【見積りCheck用】アイテム別の相場50項目!
結婚式に必要な主要アイテムの平均金額を大公開。見積りに記載されている各アイテムの金額が、世間の相場と比べてどのくらい違うかチェックすると、「この会場は総じて高め」とか、「リーズナブルなのはいいけれど、この見積りは低すぎて心配。アイテムのランクや含まれているものは大丈夫?」など、リアルな状況が見えてきます。
挙式と会場にかかる費用の相場
<挙式料・挙式演出>
●挙式料:平均37万1000円※
●フラワーシャワー:平均1万7627円
●バルーンリリース:平均3万5959円
●ブーケトス:平均6043円
挙式料は挙式スタイルで異なる上、会場によって規模も設備も音楽奏者や歌手の編成も違うため、金額の幅が大きい。
ブーケトスを花嫁が挙式で持ったもので行えばお金はかからないが、トス用として別に用意する人が多い。ブーケプルズにした場合の平均金額は8189円。これらのブーケやフラワーシャワーは自己手配して費用を抑える手もあるので、持ち込み可能かどうかの確認もしたい。
<会場費>
●会場使用料・貸し切り料:平均25万1047円
●音響照明料:平均5万7908円
●司会者:平均7万円※
●介添え料:平均2万5062円
●サービス料:平均18万830円
会場使用料は、披露宴会場の「席料」として1人単価に人数を掛けて出す会場もあり、その場合、控室料(平均3万783円)やブライズルーム使用料(平均3万1755円)が別に。
介添え料は、ヘアメイクさんが兼任してくれる場合、美容着付け代に含まれることも。
サービス料は飲食費や会場費の合計の10%が目安となり、人数が多いほど高くなる。
衣裳と美容着付けにかかる費用の相場
<衣裳>
●ウエディングドレス:平均26万6000円※
●カラードレス:平均24万4000円※
●白無垢:平均17万9000円※
●色打ち掛け:平均26万9000円※
●タキシード:平均12万9000円※
●紋服:平均9万9000円※
●母の留め袖:平均4万7901円
●父の衣裳:平均3万131円
複数の衣裳がセットになったお得なプランを利用した人も多く、衣裳総額の平均は花嫁47万9000円(平均2.3着)※、花婿17万円(同1.6着)※。
衣裳を外部で手配すると持ち込み料がかかることが多く、持ち込み料平均はドレス1着4万1309円、花婿衣裳1着2万3661円。
<ヘアメイク・着付け>
●花嫁美容着付け:平均9万9628円
●花婿ヘアセット:平均5738円
●花婿着付け:平均1万4881円
●留め袖着付け(1人):平均9878円
●ゲストヘアセット(1人):平均6367円
花嫁はヘアメイクと着付けがセットの会場が多く、お色直しが多いほど高い。
美容着付け代にヘアメイクのリハーサルまで含む会場もあるが、別だと平均2万3133円が追加に。花婿は着付け、ヘアセット、メイクに分かれている会場が多く、メイクの平均は5987円。
<ブーケ>
●ブーケ(1つ):平均3万1000円※
●ブーケのドライ加工:平均4万7000円※
ブーケ総額は平均4万7000円(用意した数は平均1.7個)※。
ゲスト関係の費用の相場
<料理・飲物>
●料理(1人):平均1万5500円※
●飲物(1人):平均4000円※
●生のウエディングケーキ(1人):平均1115円
●デザートビュッフェ(1人):平均1436円
●子ども料理&飲物(1人):平均4403円
●ウエルカムドリンク(1人):平均1329円
●乾杯ドリンク(1人):平均1044円
料理は金額が異なるさまざまなコースがあるので、おもてなしに力を入れるなら、中間ランク以上にしておきたい。
ウエルカムドリンクや乾杯ドリンクは飲物代に含む会場とそうでない会場がある。
子ども料理はボリュームが違うコースが複数ある会場も多いので、年齢に適したコースで見積りたい。
<ぺーパーアイテム(印刷物)>
●招待状(1人):平均392円※
●席次表(1人):平均390円※
●席札(1人):平均176円※
ペーパーアイテムは手配方法でも金額が異なり、会場の見積りを確認した上で、外部へのオーダーや手作りの検討をするのがおすすめ。
<ギフト>
●引出物(1人):平均5400円※
●引菓子(1人):平均1300円※
●プチギフト(1人):平均264円※
●ペーパーバッグ(1人):平均366円
引出物をゲストによって変える人も多く、その場合の平均額は親族6266円、職場関係4651円、友人3650円。
引出物の点数やお金のかけ方には地域差があるので、地元の慣習も確認して。
装飾・装花・演出・写真・映像にかかる費用の相場
<装花・装飾>
●メイン卓装花:平均7万2836円
●ゲスト卓装花(1卓):平均8436円
●ウエディングケーキ装花:平均1万670円
●テーブルコーディネート料:平均5万4294円
装花の総額は平均17万1000円※。お花で華やかにしたい人は高めに見積りを。
テーブルコーディネート料はテーブルクロスやナプキン、チェアカバーなどの費用で、それぞれが個別に料金設定されている会場も。
<演出>
●キャンドルリレー:平均3万4107円
●光の演出:平均4万9804円
●オープニングビデオ:平均4万9507円
●プロフィールビデオ:平均4万4543円
●エンディングビデオ:平均15万4275円
ビデオ代はプロに頼んだ場合の制作費。エンディングのみ、挙式・披露宴の映像をその場で編集する「撮って出し」にする人が多いため、金額が高い。上映に必要なプロジェクターの使用料がかかった人の平均は4万1084円。
<写真・ビデオ撮影>
●スナップ写真:平均21万6000円※
●ビデオ撮影:平均20万円※
●記念写真(1カット):平均1万7186円
スナップ写真はアルバムの有無やその質で金額が異なる。
記念写真を挙式日以外の日に撮る「別撮り」はスタジオ撮影で平均16万7000円※、屋外やチャペルなどで撮るロケ撮影で平均17万6000円※。別撮りは衣裳の数やもらうデータの数などで金額が違う。
From 編集部
相場はこの先のアイテム選びにもお役立ち
世間の相場を知ると、会場でもらった見積りに無理がないか分かるように。この相場はこの先、各種アイテムを決めるときの目安にもなるので、保存しておこう。
取材・文/渡邊博美 イラスト/泰間敬視
※掲載されている情報は2018年8月時点のものです
※記事内のデータの※印は「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」(全国推計値)、それ以外は「ゼクシィ花嫁1000人委員会」の平均金額によるものです
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