【卒花200人に聞きました】中座演出、誰とした?どうだった?ランキング!
中座・エスコート演出は、大切な人と特別な時間を持てるなどの理由から人気ですが、誰にお願いしようか、悩ましいですよね? そこで今回は中座・エスコート演出を行った約200人の先輩花嫁に、誰に、どんな理由でエスコート役をお願いしたのか聞いてみました。悩み中の花嫁さんはぜひ参考に。
【中座・エスコート役指名1位】母
挙式では披露できない母子の2ショットを
中座・エスコート役でもっとも多かったのは、「母」。「挙式は父にエスコートをお願いしたので、披露宴では母に参加してもらいたくて」、「一番感謝を伝えたい相手なので」などの思いから、披露宴中座でのエスコートを中心にお願いしていた。新郎の場合は特に母を選んだ人が多数。「今までの感謝を伝えたい」、「母と手を繋いでいた子どもの頃の思い出の再現を」などが理由に挙げられた。
エスコート、お願いしました!
新郎新婦とも、それぞれの母にエスコートをお願い。わたしの母自身の結婚式で流さず後悔したという曲を流しながら、いっしょに中座することが夢だったので、それを叶えることができ感無量でした(美鈴さん)
新郎の父は披露宴でのあいさつ、新婦の父はバージンロードをいっしょに歩いて出番があったけれど、母はなかったので新郎新婦ともにそれぞれの母と中座しました(りんごさん)
[写真1枚目]nanaさん [2枚目]由紀さん [3枚目]はるかさんの彼の、母との中座・エスコート演出の様子
【中座・エスコート役指名2位】父
花嫁の憧れ! 父と歩くバージンロード
教会式での定番演出、挙式入場でエスコートをお願いする花嫁が多いということもあり、2位は「父」という結果に。教会式だけでなく、人前式でも父のエスコートで入場をしたという花嫁も。神前式の場合は、「自分自身や父の夢を叶えたい」と、披露宴でのお色直し再入場やウエルカムパーティなどでエスコートをお願いしていた。父にエスコートされての入場、人気の様子!
エスコート、お願いしました!
神前式と迷いましたが、父とバージンロードを歩くのが夢だったので教会式に。父のエスコートで挙式入場をし、夢が叶いました(かんくみさん)
神前式の入場は母に手を引いてもらったので、父にはバージンロードを歩く代わりに披露宴再入場のエスコートをお願い。中座の退場は両親と手を繋いで、感謝を伝えました(ももさん)
[写真1枚目]麻夢さん [2枚目]sanaさん [3枚目]ももさんの、父との中座・エスコート演出の様子
【中座・エスコート役指名3位】きょうだい
きょうだいの仲の良さをお披露目
3位は「きょうだい」で、披露宴の中座をメインにエスコート役をお願い。きょうだいが複数の場合は、みんなでいっしょに中座というパターンも目立った。「小さい頃から一番仲がいい人をお披露目したかった」、「きょうだいに直接感謝を伝えられる貴重なタイミングだから」などの理由で、大好きなきょうだいと過ごせる時間を作っていた。
エスコート、お願いしました!
花嫁の手紙は親への言葉のみにしたので、兄にも感謝の気持ちを伝えたくて中座のエスコートをサプライズ指名。このとき司会者さんに兄へのメッセージを代わりに読んでもらいました(みわさん)
兄と姉といっしょに退場しました。母に、三きょうだいで手を繋いでいる場面を見てもらいたいという願いを叶えられてよかったです(かすみんさん)
[写真1枚目]CHISAさん [2枚目]ほなみさんの、きょうだいとの中座・エスコート演出の様子
【中座・エスコート役指名4位】祖父母
式に参列してくれた祖父母への感謝を
4位は「祖父母」。「幼い頃からかわいがってくれた感謝を伝えたくて」「尊敬する祖父母をゲストに紹介したかった」などのコメント多数。また父方・母方両祖母と3人で、両家の祖父母と5人でなど複数人で中座というパターンも。指名の際にプレゼントを手渡したり、ともに歩いてゆっくり話をする機会としても選ばれていた。
エスコート、お願いしました!
父方・母方の両祖父にお願い。実年齢より若々しく見える96歳と83歳の元気なおじいちゃん二人に囲まれて、幸せな時間を過ごすことができました(茜さん)
母のようにお世話になった祖母にお礼をしたいと思い、中座エスコートをお願いしました。感謝の思いを手紙演出の際に読んでもとも思いましたが、長くなってしまうと思いエスコートに。祖母も喜んでくれたのでやってよかったです(ちぇりーさん)
[写真1枚目]まなぱんださん [2枚目]真紀さん [3枚目]あゆみさんの、祖父母との中座・エスコート演出の様子
【中座・エスコート役指名同5位】友人、めい・おいなどの親族
普段身近に接している関係の深い人たちと中座を
5位はほぼ同数で「友人」と「親族」がランクイン。友人では、親友やふたりのキューピッド役、ブライズメイド、部活・サークルの仲間など関係が深い相手に依頼する傾向に。新郎は友人グループと大勢で退場したり、担がれて運ばれるなんてユニークなパターンも。親族では、ダントツでおいっ子・めいっ子が人気! お色直し中座のほか、人前式でのフラッグボーイ&ガールとしても活躍していた。
エスコート、お願いしました!
本当に大切に思っていることを伝えたくて、小学校時代からの友人に中座エスコートをお願い。新郎は遠方から来てくれた感謝を込めて、海外と北海道から出席してくれた友人二人と中座をしました(真由美さん)
新郎は生まれた時からかわいがっているおいっ子、めいっ子と。わたしも生まれた時からお世話になっている伯母と中座をしました。いい思い出になってよかったです(美和さん)
[写真1枚目]あいみさんの彼 [2枚目]はむちゃんさん [3枚目]優紀さんの彼の、友人や親族との中座・エスコート演出の様子
【中座・エスコート演出まとめ】複数人と、さまざまなシーンでふたりらしく
大切な人は1人だけじゃない! 1回では収まらない!?
ここからは、6位以下も含むアンケート全体から見えてきた新しい中座・エスコート演出の傾向をご紹介!
●人数……誰か1人ではなく、複数人と
●シーン……披露宴中座をメインに、入場や再入場などさまざまなシーンで
●エスコート役のバランス……新郎新婦で人数や関係性は揃えずそれぞれ大事な人に
まずは人数。「母と妹、祖母の4人で」、「家族全員で」、「両家の母と」など、複数人での入退場が実は多めという傾向が。「エスコート役を1人に絞るなんてできない!」なんて花嫁の声が聞こえてきそう。
シーンとしては、披露宴入場や再入場でもエスコート演出を実施したという人が約3割も! 「父方・母方の両祖母とお色直し中座をして、再入場はきょうだいと」など、エスコート演出の増加とともにシーン別にエスコート役をお願いしているという状況も見えてきました。
また「お色直し中座は友人2人といっしょに、彼は恩師と」など、新郎新婦で相手役の人数や関係性を揃えるパターンは少なめな様子。また「挙式入場は父と大好きな祖父の3人で」など、定番演出の相手や人数をアレンジしたという花嫁も。先輩たちはエスコート演出の機会をふたりらしくアレンジ、大切な人との時間を作っていました。
エスコート、お願いしました!
家族がテーマの式だったので、父、母、妹、私の4人で手を繋ぎ退場しました。そのまま家族揃っての写真を撮ってもらえたのがうれしかったです(まなさん)
父方・母方の祖母2人といっしょに中座。ずっとかわいがってくれた感謝を伝えました。新郎はかわいいおいっ子、めいっ子と退場。「大好き!」と言われてとても喜んでいました(あいみさん)
ゲストに楽しんでもらえるよう、中座演出は2回実施。1回目は新郎新婦ともにそれぞれの母とサプライズで中座。2回目は弟&妹と。新郎はシャンパン演出で当たった友人といっしょにと工夫をしました(ふゆさん)
[写真1枚目]富貴子さんのお色直し中座は家族みんなで [2枚目]yukaさんの彼は母と90歳の祖母と [3枚目]桃子さんの挙式入場は父と祖父と3人で
もっとも多く中座・エスコート演出を実施していたのは……
<披露宴でのお色直し中座>
アンケートによるとエスコートをお願いしたシーンでもっとも多かったのはダントツお色直し中座で、およそ9割が取り入れていた。次いで挙式入場、披露宴再入場、披露宴入場という結果に。乾杯やケーキ演出で場が和んだ頃、中座のアナウンス→サプライズなどで指名→エスコート……と、式の流れ的にもスムーズなお色直し中座シーン。エスコート演出を考えているなら、まず中座シーンをメインに考えてみて!
From 編集部
中座・エスコート演出で叶う、大事な人との特別な時間
大切な人との特別な時間を持てるだけでなく、その人を大事に思っているという気持ちも伝えられるすてきな演出、中座・エスコート演出。今回紹介した先輩たちの写真を見ても分かるように、ふたりはもちろん、エスコート役を務めてくれるゲストも結婚式ならではの輝きの表情を見せてくれる魔法の時間! この機会に自分にとって大切な人は誰か、それはなぜなのかじっくり考えてみて。そして、当日とっておきの時間を♪
取材・文/竹本紗梨 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のデータおよびコメントは2018年2月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー191人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2018年3月時点のものです
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