、衣裳は1着のみ」という結婚式。「気にならない」ゲストは94%と、ほぼ全員。お色直しは必須と考えなくてOK。

ゲストがジャッジしたリアル気遣い《演出編その4》

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「新婦のお色直しが多く、披露宴の衣裳が3着以上」について、「気にならない」人は7割を超えている。反対に「気になる」人からは、「新婦と話す時間があればいい」「写真を撮る時間は欲しい」「中座中に退屈しなければ大丈夫」の声が。お色直しが多いなら、ゲストと触れ合う時間やプログラムをしっかり考えたい。

ゲストがジャッジしたリアル気遣い《演出編その5》

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「映像演出などゲスト写真で構成されたものに、特定のゲストの写真がない、または他の人より少ない」のは、新郎新婦も気遣うポイント。ゲスト全員の写真を探すのに苦労するカップルも多い。ところが90%の人が「気にならない」と回答。そんなに労力を掛けなくてもよさそう。

From 編集部

カップルが気にしすぎだった新常識がいろいろ

会場までのアクセスや空き時間には、細やかな気遣いが必要なことが判明。それとは反対に、そこまで気遣わなくてもよさそうなのは「会場が友人と同じ」「ドリンクの種類の少なさ」「料理が和食」「特定のゲストの写真が少ない」ことなどで、新常識といえそう。ゲストのリアルな声を参考に、賢く準備を進めてね。

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Profile

岩下宣子 マナーデザイナー

現代礼法研究所代表。NPO法人マナー教育サポート協会理事長。全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流の小笠原清信氏に師事。企業や学校などでマナーの指導、研修、講演などを行う。著書も多数。

構成・文/千谷文子 イラスト/トーマス・オン・デマンド

※掲載されている情報は2019年3月時点のものです
※記事内のコメントは、2019年1月に、2年以内に結婚式に参列した20代から70代のゲスト208人が回答したマクロミル調査によるものです

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