【アットホーム花嫁向け】ゲスト思いの手作りアイテム3点セット
まるで自宅にゲストを迎えたかのような、手作り感とぬくもりあふれるおもてなし。そんな“アットホーム”なウエディングを叶えたい花嫁さんにおすすめの、ほっこりかわいい手作りアイテムを3点セットでご紹介。みんなと一緒にリラックスして楽しみたいパーティにぜひ取り入れて!
リラックスムードを伝える「招待状」
自宅に招くようなくつろぎ感を「ソファ」に託して
ゲストが最初に手にする招待状は、当日への期待を高める大切なツール。「かしこまらず、リラックスして過ごしてほしい」。そんな思いが伝わるよう、カバーを切りっぱなしのファブリックにして温かみを演出。ワンポイントのアイコンをほっこりしたソファにすることで、自宅に招くかのようなくつろぎパーティを予感させて。
用意するもの
材料:
封筒はお好みでチョイス!
招待状の台紙(今回はA5サイズ)
合皮の丸ひも(ろう引きコード 約50cm)
型紙用の厚紙
茶系の布用ペン(筆タイプ)
キャンバス生地(生成り)
道具:
はさみ
裁ちばさみ
デザインカッター&マット
両面テープ
アイテム選びpoint
ステンシルする際のペンは、筆タイプがおすすめ。線に濃淡が生まれ、ナチュラルなかすれ感が味わいになり、よりほっこりした印象に。
作り方
1:厚紙にソファなどのイラストを描いてカッターで切り抜き、ステンシルの型紙を作る。
2<写真1枚目>:台紙のサイズに合わせて布をカット。端の糸をはさみで引っ掛けて引き出したら、手で糸を引き抜き、ぐるりと1周ほぐして端を切りっぱなし風に見せる。
3<写真2枚目>:布を半分に折り、位置を決めたら表にステンシルを施す。「invitation」の文字はフリーハンドで。
4<写真3枚目>:台紙と布の真ん中あたりを両面テープで貼り合わせたら、折り目にひもを渡して片結びする。
制作時間:約10分/1部当たり
おしゃテクone point
切りっぱなし風に端の糸を引き抜く際は、3本くらいをまとめて持って引っ張った方が、バサバサした自然な無造作感が出る。また、表紙のモチーフは、海辺のパーティならビーチサンダルなど、パーティを連想させるアイテムや式のテーマに関わるものにしても。
ゲスト同士も仲良くなれちゃう「席札」
名刺代わりになって会話のきっかけに
自然と会話が生まれ、楽しんでもらえるよう工夫された席札。正面にはゲストの名前、1枚めくると、ゲストのニックネームと「いとこ」「会社の先輩」など、新郎新婦との関係性が記されたページがあって、会話のきっかけに一役。さらに「今日はありがとう」など、ふたりからのメッセージに、ゲストも思わず笑顔になれそう。胸元やバッグなど好きなところにつけられるクリップつき。みんながお揃いなら場に一体感も生まれるし、フォト映えも期待大♪
用意するもの
材料:
合皮のコースター
レースペーパー 白&カラー2色 直径9.5cm
アルファベットのスタンプ
茶系のスタンプ台
マスキングテープ(フレーム柄)
ブローチ台(クリップタイプ)
道具:
はさみ
両面テープ
ミシン&糸
ペン(メッセージ用)
アイテム選びpoint
スタンプ台は読みやすくてナチュラル感も高まる、ブラウン系がおすすめ。スタンプのアルファベットは大文字、小文字をあえて混ぜると、リズムがついておしゃれ見え! またブローチ台はクリップ付きを選ぶと服に穴が開く心配もなし。
作り方
1<写真1枚目>:合皮のコースターにレースペーパーを3枚以上(今回は7枚)重ねたら、ミシンでセンターを一直線に縫う。ミシンがない場合は手縫いでもOK。新郎側と新婦側のゲストをレースペーパーで色分けすると、どちらのゲストがひと目で分かる。
2<写真2枚目>:フレーム柄のマスキングテープをカットして、ゲスト名をスタンプしたらペーパーに貼る。
3:次に真ん中に近いページを開き、上にあだ名や愛称を、下にふたりとの関係性もスタンプ。台座の上のページには、手描きでメッセージを入れて。
4<写真3枚目>:台座の裏に、両面テープでブローチ台を貼ったら完成。
制作時間:約10分/1個当たり
おしゃテクone point
レースペーパーは7枚くらい重ねると、ひらひらとした動きやボリューム感が出て可愛さアップ。ゲストのニックネーム&新郎新婦との関係性は、開きやすく他の人からも見えやすい真ん中に近いページに書き、ふたりからのメッセージは本人がページをめくったときだけ見えるように、一番後ろのページに書いておくのがおすすめ。
ゲストとの絆がグッと深まる「結婚証明書」
ゲストの手と「思い」でリースを完成させて
ゲスト一人一人が一枚の葉に込めた、ふたりへのメッセージが集まって完成するリースタイプの結婚証明書。当日は、色や形が異なる葉をメッセージ別に分けておき、ゲストは葉を選んで名前を書いたら、リース台に挿すだけと簡単。ふたりの結婚の証人になってもらうことで、絆がもっと深まるはず。新居に飾っておきたい宝物こそ、手作りすることで愛着もひとしお。ゲストが遊びに来たときにも喜ばれそう。
<写真3枚目>葉のパーツは、かごなどに収めて受付にセット。「おめでとう」「うらやましい~」「ちょっとショック」など、4~5種類のメッセージ別に色や形の違う葉を用意。サイン用のぺンは、ゴールド1色にすることでリースとの一体感がアップ。みんなが選んだメッセージと挿してもらったときのバランスで、どんなリースがで出来上がるか、ワクワク!
用意するもの
材料:
リース台(丸)
造花付きリース(縦長)
コットン生地(生成り リボン用)30cm角
ワイヤ付きの葉(小 土台用)
ワイヤ付きの白い葉 2種
アイビーなどの造花の葉 2~3種
オリーブなどの造花の実もの
ワイヤ
グリーンのマスキングテープ
道具:
はさみ
ニッパー(ワイヤ用)
両面テープ
アイテム選びpoint
枝が密集した、密度が濃いリース台を選ぶと、葉を挿した際に取れにくい。パーツに使う葉は、丸め、縦長、濃淡のグリーンや白、実ものなどを用意すると、飛び出るような立体感がつき、仕上がりがより華やかに。
作り方
1<写真1枚目>:丸いリース台の裏に縦長のリース台を重ねてワイヤを通し、ねじってくくり付ける。3点を留め、トップはワイヤを長めに残して飾るときのフックにして。
2<写真2枚目>:布を手で引き裂いてリボン状にし、リースの境目にラフに結び付ける。
3<写真3枚目>:葉のパーツを作る。造花の葉は茎の部分をワイヤで補強、グリーンのマスキングテープを巻きつける。実ものは葉とワイヤを合わせて、グリーンのマスキングテープで1束にくくっておく。
制作時間:約45分
おしゃテクone point
2つのリース台を留める際、少しずらして重ねるとアシンメトリーになっておしゃれ。三角形を描くように、三点で留めるとより安定する。また、リボンはコットンを手で裂いて使うと、一層ナチュラル。
From 編集部
「フリーハンドでざっくり」がぬくもり感の決め手!
少しくらい曲がったりしても、それが心のこもった「味」になるもの。みんなの顔を思い浮かべながら、一つ一つ丁寧に作るアイテムにありったけの「ありがとう」を込めれば、ゲストの心にも優しく届くはず。手作りは、作る時間さえ、かけがえのない宝物! 苦手……という花嫁さんも、臆せずぜひトライしてみて。
取材・文/大平美和 撮影/ムラタミツアキ スタイリング/金田実香 D/ロンディーネ 構成/寺崎彩乃(編集部)
※掲載されている情報は2019年1月現在のものです
- 挙式半年前
- 演出・アイテム
- アイテム検討期
- ナチュラル
- アットホーム感
- ハンドメイド
- ウエルカム演出