【卒花Movie】ゲストを飽きさせない!演出の工夫とは?
結婚式はふたりにとって人生最高の1日! 「来てくれた人みんなにも、同じようにワクワクする時間を過ごしてほしい」そんな願いを叶えた花嫁さんに、ゲストをあっと言わせる演出の工夫を聞きました。
まずは動画で挙式&披露宴の様子をCheck!
今回登場するのは、2018年4月に結婚式を終えたばかりの木村憲仁さん、恵里さんカップル。
「ゲストにも自分のことのように楽しんでほしい」という思いから生まれた演出の数々。そこには、ゲストを退屈させないための「3つのポイント」がありました。どんな式にしようか迷っている花嫁さんはぜひ参考にして!
【Point1】ゲスト参加型の演出を取り入れる
「私も立会人!」結婚証明書で祝福の気持ちが盛り上がる
受付で一人一人名前入りのピースをはめてもらい、全員で完成させた結婚証明書。自分の名前のピースが見つかると嬉しいし、全てのピースがはめられ、完成した瞬間はゲストにとっても感動ひとしお。「立会人」になることで、夫婦の誓いのシーンがゲスト全員にとって心に残るものになる。
花嫁に直撃!
大切なゲスト全員の名前が刻まれていて、みんなに支えられていると感じました。今はリビングに飾っていて、カバーにファミリールール5カ条も書いてあるので、見るたびに初心に戻れます。
ゲスト同士の一体感が高まるリングリレー
ゲストは挙式中ただ座って見守っているだけ、なんてもったいない! ふたりの誓いのリングを渡す手助けをすることでゲストも嬉しくなるはず。リングリレーのリボンを渡されたときには、ゲスト同士で「何をするの?」と会話も弾みそう。
花嫁に直撃!
全員が楽しく参加できるものを、という思いで取り入れましたが、盛り上がってよかったです。リング交換後に指輪を披露したとき、大歓声が上がり、みんなが祝福してくれました。
編集部がおすすめ! 「ゲスト参加型」挙式演出
挙式前、承認、式後とゲストに参加してもらえるシーンはたくさん! まずは受付でウエルカムツリーや結婚承認のサイン。式中ではブーケを手渡してもらうダズンローズセレモニー、結婚を承認するリボンワンズやベルの音、クラッカー。挙式後はフラワーシャワー、バブルシャワー、バルーンリリースなど、みんなの参加で印象深い挙式に!
【Point2】ゲストが思わずシャッターを押したくなる瞬間を作る
華やかなコンフェッティシャワーで盛り上がりは最高潮!
キラキラの紙吹雪が大量に舞い、「おめでとう!」と祝福が飛び交うコンフェッティシャワーは、フォトジェニックで一体感にあふれ、今注目の演出。ゴールド一色だととても大人っぽく華やかな雰囲気に。「1、2、3……おめでとうーーー!!!」の合図で、キラキラシャワーがふたりに降り注ぎ、ゲストのシャッターチャンスの到来!
花嫁に直撃!
フォトグラファーさんから「スパイダーシャワーだと驚いて体がびくっとするので、キラキラシャワーだけがいい。キスの瞬間目をつぶるときれいな写真が撮れるよ」とアドバイスがあり、その通りにしたら大正解! お気に入りの一枚になりました。キラキラシャワーは式の1週間前にAmazonで大量購入しました。
郊外のガーデンみたいな装飾にゲストもワクワク!
高砂席の周囲にも装飾を施すなど、360度どの角度からでも素敵に見えるよう配慮。テントやグリーンをふんだんに使い、まるで郊外のガーデンかテーマパークにいるよう! ゲスト同士や新郎新婦と、たくさんの写真が撮れて満足度もアップしそう。また、ガーデンウエディングのようなのに、アクセスしやすいのもゲストにとっては嬉しいポイントになる。
花嫁に直撃!
イメージ収集はピンタレストを活用し、ふたりでいいなと思うものを集めました。「ブルーグレーをベースに、地味になり過ぎないよう色みを足して」「ラスティック&ナチュラルというより、ガラスやゴールドも使ってきれいに」など細かくオーダー。理想の「屋内のガーデンウエディング」が実現できました。
編集部がおすすめ! シャッターチャンスをつくるアイデア
写真映えするコーナーは、たくさん写真を撮るゲストを飽きさせないためにも重要。ウエルカムスペースや披露宴会場内にフォトブースを作り、フォトプロップスを用意しておくと喜ばれる。プールに風船を一度浮かべて飛ばすドロップ&フライ演出や、みんなが写真を撮るケーキカットの背景をきれいに装飾するなど、演出に「写真映え」要素をプラスして、撮影を楽しんでもらおう。
【Point3】ムービーを組み合わせてよりドラマチックに!
会場が一気に盛り上がったオープニングビデオ
ふたりが入場する前にオープニングビデオがあれば、ゲストは飽きずに待ち時間を楽しめる。披露宴への期待感を高める効果も期待できそう。ふたりの個性が伝わるムービーで会場が盛り上がり、ドラマチックな入場シーンに。会場が一気に沸き立ち、大きな拍手と歓声で披露宴がスタート!
花嫁に直撃!
みんなが楽しめるようにパロディ物にしました。自分たちで歌詞やプロットを起こし、撮影シーンを決めて、後輩に撮影を依頼。音はバンドをやっている友人と音楽スタジオでレコーディング&ミキシング。テンポやカメラワークなど、とにかく「気持ちよさ」を意識して作りました。
感動の涙が止まらない、父と娘のピアノ連弾
花嫁と花嫁の父が『家族になろうよ』をピアノ連弾。そのバックには親子の思い出をつづったムービーが。ピアノ演奏にオリジナルの映像を組み合わせることで、花嫁の思いがしっかりとゲストに伝わり、より感動的な演出に。親子の絆を伝える素敵なシーンになった。
花嫁に直撃!
多くのゲストから「感動したよ」と言ってもらいました。幼い頃に父とピアノの練習をしたことは、私にとって大切な思い出。だから、父と一緒に演奏できて、また、みんなにも私の思いを知ってもらうことができて、とてもよかったです。
編集部がおすすめ! 「ムービーとの組み合わせ」演出
プロフィールムービーやふたりの退場後に流すエンディングムービーなど、シーンに合わせた映像はもはや定番。少し工夫を凝らし、演出とムービーを組み合わせて、会場を盛り上げたい。花嫁の手紙+ムービー、ラストバイト+親との思い出映像、披露宴スタート時・お開きのタイミングでのプロジェクションマッピングなど、効果的なムービーで感動シーンを演出して。
【番外編】ゲストをワクワクさせる工夫は当日だけじゃない!
みんながネットで参加できる専用WEBページ
結婚式までの時間を楽しみにしてもらい、招待状などのやり取りで負担を掛けないように、ふたりの結婚式のサイトをオープン。コンセプトや会場までのアクセス、ドレスコード、出欠の連絡ページなど全ての情報が載っていて、ペーパーレスでゲストも楽ちん! 前撮り写真をたくさん使い、ワクワクするサイトに。
花嫁に直撃!
専用WEBページでは「それぞれのコンパス(指針)を持って人生を歩いてきたふたりが、家族となって新しいスタートを切る」というコンセプトを紹介しました。WEBだと招待状も必要なく、とてもおすすめです。インスタのストーリーも使い、結婚式までのカウントダウンをしていきました。
From 編集部
たくさんの工夫でゲストと楽しい時間を過ごして
大切なゲストに、結婚式の一日を楽しく過ごしてほしい。そのためにはアイテムや演出、装飾に思いやコンセプトをたっぷり詰め込もう。楽しく一体感あふれる結婚式は、ゲストにとっても最高の思い出になる!
取材・文/竹本紗梨 構成/寺崎彩乃(編集部)
※掲載されている情報は2018年9月時点のものです。
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