ウエルカムボードを用意する前に。「初めに何するの?」がわかる記事
ウエルカムボードは、挙式・披露宴会場の前でゲストをお迎えしてくれる大事なアイテム。だからこそ、どうやって準備すればいいか悩んでしまいますよね。ここでは、準備方法から手配時期、予算まで、ウエルカムボードの準備にまつわることをたっぷり紹介します!
ウエルカムボードの手配って、どんなやり方があるの?
1.プロにオーダーする
「忙しくて自作できない」、「クオリティーにこだわりたい!」という人は、業者やデザイナーなどのプロに依頼すればOK!
手配方法としては、下記のようなパターンがあります。
1)実際の店舗でオーダー
2)ネット通販でオーダー
3)手作りサイトでオーダー
2.手作りキットを購入して、自作する
「自分で一から作るのは、難しそう……」と思う人におすすめなのは、手作りキット。デザインは決まっているし、材料も揃っているので、簡単に手作りができるのが◎。
「自分でやった!」という満足感も得られるはず。
3.ワークショップに参加して自作する
「自分一人だと、上手に完成させられなさそう……」という人は、ワークショップに参加するのがおすすめ。フラワーショップやウエディングアイテム専門店などで、開催していることが多いようです。
先生が教えてくれて制作できるので、上手に仕上げられますよ。
4.自分でオリジナル制作
自分だけのデザインにこだわりたい人は、完全にオリジナルのウエルカムボードを制作するのが◎。
デザインイメージを探して、材料を買いに行って、家で自分で作業して……と苦労がある分、達成感もあります!
5.友達や親族に依頼する
仲のいい友人にお願いしたり、手作り上手の親族に頼むパターンも。
大事な人が作ってくれたら、会場の雰囲気もより温かみが増しそうです!
予算はどれくらい?
費用がどれくらいかかったのか、卒花の皆さんにアンケートを実施しました。
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1,000円未満 30.1%
1,000~3,000円未満 19.4%
3,000~5,000円未満 17.5%
5,000~10,000円未満 20.4%
10,000~20,000円未満 9.7%
20,000~30,000円未満 1.9%
30,000円~ 1.0%
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1,000円未満で制作したという人が一番ボリュームが多く、コストを抑えることも可能なようです。
自分で制作しました。100円ショップでコルクボードや装飾用の造花などの材料を買ったため、コストは抑えられました(三重県・女性)
会場のオプションで発注し、3万円程度かかりました(東京都・女性)
準備はいつスタートすればいいの?
卒花アンケートによると、挙式・披露宴の半年程度前から、どんなイメージがよいかリサーチを始め、2~3カ月前から自作を始めたり、業者へオーダーをしたという人が多いようです。
自作しましたが、挙式日の半年前くらいからPinterestで好みのデザインをピックアップして、実際に制作したのは3カ月くらい前です(神奈川県・女性)
挙式日の半年程度前から、デザインイメージを探し始め、気に入るものがなかったので自作することにしたのが5カ月前。2カ月くらいかけてコツコツと作りました(神奈川県・女性)
業者にオーダーしましたが、挙式日の4カ月前には店舗に行き、注文しました(福岡県・女性)
情報収集はどうやってするの?
InstagramやPinterestでイメージソースを探したという人が多数でした。
Instagramなら、下記のようなハッシュタグが参考になるはず!
#ウェルカムボード #ウェルカムボード手作り #ウェルカムボードdiy #ウェルカムボードオーダー #ウェルカムボードワークショップ #welcomeboard #weddingwelcomeboard
インスタで#七夕ウェディングとか、#ウェルカムボードなどと検索して参考にしました。ブログで上げている人も多かったので、アイデアを参考にさせていただきました(埼玉県・女性)
卒花のウエルカムボード制作実例を拝見!
では、ここからは実際の卒花のウエルカムボードと、費用、制作期間などのデータ、制作エピソードをご紹介します!
CASE.1 自分でオリジナル制作
ちひろさん
Q.1 どうやって情報収集した?
A.Instagramでおしゃれなウエルカムスペースを載せている卒花の方たちを参考にしました。
Q.2 予算は?
A.200円程度。
Q.3 材料はどこで調達?
A.フォトフレームとホワイトのペンを100円ショップで購入。
Q.4 制作方法は?
A.ネットでおしゃれで可愛いフリーフォントを探し、自分の書きたい言葉をWordで入力し、印刷。その紙をフォトフレームの透明な板の下に敷き、上からホワイトのペンでなぞりました。
Q.5 自作した理由は?
A.節約のため。
明日香さん
Q.1 どうやって情報収集した?
A.フラワーショップで販売されていたインテリア雑貨からインスピレーションを受けました。
Q.2 予算は?
A.3000円程度。
Q.3 材料はどこで調達?
A.100円ショップ、シモジマ、ニトリ。
Q.4 制作方法は?
A.文字はPCで印刷して切り取って貼り付けました。
Q.5 自作した理由は?
A.予算を削るために、自分たちのものはなるべくお金をかけないようにしようと決めていました。また、手作りの方が自分のイメージ通りのものができると思いました。
CASE.2 自作とプロに依頼の2バージョン制作
明日美さん
Q.1 どうやって情報収集した?
A.Instagramやインテリア雑誌をイメージソースにしました。
Q.2 予算は?
A.2つ合わせて3000円程度。
Q.3 材料はどこで調達?
A.額縁は東急ハンズで購入しました。
Q.4 制作方法は?
A.自作(写真左)のものは、前撮り写真に夫がExcelを使って文字入れし、ネットのプリントショップでボードにしました。
プロに依頼(写真右)したものは、Instagramで見つけたショップに発注しました。
Q.5 自作とプロのウエルカムボードの2つにした理由は?
A.もともとウエルカムボードを2種類飾りたいと思っていましたが、クオリティーの高いものは自作は難しく、最終的にプロに依頼することにしました。
CASE.3 プロにオーダー
真木麻夢さん
Q.1 どうやって情報収集した?
A.手作り販売サイトのCreemaを見て、ウエルカムボード制作業者を探しました。
Q.2 予算は?
A.3000円程度。
Q.3 デザインの希望イメージはどうやって伝えましたか?
A.サンプルデザインにひと目ぼれしたので、業者にお任せしました。
Q.4 価格には満足していますか?
A.自作すると印刷などのコストも手間もかかったと思いますが、この価格でプロに頼めたのでとても満足しています。
Q.5 プロにオーダーした理由は?
A.挙式後は自宅に飾るつもりだったので、作りのしっかりしたものにしたかったため。
まりもさん
Q.1 どうやって情報収集した?
A.ブログやSNS等で。たくさんの花嫁さんが利用されていて、評判のいい業者さんを選びました。
Q.2 予算は?
A.和装前撮り撮影のプランの特典になっていたので無料。
Q.3 デザインの希望イメージはどうやって伝えましたか?
A.前撮り業者さんが何種類かデザインを用意している中から選ぶ形式でした。
Q.4 価格には満足していますか?
A.前撮り撮影のプランの特典だったため、追加料金も発生せず満足しています。
Q.5 プロにオーダーした理由は?
A.プロに撮影してもらった素敵な写真を使って、プロに制作してもらうので、クオリティーも高く仕上がるため。
CASE.4 プロにオーダーしたものを自分で加工
kayoさん
Q.1 どうやって情報収集した?
A.ネットでおしゃれなウエルカムボードの制作業者を探しました。
Q.2 予算は?
A.3500円程度。
Q.3 デザインの希望イメージはどうやって伝えましたか?
A.業者が多数用意しているデザインの中から、自分好みのものをチョイス。
Q.4 プロに依頼した部分、自作した部分はそれぞれどこですか?
A.会場のイメージに合うように、額縁とポスターは、それぞれ別の業者でオーダー。100円ショップで造花を購入し、額縁を装飾しました。
Q.5 ポスターをプロにオーダーした理由は?
A.上質な用紙で、ポスターのようにクオリティーを高く仕上げたかったからです。
CASE.5 友人に依頼
中山ほなみさん
Q.1 友人に依頼した理由は?
A.夫の学生時代の同級生がデザイナーをしており、以前からその方にお願いしたいと新郎新婦で決めていました。
Q.2 デザインはお任せしましたか? または希望イメージを伝えましたか?
A.イメージを具体的に伝えました。雰囲気がわかる参考画像なども渡しました。
Q.3 制作にかかる費用はどうしましたか?
A.プロの方なので、知り合いでもきちんと購入するという感覚で、2万円をお支払いしました。
Q.4 謝礼はお支払いしましたか?
A.購入という形で代金を支払ったので、謝礼はしていません。
Q.5 友人に依頼してよかった点は?
A.オリジナル作品になったので、より思い入れが強くなりました。
ゆかりさん
Q.1 友人に依頼した理由は?
A.友人が「ウエルカムボードをまだ用意していなければ、作るよ」と声を掛けてくれました。私も過去に、彼女の結婚式にウエルカムボードをプレゼントしていた経緯があります。
Q.2 デザインはお任せしましたか? または希望イメージを伝えましたか?
A.友人から、イメージや色の好みを聞かれたので、イメージ画像をメールで送り、「ナチュラルで爽やかな青やグリーン系のものがいい」と伝えました。
Q.3 制作にかかる費用はどうしましたか?
A.費用は制作してくれた友人たち3人が負担をしてくれました。
Q.4 謝礼はお支払いしましたか?
A.私の母の知り合いのフラワーショップのワークショップに参加して作成してくれたため、こっそりいくらくらいかかったのかを裏で確認し、後日、半返し程度の贈り物をしました。
Q.5 友人に依頼してよかった点は?
A.仲のいい友人だったため、遠慮なく自分の希望のイメージを伝えられました。
From 編集部
いろんな手配方法から、自分に合ったものを選んで!
ウエルカムボードの準備のダンドリ、つかんでいただけましたか? 最近は、手配方法も自作からネットでの依頼までさまざまです。自作だったら節約になりますが、意外とプロへの依頼もリーズナブルな場合もあるので、リサーチしてみてください。
また、制作にかかる時間をきちんと考えておくのが大事です。式の数週間前に手を付けると、時間がなくて慌てることに……。
予算、デザインなどを考えながら、早めに取り組んでくださいね。
構成・文/千田あすか イラスト/安藤 直(ASTERISK)
※掲載されている情報は2018年12月時点のものです
※記事内のコメントは2018年10月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー89名が回答したアンケートおよび、全国の20~44歳女性103名が回答したマクロミル調査によるものです
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