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【結果発表!】「名もなき家事」どっちがやってる?~脱いだ服の片付け、排水溝掃除etc.~

タイトル上

生活に欠かせない家事、ふたりできちんとシェアできていますか? 今回は、家事分担を決める際にリストにも挙がらない「名もなき家事」に注目して、共働き先輩カップル200人とプレ花嫁さん1317人に【名もなき家事、どっちがやってる?】アンケートを実施。その結果を大発表します! 家事シェア研究家・三木先生のアドバイスを参考に、仲良くシェアする方法を見つけてね。

なぜ「名もなき家事」に注目するの?

仲良く家事シェアするためのキーポイントだから

「名もなき家事」とは、掃除や洗濯、料理といった代表的な家事に含まれにくい小さな作業のこと。一つの作業はささいなものかもしれないけれど、積み重なると時間もかかり、精神的に大きな負担に……。また「気付いた方がやればいいや」と放っておくと結果的にどちらか一方ばかりがやることになってしまうケースも多いよう。三木先生によると「円満に家事シェアをするために、ふたりでどんな『名もなき家事』があるかを認識しておくといいでしょう」

この家事どっちがやってる?【vol1.料理編】

「献立を考える」

料理に関する家事は、なかなかシェアが進まない領域。「料理が一番苦痛」「休日だけでも夫と夕飯準備を分担したい」という声も。調味料の補充は妻が80.3%、飲みっ放しのグラスの片付けも妻が57.3%と、女性が中心になる傾向が。料理を作る人が献立を考えた方がスムーズですが、毎日だとどうしてもつらくなってしまうもの。「何でもいい」と言ったのに、作った料理に文句を言われたらケンカになっても仕方ないかも。

みんなのVOICE

クチコミ

お互い仕事をしているのに、自分だけが献立を考えているのが不満! 頑張って考えてるのにいつもノーコメントってどういうこと?!(女性、35歳、神奈川県)

クチコミ

料理を妻に任せているので、食後のコーヒーを入れるのと片付けは自分というふうに分担しています。少しは役に立てているかなと思う。(男性、41歳、大分県)

クチコミ

最近イラッとしたこと、寝る前に洗い物を終えてシンクは空っぽだったのに、朝になって、夫が夜に飲んだグラスをそのままにしてあるのを見た時……!(女性、27歳、愛知県)

何が食べたい?と聞かれたら候補を出そう

「『ご飯は何がいい?』と聞かれて『何でもいい』と答えるのはNGです。メニューをピンポイントで答えても、作る余裕があるかどうかは料理をする人次第。作る人が自分で選べるよう『魚が食べたい』と料理のカテゴリーを伝えたり、『ハンバーグ、しょうが焼き、から揚げのどれかがいい』など3つくらい候補を伝えるのも◎です」(三木先生)

【vol2.洗濯編】

洗濯編

履いていた靴下や羽織っていた上着、帰宅後脱ぎっ放しになっていませんか? 洗濯分野の家事では気づいた方がやっている傾向に。「お願いしないとやってくれない」「気付いたら妻がやっている」という声がちらほら。クリーニングに出す&取りに行くことに関しては、夫が17.6%と比較的高いものの、妻が51.5%と約半数を占めています。気付いた人がやればいい、だとどちらかがつらくなってしまう危険性も。

みんなのVOICE

クチコミ

洋服脱いだら脱ぎっ放しの夫。洗うの?洗わないの?どっち?! 2枚重なってたりして、洗濯前にバラバラにするのも地味に時間がかかって嫌。(女性、30歳、大阪府)

クチコミ

洗濯物を取り込んで、畳んで、クローゼットにしまってとバタバタしているときに、横で夫がスマホをいじってくつろいでるのを見るとイラッとする。洗濯は洗濯機のボタン押したら終了じゃないから!(女性、28歳、奈良県)

気軽に「これお願いね」と言える関係作りが大切

「気付いたときに相手にお願いできる関係性がつくれれば、片方だけに負担がいくのを防げます。お願いするときは『いつまでにお願いね』と、締め切りを伝えるのが大切。『今すぐやって!』ではイラッとさせてしまうだけです。行動するタイミングはパートナーに任せて。『寝る前までに洗濯物片付けてね』くらいの声掛けからできればgood!」(三木先生)

【Vol3.日用品の補充編】

日用品補充編

最も家事シェアが進んでいる分野が日用品の補充関係。シャンプーやハンドソープなどの詰め替えはふたりでやっていると答えた人が31.9%となっています。トイレットペーパーがなくなったときなど、自分で実感しやすい家事は無理なくシェアできる様子。簡単で短時間で終わるものが多いので、お互いパートナーに頼みやすいのも関係していそう。

みんなのVOICE

クチコミ

日用品の管理、補充のようなことは、お互い気付きにくく、感謝されにくいので、わが家はお互いに「◯◯やったよ」と報告するようにしました。「ありがとう」と言い合えるようになり、不満が少なくなったかも。(そら225さん)

クチコミ

洗剤、シャンプーなどの補充はメーカーにこだわりがある妻が担当、歯磨き粉は自分で選びたいので、自分で補充しています。特に分担を決めたわけではないですが、自然とそうなった感じです。(男性、33歳、長崎県)

クチコミ

シャンプーを使いきって、しれっとそのままはやめてー! 真っ裸でバスルームから出て詰め替えるの寒いから……。(女性、40歳、東京都)

ストックは一元管理でわかりやすく!

「よりスムーズに、もっと気楽にシェアをするためには、日用品のストックはどこにどう管理されているか、お互いわかっていることがポイント。ストックの場所と量がわかれば自主的に補充もしやすくなります。トイレットペーパーなど『今なきゃ困る』ものは使う場所の近くに、それ以外は一カ所にまとめて管理を。ストック場所が分散しないだけでも、お互いストレスなくシェアできますよ」(三木先生)

【Vol4.掃除編】

そうじへん

夫がやる家事No.1とも言われるゴミ捨てですが、ゴミの分別や袋のセットなど、ゴミ捨て前後の作業まではシェアができていない様子。ゴミ出し=「玄関に出されたゴミ袋を出すだけ」では、いずれ妻に不満が残ってしまうかも。一方で「排水溝にたまった髪の毛を取り除く」のは22.8%、「玄関の靴をそろえる」のは34.3%の夫婦がふたりでやっていると回答。掃除の内容によってシェア率は異なるよう。

みんなのVOICE

クチコミ

ゴミ袋のセットなどは私。ゴミ出しは頼めばやってくれるけど、進んでやってくれたらもっと嬉しいです!(ぱるるんさん)

クチコミ

排水口の掃除、私が気付かない汚れやほこり掃除など、ほとんど彼がやってくれています。私はズボラ過ぎてあまり気付かず、たまに彼からお説教をくらうこともあります。(夢見る夢子さん)

クチコミ

排水溝にあるのは長い髪の毛ばかりで、絶対俺のじゃなく妻のだ!と思うことがあるけれど、我慢して掃除している。(男性、28歳、埼玉県)

どこまでやればOK? ふたりで共通認識を!

「『お風呂掃除はしたのに排水溝は何もしていない』、『食器は洗っただけで拭いてない』など、中途半端はダメです。家事は周辺の雑務も含めて完結させることが大切。けれども普段からやっていないとわからない場合も。また、その家事でやるべき範囲の認識がズレていることもあるよう。『それが終わったら次はこうしてほしい』などと具体的に伝えて。どこまでやるか、家事のやるべき範囲をふたりで決められると◎です」(三木先生)

いかがでしたか?
どちらかに偏りが出ないよう、彼とふたりで家事をシェアする方法があったら知りたいものですよね。そこで、三木先生に上手に家事シェアするための方法を2つ教えてもらいました。ぜひ参考にしてみて!

不満撲滅! 家事シェアのコツ

1. 今日からできる【パラレル家事】

パラレル家事

パラレル家事とは、一緒に家にいる時間にそれぞれ別々の家事をすることです。妻や夫のどちらかだけが忙しく家事をしているとイライラの原因に……。例えば夕食の後片付けを妻がしていたら、その間にお風呂掃除を夫にお願いしよう。「〇〇していない方が△△する」を基本に、次にやるべきことを任せれば、家事全体の時短にもつながる可能性が。

2. パートナーにお任せ【プロマネ家事】

プロマネ家事

指示をしないとやらない場合、言う側の負担は大きいもの。ならばいっそのことパートナーにすべて任せる【プロマネ家事】はどうでしょうか。「玄関周り」「洗濯」などの家事担当を決め、それぞれがプロジェクトマネージャーになってする方法。やり方や頻度など、ルールはプロマネ側が主導に決めること。まるっと任された方が主体的に動きやすく、任せる側はその家事を考える必要がなくなるメリットも。

From 編集部

家事シェアはちょっとした意識や声掛けが大切!

ふたりで仲良く暮らすには、お互い無理なく家事シェアするのが一番。一方的にお願いするのではなく、パートナーを尊重しながら声を掛けたり分担を決めてみるといいかも。「ふたりでやるから家事も楽しい♪」、そんな関係づくりができるといいですね。

三木智有
Profile

三木智有 家事シェア研究家。NPO法人「tadaima!」代表理事

上手な家事シェアの方法について全国で講座を開催し、これから家事シェアを考えようとしている妻、夫をはじめ、家事について悩めるご夫婦をサポートし続けている。
http://npotadaima.com/

取材・文/高橋知寿 イラスト/チルチッタ D/ロンディーネ 監修/三木智有 構成/寺崎彩乃(編集部)

※記事内の集計結果、コメントは2018年11月実施したマクロミル会員200人へのアンケートと、記事投票に参加いただいたみなさんが回答したアンケートによるものです。
※掲載されている情報は2019年2月時点のものです

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