ゲストにWOWがある「2着目ドレス」の選び方
メインの白ドレスが決まったら、考えるのは「2着目ドレス」。お色直しもゲストに見せる演出の一つだからこそ、「いい意味でゲストの期待を裏切りたい!」と考えている花嫁さんのために、Instagramでリサーチした、“上手に変化をつけてゲストからも褒められた花嫁さん”の2着目ドレスをご紹介。その選び方のコツをぜひ参考にしてみて!
スタンダードなワントーンに対して“柄やツートン”で遊び心を効かせて
“セミオーダーで叶えた”ツートンドレスに「斬新で良い!」との声多数
@shiho_abeamさんは、1着目のスレンダーなウエディングドレス(写真3枚目)とはガラリと雰囲気を変えた、ツートンのプリンセスラインドレスをセレクト!
Q.2着目ドレスを選んだ決め手は?
A.「ドレスの形と色ですね。このドレスは、セミオーダーで自分の好きな色に変更できたのでかなりお気に入りな仕上がりになりました。形は、バックスタイルが変わっていてかわいいんです」
Q.スタイリングで工夫したポイントは?
A.「スタイリングは、信頼しているbrillant mariさんにお任せしました。ドレスが、グリーンだったので、ブーケやヘッドパーツもグリーンを多めにしていただきました。ブーケやヘッドパーツは、ツートンドレスのグリーンと淡いピンクがベースになっています」
バックスタイルがボリュームも長さもあるので、ゆるくウエーブのかかった髪をまとめたダウンポニーテールが相性抜群ですね!
大人花嫁にもしっくり。“花柄プリントドレス”というゲスト想定外の選択肢
@nekono_anさんは、1着目のシンプルでエレガントなウエディングドレス(写真3枚目)とは異なり、華やかさのある花柄ドレスをチョイス!
Q.2着目ドレスを選んだ決め手は?
A.「30代の結婚式なので、キラキラ華やかなイメージは控えたいと考えていました。そこで出合ったのが、ドレスショップでひっそりと主張していたジャルダンの花柄プリントドレス。試着したところ、肌とのマッチも想像以上で即決してしまいました!」
「花柄に総レースのデザインは、華やかさもありつつ、生地に光沢がないので落ち着きさも感じられたので、私のイメージする結婚式にぴったりでした」
Q.スタイリングで工夫したポイントは?
A.「ドレスが花柄な分、ヘッドパーツには、花を使わずゴールドの小枝をチョイスして、華やかさをプラスしました。ブーケもクラシカルな雰囲気にすることで、ドレスを引き立てるようなスタイリングにしました。ゲストからも「見たことない!」と驚きの声が聞けたのもうれしかったです」
2着目だから。“ドレスのフォルムチェンジ”でゲストの印象もチェンジ
“ロングドレス→ミニドレス”でゲストの度肝も抜く!
@yumikoyagiokaさんは、1着目のクラシカルなロングドレス(写真3枚目)とは打って変わって白のミニドレスをセレクト。結婚式は夏に行われたので、足元が見えると軽やかになるミニドレスを選んだとか。
Q.2着目ドレスを選んだ決め手は?
A.「実は、主人のお色直しの衣裳がウサギの着ぐるみだったんです。だから、隣に立つ私は、ポップな方がいいかなと思ったのも、ミニドレスを選んだ理由です。お色直しでミニ丈のドレスを選ぶ人は珍しいので、ゲストにも驚いてもらえるかなとも思いました!」
Q.スタイリングで工夫したポイントは?
A.「足元が見えることがポイントなので、ウエディングシューズにはこだわり、お気に入りのシューズを用意しました。ブーケは、花をモチーフにしたドレスに合わせてクラッチバッグ形のブーケにしたんです。そのまま持つことも、腕から下げてもOKな長さの持ち手にしたので、ポージングに変化を付けられて良かったです」
“マーメイドから女神へ”ドレスで雰囲気チェンジ
ウエディングドレスはマーメイドスタイル(写真3枚目)を選んだ@yui.anadaさんは、2着目では甘くなりすぎない白とグレーのグラデーションのカラードレスをセレクト。
Q.2着目ドレスを選んだ決め手は?
A.「もともと私服では花柄やピンクの服などが苦手で着ないんですよね。だから、カラードレスも甘くなりすぎない、でもかわいいものを着たいと考えていました。そこで、1着目とはシルエットを変えたくて、ふんわりとしたドレスを選んだんです」
Q.スタイリングで工夫したポイントは?
A.「イメージは女神でした。あえてヘアはダウンスタイルにしました。ヘッドパーツも花ではなくグリーンにすることで甘さを抑えています。ブーケも自然カラーのものを選びました」
“Aライン→マーメイド”にチェンジ。潔いノーアクセスタイルが印象的
2着目にマーメイドのウエディングドレスを選んだのは、@tomatochan_wdさん。カラードレスではなく、あえて白のマーメイドをチョイス。
Q.2着目ドレスを選んだ決め手は?
A.「カラードレスが自分では似合わなかったというのもありますが、周りからマーメイドドレスを着てほしいという声があったのもあり、早くから2着目はマーメイドに決めていました」
Q.スタイリングで工夫したポイントは?
A.「1着目は、Aラインのドレス(写真3枚目)で髪もアップスタイルでした。ミカドシルク素材だったので、パリッとした素材感がありクラシックな雰囲気。なので、2着目のマーメイドのときは髪はダウンで、柔らかくエレガンドな雰囲気のコーディネートにしました。あえて、ネックレスやヘッドパーツをしないで、大ぶりな揺れるピアスだけにしたのもポイントです」
同じトーンのカラーを選んでも、ドレスのフォルムを変えるだけでゲストの反応は全く変わってくるんですね。同じカラーでドレスを選ぶときには、ドレスのフォルムチェンジを意識してみるといいかも!
“ドレスの素材をチェンジ”花嫁の印象が180度変わる!
“パリッとした素材→柔らかな素材”で印象チェンジ
素材を変えてゲストを驚かせたのは、@yuzuki08さん。もともとシルクのようなパリッとした素材が好みだったそう。
Q.2着目ドレスを選んだ決め手は?
A.「2着目は、ウエディングドレスとの差を見せたいと考えていたのですが、なかなか決まりませんでした。幾つか回ったドレスショップで、『自分が好きなものより、自分に似合うドレス』と出合えました。ひと目ぼれのような感覚で、それまで悩んでいたのがうそのようにしっくりきたのを覚えています!」
Q.スタイリングで工夫したポイントは?
A.「ナチュラルテイストの式場だったので、ドレスをベースに式場とのバランスを考えてコーディネートしました。髪はアップスタイルにして、ヘッドパーツも耳より上の位置に。優しい柔らかいドレスなのですが、ウエストラインがしっかり出るタイプだったので、ドレスのふんわり感とは対照的にすっきりとした感じが出せるようにしました」
友人からも好評価!“レースと刺しゅうで”別顔に!
@takimari_wdさんは、1着目も2着目も花柄がポイントのドレスを着用したそう。落ち着きのある白のレース(写真3枚目)とは異なり、ボレロパーツの刺しゅうは華やか! 2着目ドレスは、ドレスショップの方におすすめされて出合ったドンピシャドレスだったそう。
Q.2着目ドレスを選んだ決め手は?
A.「普段の私服では赤や緑などの明るい色を着るタイプなのですが、青みのピンクを選ぶなんて自分でも想像してなかったです。肌なじみが抜群なことと、青い花が目を引くのが気に入って最終的に決めましたね」
Q.スタイリングで工夫したポイントは?
A.「ヘアスタイルは、ボレロなので首回りをすっきりさせたいのと、背中がV開きなのできれいに見せたいなと思い、おだんごヘアに! また、青みピンクを目立たせたかったのと新郎のイメージカラーをブルーにしたかったので、ブーケ・ヘッドピースはブルーやパープルのお花で統一し、さらにイヤリングも青い石のものを選びました」
From 編集部
2着目はチェンジでチャレンジ!
2着目のドレスは、定番のカラードレスだけが選択肢ではありません。
あえて白を選んでみたり、他の人とはかぶらないカラーに挑戦してみたり、今までの自分のイメージと異なるカラーや素材にトライして、1着目とは別の楽しみ方をぜひ見つけてみてください。固定観念に囚われず、まずは試着にチャレンジしてみて!
取材・文/横山智世
※掲載されている情報は2018年7月時点のものです
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