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招待状・席札・席次表etc. 結婚式のペーパーアイテムの基本

結婚が決まったら、早速考え始めたいペーパーアイテム。ゲストのために用意するアイテムだけに、抜け漏れや不備なくそろえたいものですよね。そこで今回は、結婚式に必要な定番のペーパーアイテムを確認しましょう。

【招待状】

これがないと始まらない! ゲストを招くマストアイテム

招待状

ゲストにとってはふたりの結婚式に触れる最初のアイテム。結婚式への期待感を高め、またふたりからの思いをゲストへ伝えるためにデザインに凝ったり、手描きメッセージを添えたりする人も多い。同封のものへの印刷だけでなく、封筒への宛名書きも必要。挙式の2カ月前までに発送するため3カ月前までには手配を始めておきたい。

【作成のために同封するもの】
□本状(結婚式の日時の案内)
□返信用はがき 
□会場までの地図 
□付箋(祝辞、乾杯の発声、受付、余興などの依頼として同封)
□宿泊先の案内 ※手配している場合

【決めておくこと・必要なもの】
□ゲストのリストアップ
□ゲストの名前の正しい表記、住所を確認しておく
□祝辞、乾杯、受付、余興をお願いするゲストを決めて、発送前に声掛けしておく
□慶事用切手(封筒の重さを確認して、料金に過不足ないように注意)

<招待状DATA>

●卒花の手配先は会場や会場の提携店(一部手作りも含む)が43.4%と最も多く、次いで外部ショップ(一部手作り含む)27.2%、手作りは15.7%。

●手作り難易度 ★★★(高)
同封するものが多いので手間がかかると共に、ゲストの名前や地図、日時など大切な情報がたくさんあるため、ミスのリスクが大きい。間違えた際のコストや時間のロスを考えるとプロに依頼した方が無難。

●費用
1部当たり 平均353円

●最近の傾向
従来の長方形にとどまらず、スクエアタイプなど形状も多様化。窓のように一部が切り抜かれていたり、チケットなどをかたどったり、デザインのバリエーションも増えている。大きなリボンやシーリングスタンプ、タグなどの装飾アイテムをプラスする例も。海外パーティ風のクラシカルなデザインも人気。

招待状の前に送る「Save The Date(セーブザデート)」って?

招待状を送る前に、ゲストに「この日を空けておいてね!」と、結婚式の日程をいち早くお知らせするカード。欧米では一般的なもので、近頃は日本でも浸透し始めている。招待状に比べて、内容も形式もカジュアルな例が多い。「絶対来てほしい!」という思いを伝えたい人は、結婚式の日取りが決まった段階で送ってみては?

【席次表】

ゲストの席を案内し誘導。顔触れもチェック!

席次表

式当日、ゲストが受付を済ませた後に渡される席次表は、自分がどこの席に座るかを確認するのと同時に、どんな顔触れの人が同席しているか紹介するアイテム。そのため、ふたりが座るメイン席を上にした会場内のテーブルレイアウトと、誰が座るか肩書と名前が書かれている。席次表にふたりのプロフィールや、料理・飲物のメニューなどを合わせて載せる例も多い。

【内容例】
□会場のレイアウトと席次
□ゲストへのあいさつ文
□プロフィール
□メニュー
□プログラム

【作成のために決めておくこと・必要なこと】
□参列するゲストを決めておく
□席次を決めておく
□ゲストの名前の正しい表記を確認しておく
□ゲストの肩書を確認しておく

<席次表DATA>

●卒花の手配先は、会場や会場の提携店(一部手作りも含む)が34.1%、外部ショップ(一部手作り含む)38.3%、手作りは26.5%。

●手作り難易度 ★★★(高)
直前まで参加ゲストが決定しなかったり、席次の調整があったりすることも多いので、ぎりぎりまで修正が発生する可能性が。招待状同様、肩書や名前などをミスすると失礼になるため、確認の手間が大きいことから難易度が高め

●費用
1部当たり 平均340円

●最近の傾向
長方形の紙を三つ折りにしたタイプが定番だが、最近は紙をくるくると丸めてリボンやひも、さらにタグをプラスしたタイプも人気。ナチュラルな会場装飾に合わせてクラフト紙などのカジュアルな素材を選ぶ人も多くなっている。席次以外の構成内容はふたりのプロフィールやメニューが一般的だが、結婚式のタイムラインをかわいらしいイラストを使用して入れる例も。

受付でゲットする「エスコートカード」って?

役割は席次表と同じく、ゲストを席へ案内するためのもの。受付の近くに置いてゲストに自分の名前の書かれたカードを探してもらい、そこに席の番号や名前が記されている。お花やお揃いアイテムなどのギフトをカードにプラスしたり、ボードにかわいくデコレーションしたり、ウエルカムスペースを楽しく飾るアイテムとしても人気。

【席札】

ゲストが座る席を示し、気持ちを伝える役割も

席次

一人一人のゲストのネームプレートというシンプルな役割なので、デザインも多様でアレンジの幅が他のアイテムよりも大きいのが特徴。二つ折りのカードタイプが定番だが、ホルダーをプラスしたり、デザインも他のアイテムに比べて自由。裏面に手書きのメッセージやゲストの写真をプラスする例も多い。

【内容例】
□ゲストの名前  
□メッセージ

【作成のために決めておくこと・必要なこと】
□ゲストの名前の正しい表記を確認しておく
□メッセージを入れる場合は、内容を検討し書いておく

<席札DATA>

●卒花の手配先は、会場や会場の提携店(一部手作りも含む)が33.4%、外部ショップ(一部手作り含む)が34.1%、手作りは31.8%。

●手作り難易度 ★☆☆(低)
マストな構成要素がゲストの名前だけであるため、素材やホルダー、装飾に大きなこだわりがなければ、わりとシンプルに準備が可能。

●費用
1部あたり 平均179円

●最近の傾向
単にカードだけでなく、ホルダーを用意したり、席札そのものを紙以外の素材にしたり、特別感やギフト感のあるものにこだわる例も。他のペーパーアイテム以上に自由度が高いので、バリエーションの幅が広く、オリジナル感を出しやすい。

【プロフィールパンフレット】

ふたりのプロフィールやなれそめを紹介

プロフィールパンフ

ふたりの生い立ちや、趣味、相手の好きなところなどのプロフィールを紹介したり、結婚までのなれそめをお披露目、さらにふたりからゲストへのメッセージなどを記載したアイテム。待ち時間を楽しんでもらったり、ゲスト同士の会話のきっかけとしても活躍。ページ構成やデザインも自由なので、そこから検討すると意外に準備に時間がかかるため、早めの着手がお勧め。

【内容例】
□プロフィール
□ふたりからのあいさつ文
□メニュー表
□プログラム
□新居の案内

【作成のために決めておくこと・必要なもの】
□どんな情報を入れるか
□形状をどうするか(三つ折り、ジャバラ、ブックタイプなど)
□載せたい写真

<プロフィールパンフレットDATA>

●卒花の手配先は手作りが最も多く39.2%。次いで外部ショップが35.2%、会場や会場の提携店が23.0%。

●手作り難易度 ★★☆(中)
 どこまでこだわるかにもよるので、それによって難易度も異なる。他のアイテムに比べて、自由度が高いので手作り率も高め。

●費用
1部当たり 平均273円

●最近の傾向
旅先を記したマップや好きなお店などの趣味にまつわるものや、家系図、手作りしたウエディングアイテム紹介、前撮り写真紹介など、内容はさまざま。ふたりらしさが伝わる内容やデザインへと多様化している。

【メニュー表】

ゲストお楽しみの料理や飲物への期待を盛り上げる

メニュー表

何が味わえるかあらかじめ確認できるメニュー表があれば、料理への期待感を高めることができる。また、ドリンクはオーダー可能な種類がわかっていると、ゲストも頼みやすい。席次表やプロフィールパンフレットに記載する例が多いが、独立タイプの方がオーダーするときや提供された際など、確認したいときに見やすく、おもてなし感もアップ。

【内容例】
●婚礼料理の場合
□コースの項目(前菜・肉料理など)、メニュー名
●ドリンクの場合
□ドリンクの種類(ワイン・ノンアルコールカクテルなど)、ドリンク名

【作成のために決めておくこと・必要なこと】
□フリードリンクの場合は、ドリンクの種類
□料理のメニュー内容を決定
□料理のメニュー名
□プランナーやシェフに記載内容に間違いがないか確認

<メニュー表DATA>

●卒花は用意している? 
・料理のメニュー表 64%が用意
 手配先は会場や会場の提携店が約48%、外部ショップが約15%、手作りが約37%
・ドリンクのメニュー表 48%が用意
 手配先は会場や会場の提携店が約80.9%、外部店が約2%、手作りが約17%

●手作り難易度 ★☆☆(低)
 基本的にはメニュー内容を記すものなので、難易度は低め。

●費用
100円~500円前後

●最近の傾向
オリジナルメニューをオーダーするなど、こだわりのあるふたりは、料理のテーマや産地などを紹介することで、より特別感を演出する例も。またよりゲストが見やすくなるように、プレートのサイドにメニューが記されるようにデザインしたランチョンマットタイプもじわじわ出てきている。

From 編集部

ゲストとふたりの気持ちを繋ぐおもてなしアイテム

ペーパーアイテムにはそれぞれ用途がありますが、今回紹介したものはゲスト一人一人へ用意するアイテムであり、ゲストを迎えるふたりの思いを代弁するものでもあります。心のこもったふたりらしいペーパーアイテムの準備を、抜け漏れや誤表記なく進めましょう。

構成・文/小松七恵 イラスト/山本あゆみ
※記事内のデータは、2018年7月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー95人が回答したアンケートおよび、「ゼクシィトレンド調査2023(全国推計値)」(招待状、席次表、席札、プロフィールパンフレットの数値)によるものです。
※掲載されている情報は2019年9月時点のものです

  • 挙式3ヶ月前
  • 挙式1ヶ月前
  • アイテム検討期
  • 常識・マナー
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