親世代のホンネ調査 「仏滅に挙式してもいい?」
結婚式の日取りを決めるのに「六輝」気にしていますか?「特に気にならない」「仏滅じゃなかったらいいかな」など、ふたりの意見はあると思うけれど、親の考えも気になるところ。親世代に「六輝についてのホンネ」を取材しました。
親世代の約半数が六輝を気にしている
調査の結果,半数以上の人が「子どもの結婚式で六輝は気になる」と回答。意外なことに50代、60代、70代と世代が違っても、ほぼ似た結果となった。避けてほしい六輝1位は「仏滅」。六輝の中で凶の日とされ、意味はよく知らなくても「結婚式では避けてほしい」という意見が多かった。2位は「赤口」。赤という字が付くため火や刃物に注意し、正午だけは良い日とされている。3位は「先負」。一般的に午前中は凶、午後は吉といわれる日。1位の仏滅以外は少数だけど、気になる人にとっては「避けてほしい」という結果に。
親世代はどうして六輝が気になる?
六輝を気にする理由はまさに親心。1位は「子どもの幸せを願って」だった。六輝を普段から気にしているというよりは「少しでも縁起のいい日に結婚してほしい」と思ってのこと。2位は「伝統的なものだから」大安などお祝い事にふさわしいといわれる日に式を挙げてほしいという回答。親世代でも気にしない人は多いが、4位「親戚など周りの目」など、子ども夫婦が周りから何か言われないよう心配している親もいた。
自分の子供の結婚式、親のホンネはこれ!
「仏滅は避けてほしい」「できれば大安」という本音も見せつつ、「子どもが決めたことなので反対しない」という意見が多数派だった。「好きにしていいよ」と言っている親も、実は希望があるのかも? 式の日程を決める際に親の意向を確認し、もし気にしているようならその日を選んだ理由をきちんと話して分かってもらおう。
結婚式の日取り、失敗しないためには?
先輩花嫁に聞いてみると「親も自分たちも特に気にしなかった」という意見が多い半面、「どちらかの親が気にしていたので、日程を変更した」「自分たちは六輝にこだわりはないが、今後のお付き合いを考えて意見を聞いた」という声も目立った。「子どもの方から親の意見を聞く」「候補日がいくつかあるなら、縁起がいいといわれている日を選ぶ」などが失敗しないポイント!
こうしてうまくいきました!
事前に、大安より仏滅の日の方が何十万円もお得らしいよ~などと話を振り、どんなリアクションをするか探りました。両親が私たちをしっかり教育していないと親戚から思われるのが嫌だったので、両親以上に祖父母や親戚がどう思うか、両親に相談しました。大安ではないけど比較的良い日を選び、何か言ってくる人はいなかったです。(もずくさん)
父は「六輝は気にしない」と言っていましたが、母は「大安か友引がいいんじゃない」とぼそっと言っていました。「大安の日にしたよ」と伝えたら、「やっぱり大安がいいよ!」と父。大安にして良かったと思いました(笑)。(にょろにょろさん)
私の母が意外と気にしていて、顔合わせやお祝いを頂くのは縁起のいい日や時間帯を選ぶべきだと言われました。気持ちや風習も大事だと思うので、招待状は縁起のいい日に送るように心掛けましたが、海外婚なので挙式日は特にこだわりませんでした。(あいめいさん)
ここにも注意して!
結婚式の日取りを気にする親なら、結納や引っ越し日、婚姻届の提出日なども気にする可能性が高い。ふたりの記念日など、どうしてもその日にしたいならきちんと説明した方がいいし、特にこだわりがないなら親の意見を取り入れる方法も。
From 編集部
親のホンネを知って決めよう
親子関係が良好でも、意外と知らないこともある。結婚が決まりそうなタイミングで、雑談として「大安や仏滅って気にする方?」とさりげなく聞いておくと失敗なし。親の気持ちも尊重して、結婚式の日取りは事後報告せず相談しながら決めていこう。
文/竹本紗梨 イラスト/ユリコフ・カワヒロ D/ロンディーネ 構成/小田真穂(編集部)
※掲載されている情報は2018年9月時点のものです
※記事内のデータおよびコメントは2018年7月に実施した「Raicoゼクシィコミュニティ」で64人が回答したアンケートおよび「マクロミル」会員156人が回答したアンケートによるものです。
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