さりげなさが鍵!“ふたりいっしょに”演出アイデア5
「大切なゲストをおもてなししたい!」「夫婦となったふたりをお披露目したい!」「でも、あんまり注目を集めすぎるのは……」。そんなさりげなさを希望するカップルにぴったりな、先輩カップルが選んだ“ふたりいっしょに”演出のアイデアをご紹介。さりげないのにゲストの心に残る、そんな5つの演出アイデアを取り上げます。
“ふたりいっしょに”演出の意味って?
夫婦としてのふたりをお披露目、ふたりの結婚式らしさを感じてもらえる演出
“ふたりいっしょに”の演出といえば、ケーキカットが代表的。「初めての共同作業」とアナウンスされるように、夫婦になったふたりをお披露目する、ふたりの結婚式らしさを感じてもらいたいという思いの込められたもの。今回取り上げる演出も同じように夫婦になったふたりをお披露目し、かつふたりらしさも感じてもらえる、注目を集めすぎないさりげない演出アイデア。その魅力とともにご紹介します!
アイデア1<フード&ドリンクのサーブをふたりで>
ゲスト一人一人に感謝を伝えられる特別な時間に
デザートビュッフェやパン、ウエルカムドリンクなどをふたりがゲスト一人一人と言葉を交わしながらサーブ。自然にお礼や感謝を伝えられる時間になるし、ふたりで作ったものをサーブするなんてアレンジも可能。ゲストと同じ目線に立ってサーブすれば、会話もさらに弾む楽しいお披露目&交流タイムに!
花嫁VOICE
アイスビュッフェを行い、ふたりでゲストにアイスをお渡ししました。新郎側のゲストとも1対1でお話しでき、新婦側ゲストには感謝の気持ちを直接伝えられました(とろろもちさん)
ガーデンでのデザートビュッフェで、ゲストへケーキサーブをしました。ゲスト一人一人とゆっくりお話したり、写真撮影することができて取り入れてよかったです(marinaさん)
シャンパンタワーをして、お福分けも兼ねてそのグラスで乾杯しました。グラスを一人一人に手渡したので一体感も出てよかったです♪(おだづもっこさん)
[写真]彩乃さんカップルはウエルカムドリンク兼乾杯のドリンクを披露宴会場に入るゲスト一人一人にサーブ
アイデア2<ウエルカムスピーチをふたりで>
ふたりからの歓迎の気持ちが真っすぐ伝わる
披露宴の冒頭でゲストに参列のお礼を述べる「ウエルカムスピーチ」。新郎のみでスピーチすることが多いけれど、「今日は来てくれてありがとう」の気持ちをふたりいっしょに伝えるというアレンジアイデアも。新郎に続き新婦がひと言添えるだけでも、アットホームな披露宴の幕開けにふさわしい演出に。
花嫁VOICE
新郎だけの場合が多いかもしれませんが、私からも来てくださったゲストのみなさんにお礼を言いたいと思い、「ふたりからのウエルカムスピーチ」を選びました(Hareさん)
披露宴前のあいさつは新郎のみの予定でしたが、とっても多くのゲストに来ていただいたので私からもお礼が言いたくて。簡単にあいさつをしました(shioriさん)
[写真]ほなみさんカップルはガーデンで行った、披露宴のウエルカムスピーチもふたりいっしょに
アイデア3<余興の司会進行をふたりで>
ふたり主催、ゲスト参加型演出ならより身近に感じてもらえる
ここ数年で定番になりつつある、ふたり主催のゲスト参加型演出。そのコーナーの司会をふたりが務めるというアイデア。ふたり発の演出だから、ふたりいっしょに司会という大役だったとしてもとても自然。何よりふたりが務めることで、ゲストに「楽しんでもらいたい!」という気持ちがより伝わる演出に。家族だけの結婚式など少人数の式では、披露宴全体の司会をふたりで!なんてカップルも。
花嫁VOICE
披露宴の中でゲームをやり、その説明や進行をふたりで行いました。おかげでゲストとの距離を近く感じる演出にすることができました(まいさん)
余興で取り入れたゲームの司会をふたりで務めました。参加ゲストにひと言ずつもらったのですが、お題はゲストのことを熟知する私たちが一人一人に合わせてランダムに。自己紹介をお願いしたり、ふたりとの思い出を語ってもらうなどしました。自分たちも、そしてなによりゲストに楽しんでもらえたのがよかったです!(mondoさん)
ゲストにリラックスして楽しんでもらいたかったので、ふたりで式の司会をしました。ゲストには好評で、自分たちも楽しめたのでとてもよかったです(みかなさん)
[写真]まいさんカップルの披露宴中の司会の様子
アイデア4<乾杯の発声をふたりで>
ふたりからの「式を楽しんで!」の気持ちが伝わる
ふたりで声を揃えて「かんぱーい!」。乾杯というほんの一瞬のシーンをふたりが務めるだけで、披露宴会場がぐっと和やかに「式を楽しんでほしい」という気持ちが伝わる演出に。友人ゲストメインのカジュアルなパーティにもぴったりなアレンジアイデア。練習の必要もないので緊張しがちなふたりでも安心。短いひと言だけなのもさりげなくて好印象!
花嫁VOICE
和婚で彼の希望で鏡割りの演出を取り入れ、その乾杯の音頭をふたりで取りました。鏡割りを見たのは初めてというゲストが多く、喜んでいただけたようでした。鏡割りをすることなんて人生でなかなかないので、とても良い経験になりました(みんちゃんさん)
彼が恥ずかしがり屋なので、彼一人ではなくふたりでした方が心強いかなと思い、乾杯発声はふたりで行いました(ちーかまさん)
アイデア5<新郎新婦紹介をふたりで>
リアルなふたりからの言葉にホッと会場が和む
来賓ゲストにふたりの紹介をお願いする定番演出を、ふたりがそれぞれパートナーを紹介し合うアレンジアイデア。リアルなエピソードと愛情溢れるふたりからの言葉は、さりげなくもゲストの心に響く内容に。お互いの家族に幼少の頃の話を聞いたり、出会いや交際中の思い出を振り返れば準備もすてきな思い出になりそう。
花嫁VOICE
私の紹介を彼が、彼の紹介を私がしました。とても緊張したけれど、来てくださった方にひと言でもお礼が言える時間が欲しかったし、アットホームな雰囲気がでてやってよかったと思います(幹絵さん)
[写真]幹絵さんの新郎新婦紹介の様子
From 編集部
さりげない“ふたりいっしょに”演出はゲストにもふたりにもうれしい時間に
ふたりいっしょに演出の代表・ケーキカットが定番になったのは、ゲストにとってはシャッターチャンスでもあるから。さりげなくふたりが何かいっしょにしている瞬間は、すてきな写真がたくさん撮れてゲストもうれしい。ふたりが主役すぎる演出は苦手でも、何か「ふたりでいっしょに」行うだけで幸せが伝わる楽しい演出に。あなたの式でも、さりげない「ふたりいっしょに」の演出を選んでみませんか?
取材・文/竹本紗梨 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のデータ・コメントは2018年12月に実施した「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー44人および「Raicoゼクシィコミュニティ」で29人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2019年2月時点のものです
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