“少なめ装花”が今旬!先輩花嫁のおしゃれアイデア5
会場やアイテムなど、シンプル&ナチュラル人気が広がっている今、装花もお花少なめで、さまざまなアイデアをプラスするのがかわいいとのうわさ。先輩花嫁たちの実例から導き出された、少なめ装花をよりおしゃれに見せるためのアイデアをご紹介します!
アイデア1.<高さを出して>空間的な広がりを
背の高い花器を選んだり、茎を長めに残したお花を使ったり、台座を下に敷いたりなど。さまざまな方法で高さを出すアイデア。高さがあることで、花だけでなく、花器や茎、台座も装花の一部としての役割も担ってくれる。空間の広がりを味方につけられる、見映えのする装花に。
[フローリストさんからのプラスアドバイス
from flolistyotsuba永田さん]
●お花だけでは出すことが出来ない“長さ”や“高さ”は花器や小物などを使って。そうすることで伸びやかな印象に
●安定感とボリューム感をプラスするために、花器の足元にちょっとした小物をプラスしてみても
花嫁VOICE
ナチュラルな雰囲気にしたくて葉っぱを多めに1テーブル3つずつ配置。寂しくならないよう高さのある切り株をプラスしました(Miriさん/写真1枚目)
カスミソウを束ねて高さを出し、クリアの花器に入れてシンプルに飾りました。お花の可憐さを引き立たせるため、花材はあえて1種類だけに(madokaさん/写真2枚目)
アイデア2.<おしゃれ小物をプラスして>装花にアクセントを
装花に、おしゃれ小物を合わせるというアイデアも。アイテムを組み合わせることで、装花のテーブルコーデのアクセントとしての役割をさらにアップさせられる。また式イメージに合った小物を選ぶことで、目指したい世界観をより明確に表現できるというメリットも。
[フローリストさんからのプラスアドバイス
from flolistyotsuba永田さん]
●合わせる小物はテーマにしっかり合ったものを。そうすることがよりイメージを強調できるものに
●小物の数は多すぎてもNG。お花とのバランスを見て数や位置、並べ方、高さの調整を
花嫁VOICE
お花がメインよりも小物を使った方がおしゃれかなと思い、フローリストさんに相談。装花は少なめで小物を多めに使い、リゾートっぽく仕上げてもらいました(あゆみさん/写真1枚目)
予算を抑えたかったので、切り株やオブジェ、キャンドルなどを用意し、花材は最低限に。思った以上にすてきに仕上がって感激!(桃子さん/写真2枚目)
普段の服や家具の好みがナチュラル系なので、装花もカスミソウやコットンフラワーにかごを合わせて、堅苦しさがない自然な雰囲気に仕上げました。(美月さん/写真3枚目)
アイデア3.<こんもりとまとめて>ボリューム感をポイントに
装花をドーム型にふんわりまとめるアイデア。お花を小山のようにキュッとひとつにまとめてボリューム感を出すことで、パラパラ感をなくし、テーブルのワンポイント的な装花に。このようなデザインであれば、テーブルに“置く”ことで、テーブルコーデとの一体感も楽しめる。
[フローリストさんからのプラスアドバイス
from flolistyotsuba永田さん]
●テーブルクロスの色や素材感など、装花周りとの繋がりを意識することでより完成度の高いものに
●よりまとまり感のある仕立てにするには、花材の下にお皿などを敷くのも◎
花嫁VOICE
落ち着いた赤のテーブルクロスに合わせ、暖色系でまとめた、ブーケのようなデザイン。和婚だったので深いグリーンの葉っぱをプラスしてキリっとした雰囲気に(ariaさん)
アイデア4.<透け感素材をプラスして>きらめく光を味方につける
ガラスの花器や水、ミラーなど透明感のある素材をプラスするアイデア。窓から降り注ぐ柔らかい日光や照明などのきらめく光も味方につけることで、花材一つ一つの色みやディテールが引き立つ。透明な水でなく色水にして、水の色で華やかさを足すという仕立てもこのアイデアならでは。
[フローリストさんからのプラスアドバイス
from flolistyotsuba永田さん]
●色水を使う場合は、装花とは反対色を選ぶとイメージをより鮮明に表現できる
花嫁VOICE
ガラス張りの会場に合わせグリーン多めでナチュラルな雰囲気に。花器の水は薄ピンクにして透明感とかわいさを両立させています(eripyon0924さん/写真1枚目)
海をテーマにしたウエディングだったので、ブルーの水に浮かべる装花に。夏らしくひまわりもプラスして色鮮やかに(えりかさん/写真2枚目)
緑に囲まれた光がたっぷり入る会場の雰囲気を生かし、装花はクリアな花器を使いシンプルに。爽やかにまとめました(みゆきさん/写真3枚目)
アイデア5.<縦のラインで繋いで>まとまり感とボリュームを
小分けした装花をメイン装花周りに並べたり、テーブルライナーなどを組み合わせることで縦のラインを出して飾るアイデア。縦に繋ぐことで、こじんまりとした装花でも世界観をグッと上げることができる。
[フローリストさんからのプラスアドバイス
from flolistyotsuba永田さん]
●装花×ライナーで縦のラインを出す場合は、添えるナプキンや小物などを同色系にするとよりまとまりのある仕上がりに
●装花×小物の組み合わせでラインを作る場合、あえて反対色を選ぶとインパクトのあるものに
花嫁VOICE
切り花を使った装花の周りに、小さなキャンドルを配置し、色はピンク×ホワイトのカラーリングで統一。縦のラインで一体感を持たせながらも、高低差を付けたことで変化が付きました(すちさん/写真1枚目)
イエローの花材が引き立つように、ブルー×白の爽やかなテーブルライナーをプラスしました。ストライプ柄にしたことで縦のラインが強調されまとまり感がアップ(恭子さん/写真2枚目)
From 編集部
少なめ装花だからこそできる、よりすてきになるプラスアイデア♪
アイデアをプラスする余白があり、派手過ぎない抜け具合と、リラックス感があるのがこの装花スタイルの良いところ。シンプルだからこそ、会場の光や窓からの景色も含めて考えると、よりすてきに仕上がるから、気になるアイデアが見つかったら、ぜひフローリストさんに相談して!
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@floristyotsuba
http://www.floristyotsuba.com/
取材・文/滝 紀子 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のコメントは2018年7月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー42人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2018年8月時点のものです
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