ワーキング花嫁の結婚準備「私たち、コレで乗り切りました！」

▼準備期間中のみんなの1日の仕事時間は？

上のグラフは、先輩ワーキング花嫁が結婚準備中に1日何時間仕事をしていたのかを聞いたもの。最も多いのが「8時間」（38.6％）。それ以上の人たちと合わせると、約8割ものワーキング花嫁が、1日の3分の1以上の時間を仕事に費やしていたことになります。

さらに睡眠や入浴、食事の時間を引くと、プライベートな時間はごくわずか。そこから結婚準備の時間を捻出するとなると、効率よく進める工夫が必要ですよね。では、早速ワーキング花嫁の先輩たちが結婚準備をどう効率的に乗り切ったのか、実態を紹介していきましょう。

乗り切りワーキング花嫁１：hanaさんのケース

遠距離恋愛だったhanaさん。会場からも家が離れているので、事前に下調べをし、有給休暇を利用して、できるだけまとめて会場見学をしました。その数はなんと1日5会場だったこともあるそう。「人気の季節には早く会場が埋まってしまうので、１年半前に会場の予約をしました」

会場が決まった後も、打ち合わせの回数を絞って効率的に。「疑問に思ったことなどは思いついたときにメモしておき、打ち合わせの際に一度に聞けるようにしておきました」。回数は少なくても、一回一回の内容を濃厚にすることで有意義な打ち合わせになったそうです。

結婚式当日まで逆算し、月ごとにやることを決めて書いておいたのもポイント。やることをリストアップし、落ちがないように気を付けました。（hanaさん）

乗り切りワーキング花嫁２：片瀬稚子さんのケース

彼と休みの予定が合わない状況で結婚準備を進めた稚子さん。会場見学も親あいさつも、ふたりの予定が合うところがなかなか見つからず、調整に苦労しました。そのために半休を取ることもあり、仕事のやりくりも大変に。そこで「事前にWEBなどで会場の情報をリサーチし、自分たちの好みを絞った上で最小限の件数に抑えました」

会場が決まってからは「ふたりの予定を無理に合わせようとせず、別行動も増やしていきました」。例えば衣裳決めは新郎・新婦別々で、装花の打ち合わせは新婦だけでなどと工夫。「お互いの衣裳決めに同席しなかったことで、当日お互いの衣裳を初めて見るという、素敵なファーストミートにつなげることもできました」

平日は仕事の繁忙期に当たり、あまり時間が取れず、打ち合わせ、アイテム作成、メイクリハーサル、エステ通いなど、すべて休日に押し込みました。その結果、平日も休日も休む暇がなく、疲労がたまっていくハメに。こだわりのない部分は、ネット通販を利用して済ませました。（稚子さん）

仕事をしながら結婚準備を乗り切った先輩たちの工夫はまだまだたくさん。一部をご紹介します。

●お義母さんにも協力要請
プロフィール映像用に彼の小さい頃の写真が必要なときなど、彼に頼んでもなかなか実家に連絡してくれないので、私から直接お義母さんに連絡。次に実家に行くときまでに探しておいてほしいと協力を頼みました。いい写真が手に入ったし、甘えてくれるお嫁さんとしてかわいがってくれるようになりました。（みくりあさん）

●ゲストに左右されない準備を優先
ゲストを選び、招待状を出し、返事が戻ってきたら引出物や料理のことも考えないといけないなど、後半はゲストに左右される準備が目白押し。なので、プロフィール映像の制作など、ゲストに左右されない準備を早めに進めておきました。（nanaさん）

構成・取材・文／前川ミチコ　イラスト／本田佳世
※掲載されている情報は2018年6月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは、2018年4月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー88人が回答したアンケートによるものです

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