スタイリスト提案! “ファッションに合わせる”結婚指輪の重ね着けアイデア4
いつものファッションとマッチする結婚指輪って、どうやって選んだらいいの? おしゃれ花嫁だからこそ陥りがちなこの難問に、 『ゼクシィ』のスタイリストたちがアンサー! 普段のスタイルやなりたいイメージの「タイプ別」に、似合うリングを本気でセレクトしてくれました。重ねることで魅力が倍増する、計算ずくのセレクトを早速チェック!
【トラッド派へ】TOMISHIGEさん提案
定番・直観・遊び心を大切に
TOMISHIGEさんは、ファッション誌やキッズ誌、広告など、幅広い分野で活躍。「一生物だから」と何年も先のことを気に掛けるより、「今の直感を信じて決断することも大切!」とアドバイス。
英国風グッドガールやパリジェンヌがお手本
チューリップをイメージしたという類いまれなエンゲージは、その有機的なフォルムとティアドロップ形のダイヤが印象的。極細アームのフルエタニティを重ねると、両者が主役でありながら互いの魅力を引き立て合うような、絶妙なハーモニーを奏で始める。
白シャツ+プリーツスカートなど、着回ししやすいアイテムを偏愛するトラッド志向の花嫁は、「甘すぎず、正統派すぎず」をキーワードに。流行に左右されないファッションだからこそ、遊び心を感じるリングを合わせることで、いつものおしゃれがアップデート!
上:E19万4400円(K18YG、ダイヤモンド)/H. P. FRANCE BIJOUX(アッシュ・ペー・フランス ビジュー)、下:M14万7960円(YG、ダイヤモンド0.27ct)/Joie de treat.(ジョア ドゥ トリート)
【オーセンティック派へ】川島ゆきさん提案
デザイン×質感の合わせ技が鍵
川島ゆきさんは、『ゼクシィ』のドレス特集でもおなじみのスタイリスト。エンゲージもマリッジも「ぜひ、毎日身に着けてほしい」と、あえてウエディングっぽくないデザインを推薦してくれました。
上質でシンプルなものを愛する大人の女性
どちらの指輪も、手仕事を思わせる質感と、静かで存在感のある佇まいが特徴。エンゲージは、女性の憧れである一粒ダイヤをエメラルドカットにすることで、上質な中に抜け感を醸している。マットゴールドのマリッジと重ねれば、ブランドが異なるからこそ生まれる、微妙な色の違いまで一つの個性に。
シンプルで上質なものを愛する花嫁には、アンティーク感のあるゴールドやマットな質感のリングがお似合い。これまでの指輪遍歴や定番のワードローブも見返しつつ、全身のバランスを取るのが成功の秘訣(ひけつ)です。そして、一見シンプルでも、立て爪や個性的なテクスチャーなど、どこかに「気分が上がる」ポイントがあるとベスト!
上:E39万7440円(K18YG、Pt900、ダイヤモンド0.30ct)/simmon(シモン)、下:M6万4000円(K18)/e.m.(イー・エム)
【モノトーン派へ】槇原亜加音さん提案
タフなリングでエッジを利かせて
槇原亜加音さんは、アーティストの衣裳を中心に、個性的でエッジの効いた着こなしを得意とするスタイリスト。「ゴツめのジュエリーは、全身コーデの引き締め役としても秀逸」と気付かせてくれる、さすが!の提案です。
洋服はあくまでシックに、落ち着いた雰囲気
ゴツめのアームにサファイアを留めたインパクトのあるエンゲージは、デザイナーが手仕事で仕上げた一点物。マニッシュなデザインのマリッジを重ねれば、お互いの存在感がさらにアップする。作り手のこだわりまで伝わってくるようなクラフト感も、年月を重ねるにつれて愛着が湧くポイント。
知的でモードなファッションを愛する花嫁は、普段からシンプルな服に存在感あるアクセを合わせることが多いのでは? だから、「ブライダル=きゃしゃなデザイン」なんて固定観念は捨て、いつも通りハードなボリュームリングを選んで正解。愛用アクセとの重ね着けもどんどん楽しんで!
左:E14万4000円(K18WG、サファイア)/iolom(イオロム)、右:M8万5000円~(Pt900)/アガット
【ボーイッシュ派へ】福崎香織さん提案
色×フォルムで叶える自分らしさ
福崎香織さんは、ストリート系ファッション誌など、カジュアルな着こなしを好むオトナ女子に大人気。ブライダルリングを普段使いのジュエリーとコーディネートする「面白さと可能性」を教えてくれるような、個性的なセレクトに注目!
クローゼットにはスポーツテイストなアイテムがずらり
爪と台座にイエローゴールドを利かせ、アシンメトリーに配したダイヤでさらなる個性を強調したエンゲージ。一方、マリッジはアームの1/3が半分の幅にへこんだデザインで、リングの組み合わせ次第で印象が変わるところも大きな魅力。2つのリングが出会うことで生まれる、唯一無二の輝きを楽しみたい。
Tシャツ&パンツなど、ラフな服装に身を包む花嫁は、ファッションの延長のように「レイヤードしたときに生まれる新しいバランス」を重視。よく見ると細部が凝っているような、個性を内に秘めたデザインが今の気分です。エンゲージとマリッジで違う色を選ぶのは勇気が要りますが、ミックスカラーは他のジュエリーとも合わせやすくておすすめ。
上:E43万2000円(K18、Pt900、ダイヤモンド約0.25ct/約0.11ct)/e.m.(イー・エム)、下:M15万6600円(K18YG)/SHIHARA Lab(シハラ ラボ)
From 編集部
ブライダルリングもファッションに合わせてコーディネートを楽しんで
ゼクシィの人気スタイリスト4名が本気で悩み、選んでくれた結婚指輪の重ね着けアイデア、いかがでしたか? 普段のファッションスタイルを意識しつつ、レイヤードを前提に選ぶだけで、「こんなに選択肢が広がるなんて」と驚いた花嫁も多いはず。大切にしまっておく“記念品”ではなく、毎日を自分らしく輝かせてくれる“宝物のリング”探しを、ぜひ楽しんでください!
Shop list
e.m.表参道店
TEL03-5785-0760
simmon
TEL03-6455-3467
Joie de treat.
TEL050-1742-0809
H. P. FRANCE BIJOUX
TEL03-5778-2022
iolom
TEL03-5799-4033
アガット
無料TEL0800-300-3314
SHIHARA Lab / シハラ ラボ
TEL03-3486-1922
取材・文/宮部真理子 イラスト/南 夏希 D/ロンディーネ 構成/可児愛美(編集部)
※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は2018年9月時点のものです
※文中の略語は以下の意味となります。E=エンゲージリング、M=マリッジリング、Pt=プラチナ、K18=18金、YG=イエローゴールド、WG=ホワイトゴールド、ct=カラット
※価格はダイヤモンドの大きさやグレード、指輪のサイズ、地金の相場によって変動することがあります
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